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TACT/ FESTIVAL 2014

「リメディア~いま、ここで」

リメディア

© Vincent Beaume

ガラクタが積み上げられた薄暗い舞台は、さながら廃品置き場。触るものすべては崩れ落ち、予期せぬ物が降ってくる。家具は倒れ、壁は崩れ、本からはページが抜け落ち、花さえ萎れる。果てしなく続くアクシデントにもめげず、6人のパフォーマーは何をやってもうまくいかない気だるい人たちと見せかけて、一瞬たりとも目が離せない超アクロバティックな身体を駆使して果敢に進んでいく。身体を張ったコントか、はたまたドタバタ喜劇のようでありながら、ままならぬ人生を暗示する黙示録のよう。
カミーユ・ボワテルと5人のパフォーマーが繰り出す、あきれるほどにひたむきで、どうしようもなく滑稽で、驚くほどアクロバティックな狂騒詩。


NEW◆プログラムより、紹介文をアップしました。

「究極のヌーヴォー・シルク(新しいサーカス)、リメディア。」

瀬戸内サーカスファクトリー代表/
フランス国立大道芸サーカス情報センター日本特派員

田中未知子

日程
2014年05月03日 (土・祝) ~2014年05月06日 (火・休)
ステージ数
4ステージ
会場
プレイハウス
カミーユ・ボワテル

フランスのサーカス学校の名門、アカデミー・フラテリーニで学びジェームズ・ティエレのもとでプロとして活動を始める。2002年カンパニー・リメディアを立ち上げる。同年、第一回「サーカスの若き才能」コンクールで優勝。以降、多ジャンルを融合した作品を発表し、2010年には「リメディア」がMIMOSで最優秀賞を受賞。

構成・出演

カミーユ・ボワテル、 アルド・トマ、 パスカル・ル・コー、トマ・ド・ブロワシア、マリオン・ルフェーヴル、ミッシェル・フィリス

主催:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)

東京都/東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)

助成:文化庁ロゴマーク平成26年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業

 

後援:豊島区
アジアツアー助成:アンスティチュ・フランセ パリ本部
日本公演助成: 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
協力:一般社団法人 瀬戸内サーカスファクトリー

 

在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本







*本公演は東京文化発信プロジェクト事業です

東京文化発信プロジェクト

 



【東京文化発信プロジェクトとは】東京文化発信プロジェクトは、「世界的な文化創造都市・東京」の実現に向けて、東京都と東京都歴史文化財団が、芸術文化団体やアートNPO等と協力して実施している事業です。多くの人々が文化に主体的に関わる環境を整えるとともに、フェスティバルをはじめ多彩なプログラムを通じて、新たな東京文化を創造し、世界に発信していきます。http://www.bh-project.jp