野外劇『嵐が丘』

野外劇『嵐が丘』

2022・秋 池袋西口に憎悪と復讐をはらむ風 吹きすさぶ荒野、あらわる。

劇場を「ひらく」アクションとして、ワンコインで観劇することが出来る高品質な演劇、をコンセプトとして上演してきた東京芸術祭の野外劇、5年目となる今年はカンパニーデラシネラを主宰する演出家・振付家の小野寺修二を迎え、新作『嵐が丘』に挑みます。英国の女流作家エミリー・ブロンテによる文学史上の名作「嵐が丘」を大胆に再構成し、完全円形舞台でスケールの大きなスペクタクルに仕上げます。
小野寺のパントマイムをベースとした身体表現による独創的な世界観に、言葉、光と音、空間を最大限に活かす演出が相乗効果として作用し、1847年に英国で発表された物語が現代の物語として立ち上がります。
街の只中で、夕景から夜に掛かる時間、喧騒さえも芝居の一部になる都会の野外劇。
その異空間をご堪能ください。

公式プログラムページ

日程
2022年10月17日 (月) ~10月26日 (水)
会場
GLOBAL RING THEATRE池袋西口公園野外劇場
作・演出
作:エミリー・ブロンテ 演出:小野寺修二

訳:小野寺健「嵐が丘(上)(下)」/光文社古典新訳文庫

出演
王下貴司、久保佳絵、斉藤 悠、崎山莉奈、菅波琴音、竹内 蓮、丹野武蔵
鄭 亜美、辻田 暁、富岡晃一郎、中村早香、西山斗真、塙 睦美、宮下今日子
片桐はいり
プロフィール
小野寺修二(おのでら・しゅうじ)

撮影:鈴木穣蔵

演出家。カンパニーデラシネラ主宰。日本マイム研究所にてマイムを学ぶ。1995年〜2006年パフォーマンスシアター水と油にて活動。その後文化庁新進芸術家海外研修制度研修員として1年間フランスに滞在。帰国後カンパニーデラシネラを立ち上げる。マイムの動きをベースにした独自の演出で注目を集めている。主な演出作品として、現代能楽集Ⅸ『竹取』(2018年シアタートラム他)、『国際共同制作 TOGE』(2021年/神奈川芸術劇場)、『ふしぎの国のアリス』(2017年22年新国立劇場他)等。また野外劇や学校巡回公演など、劇場内にとどまらないパフォーマンスにも積極的に取り組んでいる。音楽劇や演劇で振付も手がけ、第18回読売演劇大賞最優秀スタッフ賞を受賞。2015年度文化庁文化交流使。2021年NHK大河ドラマ『青天を衝け』にて、北大路欣也扮する徳川家康周辺の振付を担当。

⽚桐はいり(かたぎり・はいり)

俳優。1963年⽣まれ、東京都出⾝。⼤学在学中に映画館のもぎりのアルバイトをしながら、劇団で舞台デビュー。その後、CM、映画、テレビドラマと幅広く活躍。主な出演作品は『未練の幽霊と怪物「挫波」「敦賀」』(2021年/作・演出:岡⽥利規)、『あの⼤鴉、さえも』(16年/作:⽵内銃⼀郎 演出:⼩野寺修⼆)、『キレイ神様と待ち合わせした⼥』(05年/演出・脚本:松尾スズキ)、『オイル』(03年/演出・脚本:野⽥秀樹)、舞台&映画『⼩野寺の弟、⼩野寺の姉』(13、14年)、映画『私をくいとめて』(20年)、『かもめ⾷堂』(06年)、ドラマ『ちむどんどん』(22年)、『あまちゃん』(13年)、『すいか』(03年)ほか多数。執筆も⾏っており、著書「わたしのマトカ」「グアテマラの弟」(幻冬舎)。映画愛に溢れたエッセイ「もぎりよ今夜も有難う」(キネマ旬報社)は、第82回キネマ旬報ベスト・テン読者賞を受賞。

公演スケジュール
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チケット料金
全席自由席(税込)
ファーストエリア 500円
エンドエリア 100円

未就学児入場不可

発売日

豊島区民先行:9月1日(木)~9月5日(日)

発売日:9月10日(土)10:00~
スタッフ
テキスト協力:小里 清 演出補:藤田桃子
照明:阿部康子 音響:池田野歩 美術:杉山 至 衣裳:駒井友美子
演出助手:和田沙緒理 舞台監督:鈴木章友 技術監督:橋本加奈子
お問合せ

東京芸術祭野外劇事務局
050-1743-6219(平日12:00-18:00)
tf2022outdoor#gmail.com(#は半角の@に置き換えてください)

チケットのお問合せ
東京芸術祭実行委員会事務局
050-1746-0996 (平日10:00〜18:00)

主催:東京芸術祭実行委員会〔豊島区、公益財団法人としま未来文化財団、
公益財団法人東京都歴史文化財団(東京芸術劇場・アーツカウンシル東京)、
東京都〕

助成:令和4年度 文化庁 国際文化芸術発信拠点形成事業

協賛:アサヒグループジャパン株式会社

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