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東京芸術劇場 Presents ブラスウィーク 2019

ブラック・ダイク・バンド

ブラック・ダイク・バンド

日程
2019年10月31日(木) 19:00 開演(ロビー開場18:00)
会場
コンサートホール
曲目
ジェームズ・ケイ/クイーンズバリー
ジュゼッペ・ヴェルディ(ライト編曲)/歌劇『運命の力』序曲
パーシー・コード/ゼルダ(コルネットソロ:リチャード・マーシャル)
ジェローム・カーン(フリー編曲)/オール・マン・リヴァー(キットソロ:マシュー・リグ)
ピーター・グレイアム/バリトンのための協奏曲(バリトンソロ:カトリーナ・マーゼラ)
ブルース・ブロートン/ヒーローズ
* * *
ポール・ロヴァット=クーパー/ウォーキング・ウィズ・ヒーローズ
ピエール・コルネイユ(スネル編曲)/ル・シッド
フレッド・イネス/シー・シェルズ(トロンボーンソロ:ブレット・ベイカー)
ホアキン・ロドリーゴ/アランフェス協奏曲(フリューゲルホーンソロ:ゾイ・ロヴァット=クーパー)
アンディ・スコット/竜の巣(ドラゴンズ・デン)(ユーフォニアムソロ:ダニエル・トーマス)

ピーター・グレイアム/『キャッツ・テイルズ』より
「カタロニア」
(ソロ:ゾイ・ロヴァット=クーパー、シボーン・ベイツ、アリソン・チャイルズ、
サミー・ラトゥス)
「キャットウォーク」
「スキャット」
(ソロ:リチャード・マーシャル、ブレット・ベイカー、ローガン・ハートレイ)

ピーター・グレイアム/シャイン・アズ・ザ・ライト
出演
指揮:ニコラス・チャイルズ(音楽監督・首席指揮者)
演奏:ブラック・ダイク・バンド
司会:朝岡聡
プロフィール
ニコラス・チャイルズ(ブラック・ダイク・バンド音楽監督・首席指揮者)
Nicholas Childs, Music Director & Chief Conductor

© 堀田力丸

世界のブラス・バンド界の重鎮。指揮者、指導者、先駆的な録音の制作者として、国際的に知られている。ブラック・ダイク・バンドの首席指揮者兼音楽監督という現在の職に就任してからは、新曲の世界初演、録音等の活動が際立っている。指揮者としてこれまでに全英ブラス・バンド選手権で6回全英国チャンピオンを獲得している。それは、2001年、04年、08年、09年、14年がブラック・ダイク・バンドを率いてのものであり、1999年がフォーデンズ・クルトワ・バンドを率いてのものである。さらに、ブラック・ダイク・バンドとは、ブリティッシュ・オープン・ブラス・バンド選手権で2005年、06年、14年に優勝し、ヨーロピアン・ブラス・バンド選手権で2005年、12年、15年に優勝している。2009年6月には、ブラック・ダイク・バンドを率いて、彼にとって初めてとなるイングランド(イングリッシュ・ナショナルズ)選手権で優勝し、その後、11年、12年、13年にも優勝を重ねた。この他にも、スウェーデン、フランス、スコットランド(4回)、ウェールズ(3回)、ノルウェー(5回)の各ナショナル選手権での優勝がある。さらに、リーズ・メトロポリタン大学からは、2006年に名誉博士号を授与され、2008年には教授に任命された。また同年、ロンドン市の名誉市民「フリーマン・オブ・ザ・シティ・オブ・ロンドン」の称号を授与された。近年、王立ノーザン音楽大学の教授に任命され、同大学の学長、リンダ・メリック教授は、「音楽業界に際立った貢献をされたニコラス・チャイルズ氏に、教授という役職を引き受けていただけたことを、私たちは大変光栄に思っています。そして、王立ノーザン音楽大学に新設されたフィリップ・ジョーンズ・ブラス・センターを拠点にブラス・バンド教育を充実させるにあたり、彼と共に活動することを楽しみにしています」と述べた。

ブラック・ダイク・バンド The Black Dyke Band

© 堀田力丸

1855年創立。その前史としては、1816年、ピーター・ワートンが、ヨークシャーのクイーンズヘッド(現在のクイーンズバリー)に、金管楽器と木管楽器によるバンドを設立。後に「ブラック・ダイク・ミルズ・バンド」の創設者となるジョン・フォスターは、このワートンの設立したバンドのフレンチ・ホルン奏者であった。1833年になると、「クイーンズヘッド・バンド」という名の新しいバンドが結成された。このバンドクイーンズヘッド・バンドは、1838年から1843年にかけて団員18名を擁していたと伝えられている。ブラック・ダイク・バンドは、2005年9月15日に創設150周年記念日を迎え、この時ロイ・ニューサム博士の著した「ゴールデン・イヤー:ブラック・ダイク150年の歴史」という書籍の出版、3枚組のCDセット「ジュエルズ・イン・ザ・クラウン」をリリースした。ブラック・ダイク・バンドは、世界で最も多くの録音をおこなっているバンドで、すでに350枚を超えるディスコグラフィーは、年々さらに増加を続けている。また、同バンドは、世界で最もコンテストで成功を収めているバンドでもある。これまでに、ヨーロピアン・ブラス・バンド選手権で13回、ブリティッシュ・オープン・ブラスバンド選手権で30回、全英ブラス・バンド選手権で20回以上の優勝実績がある。また、イングリッシュ・ナショナル・ブラスバンド選手権では、2009年、11年、12年、13年に優勝したのに加え、2014年10月にも優勝したことにより、2014年の「イングリッシュ・ナショナル・チャンピオン」のタイトルを獲得した。2006年には、ブラック・ダイク・バンドは、若者たちの活動を支援する働きかけの一環として、ニコラス・チャイルズ博士の指導と同バンド正規メンバーの協力の下に、11歳から21歳までの若者たちが、演奏者、作曲家、市民として、自身の潜在能力を余すところなく発揮できるように、彼らに良い刺激を与え、彼らの意欲を掻き立てることを主旨としてヨークシャー・ユース・ブラス・バンド(YYBB)を創設。2007年8月には、ブラック・ダイク・バンドは、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールにおけるBBCプロムスに招かれて演奏を行った。2016年、26年ぶりの来日公演を行い、翌2017年にも日本ツアーを実施し各地で大反響を得た。

朝岡聡(司会) Satoshi Asaoka, Emcee

フリーアナウンサー&コンサート・ソムリエ。慶應義塾大学卒業。テレビ朝日にアナウンサーとして入社。「ニュースステーション」初代スポーツキャスターとして活躍。フリーとなってからはテレビ・ラジオ・CM出演のほか、クラシック・コンサートの司会や企画構成にも活動のフィールドを広げている。ソリストや指揮者と繰り広げるステージ上の会話や興味深い内容を軽妙なトークで展開する独自の世界は、新しい芸術ファンのすそ野を広げる司会者として注目と信頼を集めている。

インフォメーション

日程

2019年10月31日(木) 19:00 開演(ロビー開場18:00)

会場

コンサートホール

曲目

ジェームズ・ケイ/クイーンズバリー
ジュゼッペ・ヴェルディ(ライト編曲)/歌劇『運命の力』序曲
パーシー・コード/ゼルダ(コルネットソロ:リチャード・マーシャル)
ジェローム・カーン(フリー編曲)/オール・マン・リヴァー(キットソロ:マシュー・リグ)
ピーター・グレイアム/バリトンのための協奏曲(バリトンソロ:カトリーナ・マーゼラ)
ブルース・ブロートン/ヒーローズ
* * *
ポール・ロヴァット=クーパー/ウォーキング・ウィズ・ヒーローズ
ピエール・コルネイユ(スネル編曲)/ル・シッド
フレッド・イネス/シー・シェルズ(トロンボーンソロ:ブレット・ベイカー)
ホアキン・ロドリーゴ/アランフェス協奏曲(フリューゲルホーンソロ:ゾイ・ロヴァット=クーパー)
アンディ・スコット/竜の巣(ドラゴンズ・デン)(ユーフォニアムソロ:ダニエル・トーマス)

ピーター・グレイアム/『キャッツ・テイルズ』より
「カタロニア」
(ソロ:ゾイ・ロヴァット=クーパー、シボーン・ベイツ、アリソン・チャイルズ、
サミー・ラトゥス)
「キャットウォーク」
「スキャット」
(ソロ:リチャード・マーシャル、ブレット・ベイカー、ローガン・ハートレイ)

ピーター・グレイアム/シャイン・アズ・ザ・ライト

出演

指揮:ニコラス・チャイルズ(音楽監督・首席指揮者)
演奏:ブラック・ダイク・バンド
司会:朝岡聡

プロフィール

ニコラス・チャイルズ(ブラック・ダイク・バンド音楽監督・首席指揮者)
Nicholas Childs, Music Director & Chief Conductor

© 堀田力丸

世界のブラス・バンド界の重鎮。指揮者、指導者、先駆的な録音の制作者として、国際的に知られている。ブラック・ダイク・バンドの首席指揮者兼音楽監督という現在の職に就任してからは、新曲の世界初演、録音等の活動が際立っている。指揮者としてこれまでに全英ブラス・バンド選手権で6回全英国チャンピオンを獲得している。それは、2001年、04年、08年、09年、14年がブラック・ダイク・バンドを率いてのものであり、1999年がフォーデンズ・クルトワ・バンドを率いてのものである。さらに、ブラック・ダイク・バンドとは、ブリティッシュ・オープン・ブラス・バンド選手権で2005年、06年、14年に優勝し、ヨーロピアン・ブラス・バンド選手権で2005年、12年、15年に優勝している。2009年6月には、ブラック・ダイク・バンドを率いて、彼にとって初めてとなるイングランド(イングリッシュ・ナショナルズ)選手権で優勝し、その後、11年、12年、13年にも優勝を重ねた。この他にも、スウェーデン、フランス、スコットランド(4回)、ウェールズ(3回)、ノルウェー(5回)の各ナショナル選手権での優勝がある。さらに、リーズ・メトロポリタン大学からは、2006年に名誉博士号を授与され、2008年には教授に任命された。また同年、ロンドン市の名誉市民「フリーマン・オブ・ザ・シティ・オブ・ロンドン」の称号を授与された。近年、王立ノーザン音楽大学の教授に任命され、同大学の学長、リンダ・メリック教授は、「音楽業界に際立った貢献をされたニコラス・チャイルズ氏に、教授という役職を引き受けていただけたことを、私たちは大変光栄に思っています。そして、王立ノーザン音楽大学に新設されたフィリップ・ジョーンズ・ブラス・センターを拠点にブラス・バンド教育を充実させるにあたり、彼と共に活動することを楽しみにしています」と述べた。

ブラック・ダイク・バンド The Black Dyke Band

© 堀田力丸

1855年創立。その前史としては、1816年、ピーター・ワートンが、ヨークシャーのクイーンズヘッド(現在のクイーンズバリー)に、金管楽器と木管楽器によるバンドを設立。後に「ブラック・ダイク・ミルズ・バンド」の創設者となるジョン・フォスターは、このワートンの設立したバンドのフレンチ・ホルン奏者であった。1833年になると、「クイーンズヘッド・バンド」という名の新しいバンドが結成された。このバンドクイーンズヘッド・バンドは、1838年から1843年にかけて団員18名を擁していたと伝えられている。ブラック・ダイク・バンドは、2005年9月15日に創設150周年記念日を迎え、この時ロイ・ニューサム博士の著した「ゴールデン・イヤー:ブラック・ダイク150年の歴史」という書籍の出版、3枚組のCDセット「ジュエルズ・イン・ザ・クラウン」をリリースした。ブラック・ダイク・バンドは、世界で最も多くの録音をおこなっているバンドで、すでに350枚を超えるディスコグラフィーは、年々さらに増加を続けている。また、同バンドは、世界で最もコンテストで成功を収めているバンドでもある。これまでに、ヨーロピアン・ブラス・バンド選手権で13回、ブリティッシュ・オープン・ブラスバンド選手権で30回、全英ブラス・バンド選手権で20回以上の優勝実績がある。また、イングリッシュ・ナショナル・ブラスバンド選手権では、2009年、11年、12年、13年に優勝したのに加え、2014年10月にも優勝したことにより、2014年の「イングリッシュ・ナショナル・チャンピオン」のタイトルを獲得した。2006年には、ブラック・ダイク・バンドは、若者たちの活動を支援する働きかけの一環として、ニコラス・チャイルズ博士の指導と同バンド正規メンバーの協力の下に、11歳から21歳までの若者たちが、演奏者、作曲家、市民として、自身の潜在能力を余すところなく発揮できるように、彼らに良い刺激を与え、彼らの意欲を掻き立てることを主旨としてヨークシャー・ユース・ブラス・バンド(YYBB)を創設。2007年8月には、ブラック・ダイク・バンドは、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールにおけるBBCプロムスに招かれて演奏を行った。2016年、26年ぶりの来日公演を行い、翌2017年にも日本ツアーを実施し各地で大反響を得た。

朝岡聡(司会) Satoshi Asaoka, Emcee

フリーアナウンサー&コンサート・ソムリエ。慶應義塾大学卒業。テレビ朝日にアナウンサーとして入社。「ニュースステーション」初代スポーツキャスターとして活躍。フリーとなってからはテレビ・ラジオ・CM出演のほか、クラシック・コンサートの司会や企画構成にも活動のフィールドを広げている。ソリストや指揮者と繰り広げるステージ上の会話や興味深い内容を軽妙なトークで展開する独自の世界は、新しい芸術ファンのすそ野を広げる司会者として注目と信頼を集めている。

主催:ジャパン・アーツ

共催:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)

協賛:三菱商事株式会社

後援:全日本吹奏楽連盟、日本ブラスバンド指導者協会

チラシ

チラシ

〔pdf:1.54MB〕

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