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ベートーヴェン生誕250周年記念 ミーツ・ベートーヴェン・シリーズVol.1 仲道郁代

ベートーヴェン生誕250周年記念 ミーツ・ベートーヴェン・シリーズVol.1 仲道郁代

東京芸術劇場が2020年、5回にわたってお届けする「ミーツ・ベートーヴェン・シリーズ」。その初回に登場する仲道郁代は、ベートーヴェンのピアノ作品がその作曲当時使っていた楽器の表現特性を最大限に反映させて作曲されていることを深く理解しているピアニストのひとりである。
今回はシュタイン製、ブロードウッド製のフォルテピアノとモダンピアノ(ヤマハCFX)の3台を弾き分けて、ベートーヴェンのピアノ曲の神髄に迫る。ベートーヴェン・イヤーの幕開けにふさわしい、仲道郁代渾身のベートーヴェンに期待が膨らむ。

日程
2020年01月10日 (金)19:00 開演(ロビー開場18:00)
会場
コンサートホール
曲目

[フォルテピアノ:シュタインで演奏]
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調 op.13「悲愴」
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 op.27-2「月光」より第1楽章

[フォルテピアノ:ブロードウッドで演奏]
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 op.109

[ヤマハCFXで演奏]
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 op.27-2「月光」
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調 op.53「ワルトシュタイン」

出演
フォルテピアノ、ピアノ:仲道郁代

© Kiyotaka Saito

桐朋学園大学1年在学中に第51回日本音楽コンクール第1位、増沢賞を受賞。ジュネーヴ国際音楽コンクール最高位、メンデルスゾーン・コンクール第1位メンデルスゾーン賞、エリザベート王妃国際音楽コンクール第5位と受賞を重ね、以後ヨーロッパと日本で本格的な演奏活動を開始。これまでに国内の主要オーケストラはもとより、マゼール指揮ピッツバーグ交響楽団、バイエルン放送交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団、ズッカーマン指揮イギリス室内管弦楽団(ECO)、フリューベック・デ・ブルゴス指揮ベルリン放送交響楽団、P.ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団など海外オーケストラとも多数共演。CDはソニー・ミュージックジャパンと専属契約を結び、レコード・アカデミー賞受賞。CDを含む「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集」他、「モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集」等、高い評価を得ている。著書に『ピアニストはおもしろい』(春秋社)等がある。2018年よりベートーヴェン没後200周年の2027年に向けて「仲道郁代Road to 2027プロジェクト」をスタートし、リサイタルシリーズを展開中。一般社団法人音楽がヒラク未来代表理事、一般財団法人地域創造理事、桐朋学園大学教授、大阪音楽大学特任教授。
オフィシャル・ホームページ http://www.ikuyo-nakamichi.com

主催:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)