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東京芸術劇場コンサートオペラvol.6『ソラリス』公演関連レクチャー

藤倉大/歌劇『ソラリス』対談 藤倉大×沼野充義

藤倉大/歌劇『ソラリス』対談 藤倉大×沼野充義

英国を拠点に活躍する注目の作曲家・藤倉大による初のオペラ作品『ソラリス』が、来る10月31日に東京芸術劇場にて、コンサートオペラとして上演されます。20世紀のポーランドの代表的作家スタニスワフ・レムによる同名のSF小説を題材とした作品で、2015年にパリで初演され、欧州の各地で上演されてきましたが、日本では今回が初演となります。
公演を前に、藤倉大と、小説『ソラリス』を翻訳したロシア・東欧文学研究者の沼野充義が、スタニスワフ・レムの世界観、オペラ『ソラリス』に込められた思想、そして、ヨーロッパ各地でのオペラ公演の反響などについて、語り合います。

Ⅰ レクチャー
小説『ソラリス』について 沼野充義

Ⅱ 対談
小説からオペラへ 藤倉大×沼野充義

日程
2018年09月22日 (土)19:00-21:00
会場
シンフォニースペース (5階)
プロフィール
藤倉大 Dai Fujikura
藤倉大

© Seiji Okumiya

1977年大阪生まれ。15歳で渡英し、エドウィン・ロックスバラ、ダリル・ランズウィック、ジョージ・ベンジャミンに師事。ザルツブルグ音楽祭、ルツェルン音楽祭、BBCプロムス、バンベルク響、シカゴ響、アンサンブル・アンテルコンタンポラン、シモン・ボリバル響、アルディッティ弦楽四重奏団など作品委嘱多数。2014年より名古屋フィルハーモニー交響楽団のコンポーザー・イン・レジデンス。17年『ヴェネツィア・ビエンナーレ』音楽部門銀獅子賞を受賞。

沼野充義 Mitsuyoshi Numano
沼野充義

1954年東京生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授(現代文芸論・スラヴ語スラヴ文学研究室)。東京大学教養学部教養学科卒業、同大学大学院人文科学研究科、ハーヴァード大学大学院に学ぶ。専門はロシア・東欧文学。『徹夜の塊―亡命文学論』(作品社)でサントリー学芸賞受賞、『徹夜の塊―ユートピア文学論』(作品社)で読売文学賞受賞。『世界文学から/世界文学へ―文芸時評の塊 1993-2011』(作品社)、『屋根の上のバイリンガル』(白水社)など、著書・訳書多数。

主催:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)

助成:文化庁ロゴマーク平成30年度 文化庁文化芸術振興費補助金
(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会