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アーツアカデミー 東京芸術劇場プロフェッショナル人材養成研修 レクチャーシリーズ

《世界のフェスティバル》音楽フェスティバル編

《世界のフェスティバル》音楽フェスティバル編

2020年のオリンピックを間近に控え、芸術文化の創造・発信に対する需要が高まる今、東京という都市をどう表現するかが問われています。このレクチャーでは、海外の都市型音楽祭の事例として、規模、コンセプト共に対照的な2つのフェスティバルをご紹介します。
大物ミュージシャンが多数出演し、都市全体を巻き込んで25万人を動員するコペンハーゲン・ジャズ・フェスティバル。実験的でラディカルなプログラムでありながら、コミュニティとの対話を重視するボレアリス実験音楽フェスティバル。様相を大きく異にする2 つのフェスティバルのディレクターを招き、現代における都市型音楽フェスティバルの形を、参加者のみなさんと共に模索します。ぜひご参加ください!日本語逐次通訳あり。
日程
2017年11月22日(水) 19:00-21:00
会場
シンフォニースペース(5階)
ゲストスピーカー
ケネス・ハンセン(コペンハーゲン・ジャズ・フェスティバル芸術監督)
ピーター・ミーンウェル(ボレアリス実験音楽フェスティバル芸術監督)
モデレーター
鈴木順子(東京芸術劇場 事業企画課長/コンサートホール・ジェネラルマネージャー)
プロフィール
ケネス・ハンセン Kenneth Hansen
ケネス・ハンセン

音楽院の学位を持つミュージシャン(楽器は主にベース)であり、ローカルなジャズ・ラジオ局で働いていたが、1990年代半ばからコペンハーゲン・ジャズ・フェスティバルの連絡業務などを担当し、2004年に芸術監督に就任。以来、オーネット・コールマン、キース・ジャレット、ソニー・ロリンズ、チック・コリア、パコ・デ・ルシア、カエターノ・ヴェローゾなどの巨匠を含む数多くのジャズ・アーティストをコペンハーゲンに招聘。2013年に同フェスティバルの運営責任者となる。

コペンハーゲン・ジャズ・フェスティバル Copenhagen Jazz Festival

1950~60年代に米国の多くの重要ミュージシャンがコペンハーゲンを拠点としたことで育まれた環境の下、1979年から毎夏開催。デンマークと世界のジャズシーンにおける高水準で斬新な表現を紹介する、ヨーロッパ最重要・最大規模の国際音楽祭のひとつ。庭園、広場、路上、カフェ、クラブ、コンサートホール、夜間野外会場で展開し首都コペンハーゲンを覆い尽くす10日間のプログラムは、家族連れからコアなジャズファンまで、約25万人を動員。2018年に40周年を迎える。

ピーター・ミーンウェル Peter Meanwell
ピーター・ミーンウェル

©Borealis / Magnus Haaland

ボレアリス実験音楽フェスティバルの芸術監督に2014 年に就任し、ベルゲンのコミュニティに実験的なサウンド、音楽、アートを紹介。他に、ラジオ番組制作会社「Reduced Listening Ltd.」共同ディレクターを務め、BBC、テート・ギャラリー、サーペンタイン・ギャラリー、アートエンジェルなどと協働、2016年ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展アルバニア館のクリエイティブ・チームに参加、『The Wire』『Friezre』誌に寄稿。下手なヴァイオリニストでもある。

ボレアリス実験音楽フェスティバル
Borealis ‒ a festival for experimental music

2004年開始。ノルウェー第2の都市ベルゲンで3月に開催、5日間で約25企画を約15会場にて展開する。作曲、サウンドアート、即興演奏、電子音楽などを通して芸術様式の限界を押し広げようとするアーティストたちと協働。音楽とアートはコミュニティを考察するきっかけになると信じ、必ずしも文化的でないスペースや既存の環境を活用し、幅広い観客層を巻き込みながら、コンサート、映像上映、ワークショップ、ディスカッション、インスタレーションなどをプログラムしている。

鈴木順子

サントリーホール開館時のPRを担当。その後、N響シリーズ、ニューイヤーコンサート、パイプオルガンコンサートシリーズなどを制作。
1991年、王子ホールに転職し、オープニングシリーズの制作と立ち上げ時の広報を担当。
1996年、東京国際フォーラムに転職。その後、自主事業の企画制作を担当し、フランスのナント市で誕生した国際的音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ」を日本に誘致。2005年、第一回開催のプロデュースを担当した。その後もプロデューサーとして、この音楽祭をゴールデンウィークの丸の内の風物詩として定着させた。
2014年4月、公益財団法人東京都歴史文化財団東京芸術劇場事業企画課長、コンサートホール・ジェネラルマネージャーに就任し現在に至る。開館25周年企画や、N響、読響とのシリーズ、また、2017年5月には、藤倉大をアーティスティック・ディレクターに迎え、現代音楽祭「Born Creative Festival」をプロデュースした。

日程

2017年11月22日(水) 19:00-21:00

会場

シンフォニースペース(5階)

ゲストスピーカー

ケネス・ハンセン(コペンハーゲン・ジャズ・フェスティバル芸術監督)
ピーター・ミーンウェル(ボレアリス実験音楽フェスティバル芸術監督)

モデレーター

鈴木順子(東京芸術劇場 事業企画課長/コンサートホール・ジェネラルマネージャー)

プロフィール

ケネス・ハンセン Kenneth Hansen
ケネス・ハンセン

音楽院の学位を持つミュージシャン(楽器は主にベース)であり、ローカルなジャズ・ラジオ局で働いていたが、1990年代半ばからコペンハーゲン・ジャズ・フェスティバルの連絡業務などを担当し、2004年に芸術監督に就任。以来、オーネット・コールマン、キース・ジャレット、ソニー・ロリンズ、チック・コリア、パコ・デ・ルシア、カエターノ・ヴェローゾなどの巨匠を含む数多くのジャズ・アーティストをコペンハーゲンに招聘。2013年に同フェスティバルの運営責任者となる。

コペンハーゲン・ジャズ・フェスティバル Copenhagen Jazz Festival

1950~60年代に米国の多くの重要ミュージシャンがコペンハーゲンを拠点としたことで育まれた環境の下、1979年から毎夏開催。デンマークと世界のジャズシーンにおける高水準で斬新な表現を紹介する、ヨーロッパ最重要・最大規模の国際音楽祭のひとつ。庭園、広場、路上、カフェ、クラブ、コンサートホール、夜間野外会場で展開し首都コペンハーゲンを覆い尽くす10日間のプログラムは、家族連れからコアなジャズファンまで、約25万人を動員。2018年に40周年を迎える。

ピーター・ミーンウェル Peter Meanwell
ピーター・ミーンウェル

©Borealis / Magnus Haaland

ボレアリス実験音楽フェスティバルの芸術監督に2014 年に就任し、ベルゲンのコミュニティに実験的なサウンド、音楽、アートを紹介。他に、ラジオ番組制作会社「Reduced Listening Ltd.」共同ディレクターを務め、BBC、テート・ギャラリー、サーペンタイン・ギャラリー、アートエンジェルなどと協働、2016年ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展アルバニア館のクリエイティブ・チームに参加、『The Wire』『Friezre』誌に寄稿。下手なヴァイオリニストでもある。

ボレアリス実験音楽フェスティバル
Borealis ‒ a festival for experimental music

2004年開始。ノルウェー第2の都市ベルゲンで3月に開催、5日間で約25企画を約15会場にて展開する。作曲、サウンドアート、即興演奏、電子音楽などを通して芸術様式の限界を押し広げようとするアーティストたちと協働。音楽とアートはコミュニティを考察するきっかけになると信じ、必ずしも文化的でないスペースや既存の環境を活用し、幅広い観客層を巻き込みながら、コンサート、映像上映、ワークショップ、ディスカッション、インスタレーションなどをプログラムしている。

鈴木順子

サントリーホール開館時のPRを担当。その後、N響シリーズ、ニューイヤーコンサート、パイプオルガンコンサートシリーズなどを制作。
1991年、王子ホールに転職し、オープニングシリーズの制作と立ち上げ時の広報を担当。
1996年、東京国際フォーラムに転職。その後、自主事業の企画制作を担当し、フランスのナント市で誕生した国際的音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ」を日本に誘致。2005年、第一回開催のプロデュースを担当した。その後もプロデューサーとして、この音楽祭をゴールデンウィークの丸の内の風物詩として定着させた。
2014年4月、公益財団法人東京都歴史文化財団東京芸術劇場事業企画課長、コンサートホール・ジェネラルマネージャーに就任し現在に至る。開館25周年企画や、N響、読響とのシリーズ、また、2017年5月には、藤倉大をアーティスティック・ディレクターに迎え、現代音楽祭「Born Creative Festival」をプロデュースした。

主催:アーツカウンシル東京/東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)

企画制作:東京芸術劇場、PARC-国際舞台芸術交流センター

助成:文化庁ロゴマーク平成29年度 文化庁 劇場・音楽堂等活性化事業

アーツカウンシル東京/東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)連携ロゴマーク

チラシ

チラシ

〔pdf:1.5MB〕

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