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アーツアカデミー 東京芸術劇場プロフェッショナル人材養成研修 レクチャーシリーズ

《世界のフェスティバル》舞台芸術フェスティバル編

《世界のフェスティバル》舞台芸術フェスティバル編

2020年のオリンピックを間近に控え、芸術文化の創造・発信に対する需要が高まる今、東京という都市をどう表現するかが問われています。このレクチャーでは、台北とロンドンを代表する都市型舞台芸術フェスティバルの新しい芸術監督二人を迎え、プログラミングの理念やフェスティバルの可能性について、参加者のみなさんと共に考察します。また、それぞれの出身国(シンガポール、カナダ)とは異なる土地と環境でフェスティバルの芸術監督を務める二人ならではの挑戦など、芸術監督そのもののあり方について考えを聞くことのできる貴重な機会でもあります。日本語逐次通訳あり。ぜひご参加ください!

日程
2018年02月09日(金) 19:00-21:30
会場
シンフォニースペース(5階)
講師
タン・フクエン(台北芸術祭 芸術監督)
クリス・ネルソン(LIFT 芸術監督兼共同CEO着任予定)
聞き手
長島確(ドラマトゥルク)
プロフィール
タン・フクエン(鄧富權/Tang Fu Kuen)
タン・フクエン

© Masanobu Nishino

現在、台北芸術祭(臺北藝術節/Taipei Arts Festival)の芸術監督。2018年よりプログラムを担当。就任前は、インディペンデントのドラマトゥルク、キュレーター、プロデューサーとして、コンテンポラリー・パフォーミング・アーツやヴィジュアル・アーツの分野で、ヨーロッパとアジアで活動していた。第53回ヴェネチア・ビエンナーレのシンガポール・パビリオンではミン・ウォンの個展をキュレーションし、審査員特別賞を受賞。また、シンガポール芸術祭、インドネシア・ダンス・フェスティバル、イン・トランジット・フェスティバル(ベルリン)、エクソドス・フェスティバル(ルブリャナ)、ディッセンバー・ダンス(ブルッヘ)、コロンボ・ダンス・プラットフォーム(スリランカ)、バンコク・フリンジ・フェスティバルなどと協働。パリのUNESCOやバンコクのSEAMEO-SPAFAで無形文化財の仕事にも関わる。

台北芸術祭(臺北藝術節/Taipei Arts Festival)

1998年に開始、以来毎年開催。2008年より台北市政府が主催し、台北市政府文化局と台北市文化基金會が共同運営している。2012年より芸術監督のポジションが設けられ、初代芸術監督ケン・イーウェイ(耿一偉)が就任、2017年までの6年間の任期を通して野心的な海外作品の招聘、共同製作や新作委嘱を多数行ない、世界各地のフェスティバルや劇場と交流・協働する現代的な国際舞台芸術フェスティバルへと成長した。20周年を迎える2018年に向け、シンガポール出身のドラマトゥルク/プロデューサー/キュレーター、タン・フクエンを次期芸術監督に迎えている。

クリス・ネルソン(Kris Nelson)
クリス・ネルソン

© Stephen Moloney

2018年4月にLIFTの芸術監督兼共同CEOに着任する。2013~2017年、アイルランド最大のジャンル横断型フェスティバルであり、世界でも数少ない完全にキュレーションされたフリンジ・フェスティバルの一つであるダブリン・フリンジ・フェスティバルのディレクターを務める。2008~2013年、モントリオールを拠点とするプロダクション/ツアー・エージェンシー「Antonym」の設立者・ディレクターとして、シアター・リプレイスメント(バンクーバー)、エイミー・ヘンダーソン/パブリック・レコーディングス(トロント)、2boys.tv(モントリオール)などカナダ有数の実験的アーティストのマネジメント、インディペンデントのアーティスト・プラットフォーム「PushOFF」の共同設立などに取り組み、マグネティック・ノース演劇祭やPuSh国際舞台芸術祭と協働した。Studio 58(バンクーバー)の出身。

LIFT

1981年に隔年開催の「ロンドン国際演劇祭(London International Festival of Theatre)」として開始。イギリス初の国際演劇祭として大規模で革新的なプログラムを展開した。2000年代には21世紀的なフェスティバルのあり方を模索するためワークショップ、リサーチ、レジデンシーなどの実験的活動に移行したが、2009年にマーク・ボールを芸術監督に迎え、サイト・スペシフィック・ワーク、参加型パフォーマンス、障害者や子供との協働プロジェクトなどを取り入れた新しい形のフェスティバルとして再開。ロンドン・オリンピック直前の開催となった2012年には43,000人を動員した。

長島確(ながしま・かく)
長島確

© Kazue Kawase

日本におけるドラマトゥルクの草分けとして、さまざまな演出家・振付家の作品に参加。近年は演劇の発想やノウハウを劇場外へ持ち出すことに興味をもち、アートプロジェクトにも積極的に関わる。参加した主な劇場作品に『アトミック・サバイバー』(阿部初美演出、TIF2007)、『4.48 サイコシス』(飴屋法水演出、F/T09秋)、『効率学のススメ』(新国立劇場とナショナル・シアター・ウェールズの共作)、『羅生門|藪の中』(パレスチナのアルカサバ・シアターとの共作、F/T14)、『DOUBLE TOMORROW』(演劇集団円×ファビアン・プリオヴィル)、劇場外での作品・プロジェクトに「アトレウス家」シリーズおよび「つくりかた研究所」(東京アートポイント計画)、「ザ・ワールド」(大橋可也&ダンサーズ)、『←(やじるし)』(さいたまトリエンナーレ2016)、『半七半八(はんしちきどり)』(ナカフラ、F/T17)など。

日程

2018年02月09日(金) 19:00-21:30

会場

シンフォニースペース(5階)

講師

タン・フクエン(台北芸術祭 芸術監督)
クリス・ネルソン(LIFT 芸術監督兼共同CEO着任予定)

聞き手

長島確(ドラマトゥルク)

プロフィール

タン・フクエン(鄧富權/Tang Fu Kuen)
タン・フクエン

© Masanobu Nishino

現在、台北芸術祭(臺北藝術節/Taipei Arts Festival)の芸術監督。2018年よりプログラムを担当。就任前は、インディペンデントのドラマトゥルク、キュレーター、プロデューサーとして、コンテンポラリー・パフォーミング・アーツやヴィジュアル・アーツの分野で、ヨーロッパとアジアで活動していた。第53回ヴェネチア・ビエンナーレのシンガポール・パビリオンではミン・ウォンの個展をキュレーションし、審査員特別賞を受賞。また、シンガポール芸術祭、インドネシア・ダンス・フェスティバル、イン・トランジット・フェスティバル(ベルリン)、エクソドス・フェスティバル(ルブリャナ)、ディッセンバー・ダンス(ブルッヘ)、コロンボ・ダンス・プラットフォーム(スリランカ)、バンコク・フリンジ・フェスティバルなどと協働。パリのUNESCOやバンコクのSEAMEO-SPAFAで無形文化財の仕事にも関わる。

台北芸術祭(臺北藝術節/Taipei Arts Festival)

1998年に開始、以来毎年開催。2008年より台北市政府が主催し、台北市政府文化局と台北市文化基金會が共同運営している。2012年より芸術監督のポジションが設けられ、初代芸術監督ケン・イーウェイ(耿一偉)が就任、2017年までの6年間の任期を通して野心的な海外作品の招聘、共同製作や新作委嘱を多数行ない、世界各地のフェスティバルや劇場と交流・協働する現代的な国際舞台芸術フェスティバルへと成長した。20周年を迎える2018年に向け、シンガポール出身のドラマトゥルク/プロデューサー/キュレーター、タン・フクエンを次期芸術監督に迎えている。

クリス・ネルソン(Kris Nelson)
クリス・ネルソン

© Stephen Moloney

2018年4月にLIFTの芸術監督兼共同CEOに着任する。2013~2017年、アイルランド最大のジャンル横断型フェスティバルであり、世界でも数少ない完全にキュレーションされたフリンジ・フェスティバルの一つであるダブリン・フリンジ・フェスティバルのディレクターを務める。2008~2013年、モントリオールを拠点とするプロダクション/ツアー・エージェンシー「Antonym」の設立者・ディレクターとして、シアター・リプレイスメント(バンクーバー)、エイミー・ヘンダーソン/パブリック・レコーディングス(トロント)、2boys.tv(モントリオール)などカナダ有数の実験的アーティストのマネジメント、インディペンデントのアーティスト・プラットフォーム「PushOFF」の共同設立などに取り組み、マグネティック・ノース演劇祭やPuSh国際舞台芸術祭と協働した。Studio 58(バンクーバー)の出身。

LIFT

1981年に隔年開催の「ロンドン国際演劇祭(London International Festival of Theatre)」として開始。イギリス初の国際演劇祭として大規模で革新的なプログラムを展開した。2000年代には21世紀的なフェスティバルのあり方を模索するためワークショップ、リサーチ、レジデンシーなどの実験的活動に移行したが、2009年にマーク・ボールを芸術監督に迎え、サイト・スペシフィック・ワーク、参加型パフォーマンス、障害者や子供との協働プロジェクトなどを取り入れた新しい形のフェスティバルとして再開。ロンドン・オリンピック直前の開催となった2012年には43,000人を動員した。

長島確(ながしま・かく)
長島確

© Kazue Kawase

日本におけるドラマトゥルクの草分けとして、さまざまな演出家・振付家の作品に参加。近年は演劇の発想やノウハウを劇場外へ持ち出すことに興味をもち、アートプロジェクトにも積極的に関わる。参加した主な劇場作品に『アトミック・サバイバー』(阿部初美演出、TIF2007)、『4.48 サイコシス』(飴屋法水演出、F/T09秋)、『効率学のススメ』(新国立劇場とナショナル・シアター・ウェールズの共作)、『羅生門|藪の中』(パレスチナのアルカサバ・シアターとの共作、F/T14)、『DOUBLE TOMORROW』(演劇集団円×ファビアン・プリオヴィル)、劇場外での作品・プロジェクトに「アトレウス家」シリーズおよび「つくりかた研究所」(東京アートポイント計画)、「ザ・ワールド」(大橋可也&ダンサーズ)、『←(やじるし)』(さいたまトリエンナーレ2016)、『半七半八(はんしちきどり)』(ナカフラ、F/T17)など。

主催:アーツカウンシル東京/東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団) アーツカウンシル東京

企画制作:東京芸術劇場、PARC-国際舞台芸術交流センター

助成:文化庁ロゴマーク平成29年度 文化庁 劇場・音楽堂等活性化事業

チラシ

チラシ

〔pdf:1.35MB〕

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