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芸劇eyes番外編 vol.3

『もしもし、こちら弱いい派 ─かそけき声を聴くために─』
弱さを肯定する社会へ、演劇からの応答

『もしもし、こちら弱いい派 ─かそけき声を聴くために─』

芸劇eyesシリーズ待望の番外編・第三弾!

次世代の演劇界を牽引する若い才能を紹介する芸劇eyesシリーズ。番外編では、より若い世代の才能がショーケース形式で競演します。
2011年の第一弾「20年安泰。」、2013年の第二弾「God save the Queen」に続く、第三弾は「もしもし、こちら弱いい派」。
今後の活躍から目が離せない3団体のパフォーマンスを、東京芸術劇場で一度にご覧いただける機会を、ぜひお見逃しなく!

~今回の企画について~
小さな水紋があちこちで自然発生するように、変化は複数の場所でほとんど同時に起きました。「弱さ」への評価です。勝った人が正しいという価値観のもと、強く、そのためには早く、大きく、多くと突き進んできたほころびが可視化されたこの10年、それとは異なるものへの気付きが広がっています。演劇でも数年前から「弱さ」の肯定を含んだ流れが生まれています。「弱さ=可哀想」ではなく、余白や愛嬌、知恵やしたたかさを味方に付けた表現を「弱いい派」と名付け、3団体を選びました。彼や彼女の声に、目を凝らし、耳を傾けてみてください。

徳永京子(企画コーディネーター)

東京芸術劇場では、新型コロナウイルス感染症拡大防止の対策を講じたうえで、本公演を開催いたします。
チケットご購入の際は、必ず当劇場WEBサイト内の【東京芸術劇場における新型コロナウイルス感染症対策とご来館される皆さまへのお願い】をご確認ください。
37.5℃以上の発熱がある方や、体調不良が認められる方等は、当日ご入場をお断りする場合がございますので、予めご了承ください。
日程
2021年7月22日 (木・祝) ~7月25日 (日)
ステージ数
5
会場
シアターイースト
参加団体・上演作品

いいへんじ
『薬をもらいにいく薬(序章)』
作・演出:中島梓織

出演:飯尾朋花、小澤南穂子(以上、いいへんじ)、
遠藤雄斗、小見朋生(譜面絵画)、タナカエミ

声の出演:松浦みる(いいへんじ)、野木青依

音楽:野木青依、Vegetable Record

ウンゲツィーファ
『Uber Boyz』

作・演出・出演:池田亮(ゆうめい)、金内健樹(盛夏火)、
金子鈴幸(コンプソンズ)、
黒澤多生(青年団)、中澤陽、
本橋龍(ウンゲツィーファ)

音楽:額田大志(ヌトミック/東京塩麹)

コトリ会議
『おみかんの明かり』
作・演出:山本正典

出演:牛嶋千佳、三ヶ日晩、原竹志、
まえかつと(以上、コトリ会議)

音源制作:佐藤武紀

協力:兵庫県立ピッコロ劇団

五十音順

参加団体プロフィール
いいへんじ(作・演出:中島梓織)

撮影:工藤葵

2016年11月結成後、2017年6月旗揚げ。
早稲田大学演劇倶楽部出身の中島梓織と松浦みるを中心とした演劇団体。
答えを出すことよりも、わたしとあなたの間にある応えを大切に、ともに考える「機会」としての演劇作品の上演を目指しています。
個人的な感覚や感情を問いの出発点とし言語化にこだわり続ける脚本と、くよくよ考えすぎてしまう人々の可笑しさと愛らしさを引き出す演出で、個人と社会との接点を見出したいと考えています。
劇団HPはこちら
Twitter:@ii_hen_ji

ウンゲツィーファ(作・演出:本橋龍)

2013年前身となる「栗☆兎ズ」結成後、2017年「ウンゲツィーファ」に改名。
劇作家「本橋龍」を中心とした人間関係からなる実体のない集まり。
創作の特徴はリアリティのある日常描写と意識下にある幻象を、演劇であることを俯瞰した表現でシームレスに行き来することで独自の生々しさと煌めきを孕んだ「青年(ヤング)童話」として仕立てること。
劇団HPはこちら
Twitter:@kuritoz

コトリ会議(作・演出:山本正典)

2007年結成。
劇団の中核となる作家・山本正典は近未来を想起させるSF感あふれる壮大な設定の中に、現代社会における”ふつうの人"の持つ気持ちを反映させた物語を創作。その作品でもちいる言葉は、軽妙で笑えるが、詩情に満ちて切なくも響く。そして発話するテンポとボリュームを操り声や音を聴かせる演出を得意とする。
2016年におこなった地方3劇団協働の「対ゲキツアー」以降、単独ツアー公演をおもにした本公演と、イベント的な小規模公演、演劇祭では誰も狙わない”隙き間”を利用した神出鬼没な小作品を、規模によって変幻自在に上演している。
劇団HPはこちら
Twitter:@kotorikaigi

インフォメーション

  • 上演時間

    約2時間(休憩なし)


    24日(土)13時、17時の回は、終演後約45分のアフタートークがございます。

    当日券のご案内

    7月24日(土)17時回のみ、当日券を販売します。

    開演1時間前より、東京芸術劇場シアターイースト前【当日券受付】にて先着順に販売いたします。

    関連企画
    体験型の展示企画 かそけき声に目を凝らす

    日程:6月29日 (火) ~7月4日 (日)
    会場:アトリエウエスト

日程

2021年7月22日 (木・祝) ~7月25日 (日)

ステージ数

5

会場

シアターイースト

参加団体・上演作品

いいへんじ
『薬をもらいにいく薬(序章)』
作・演出:中島梓織

出演:飯尾朋花、小澤南穂子(以上、いいへんじ)、
遠藤雄斗、小見朋生(譜面絵画)、タナカエミ

声の出演:松浦みる(いいへんじ)、野木青依

音楽:野木青依、Vegetable Record

ウンゲツィーファ
『Uber Boyz』

作・演出・出演:池田亮(ゆうめい)、金内健樹(盛夏火)、
金子鈴幸(コンプソンズ)、
黒澤多生(青年団)、中澤陽、
本橋龍(ウンゲツィーファ)

音楽:額田大志(ヌトミック/東京塩麹)

コトリ会議
『おみかんの明かり』
作・演出:山本正典

出演:牛嶋千佳、三ヶ日晩、原竹志、
まえかつと(以上、コトリ会議)

音源制作:佐藤武紀

協力:兵庫県立ピッコロ劇団

五十音順

参加団体プロフィール

いいへんじ(作・演出:中島梓織)

撮影:工藤葵

2016年11月結成後、2017年6月旗揚げ。
早稲田大学演劇倶楽部出身の中島梓織と松浦みるを中心とした演劇団体。
答えを出すことよりも、わたしとあなたの間にある応えを大切に、ともに考える「機会」としての演劇作品の上演を目指しています。
個人的な感覚や感情を問いの出発点とし言語化にこだわり続ける脚本と、くよくよ考えすぎてしまう人々の可笑しさと愛らしさを引き出す演出で、個人と社会との接点を見出したいと考えています。
劇団HPはこちら
Twitter:@ii_hen_ji

ウンゲツィーファ(作・演出:本橋龍)

2013年前身となる「栗☆兎ズ」結成後、2017年「ウンゲツィーファ」に改名。
劇作家「本橋龍」を中心とした人間関係からなる実体のない集まり。
創作の特徴はリアリティのある日常描写と意識下にある幻象を、演劇であることを俯瞰した表現でシームレスに行き来することで独自の生々しさと煌めきを孕んだ「青年(ヤング)童話」として仕立てること。
劇団HPはこちら
Twitter:@kuritoz

コトリ会議(作・演出:山本正典)

2007年結成。
劇団の中核となる作家・山本正典は近未来を想起させるSF感あふれる壮大な設定の中に、現代社会における”ふつうの人"の持つ気持ちを反映させた物語を創作。その作品でもちいる言葉は、軽妙で笑えるが、詩情に満ちて切なくも響く。そして発話するテンポとボリュームを操り声や音を聴かせる演出を得意とする。
2016年におこなった地方3劇団協働の「対ゲキツアー」以降、単独ツアー公演をおもにした本公演と、イベント的な小規模公演、演劇祭では誰も狙わない”隙き間”を利用した神出鬼没な小作品を、規模によって変幻自在に上演している。
劇団HPはこちら
Twitter:@kotorikaigi

企画制作:東京芸術劇場 企画コーディネーター:徳永京子

主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場・アーツカウンシル東京/東京都

アーツカウンシル東京

助成:文化庁ロゴマーク

文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)|
独立行政法人日本芸術文化振興会

チラシ

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〔pdf:1.63MB〕

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