出演：平田満、三浦大輔
司会：星野高（早稲田大学坪内博士記念演劇博物館助手 近現代日本演劇史研究者）

平田満

1953年11月2日生まれ。愛知県出身。
早稲田大学在学中、学生劇団「暫」時代につかこうへいと出会い、大きく運命が開けていく。1974年、劇団「つかこうへい事務所」旗揚げに参加。「ストリッパー物語」（1975年）、「蒲田行進曲」（1980年）などのほとんどの作品に出演する。劇団解散後は、舞台・映画・テレビなどで数多く活躍。1982年、映画「蒲田行進曲」(1982年深作欣二監督)で、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞、報知映画賞最優秀主演男優賞を始め多数受賞。2001年には舞台「ART」（演出：パトリス・ケルブラ）「こんにちは、母さん」(作・演出：永井愛　二兎社)で、読売演劇大賞最優秀男優賞を受賞。2006年、企画プロデュース共同体「アル☆カンパニー」を立ち上げ、平田俊子、青木豪、蓬莱竜太、前田司郎など幅広い作家・演出家と様々な試みに取り組んでいる。8月24日よりNHK総合にて放送のドラマ「夫婦善哉」に出演する。

三浦大輔

1975年北海道生まれ。1996年、早稲田大学演劇倶楽部10期生を中心に演劇ユニット「ポツドール」を結成。以降、全本公演の脚本・演出を務める。2006年『愛の渦』で第50回岸田國士戯曲賞を受賞。現代の日本を象徴するような若者の生態を取り上げ、人間関係やコンプレックス、性欲を生々しく表現し、センセーションを巻き起こした。2009 年『愛の渦』再演後、2010年THEATER DER WELT2010(ドイツ)に招聘され、初の海外公演として『夢の城』を上演、2011年『夢の城』欧州北米ツアーを敢行し、国内外で注目を集める。2011年9月新作『おしまいのとき』（下北沢「ザ・スズナリ」）を上演。
その他、外部プロデュース公演の脚本・演出、映画監督を務める等、幅広く活躍中。