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アーツアカデミー 東京芸術劇場 プロフェッショナル人材養成研修 ワークショップ

「手を使って考える 制作者のキャリアと未来の劇場」

日程
2014年1月8日(水)~10日(金)17:00~21:00
会場
シンフォニースペース
スケジュール

1月8日(水) 第1回目:「自分のキャリアを構築、選択する」

自らの人生を俯瞰し、目指すキャリア(経営者、専門家、他の職務、起業等)を明確にします。また、舞台芸術において個々人が貢献できる役割を見極めます。

1月9日(木) 第2回目:「プロフェッショナルのマインドとアクション」

自らの仕事が生む価値を、劇場に関係するステークホルダーである観客、創造団体、メディア等の関係者との関係から認識します。その中で、プロフェッショナルとしての「理想の制作者」のイメージを明確にし、実現するための姿勢とアクションを考えます。

1月10日(金) 第3回目:「アイデア創成:未来の劇場を皆のアイデアで共創しよう」

ブロックの作品とグループ内での対話により、アイデアを創成することに挑戦します。複数の問題意識を持ったチームとの対話により、アイデアの視点や選択肢の広がりを体験します。

レゴ®シリアスプレイとは?
レゴ®シリアスプレイとは?

レゴ®シリアスプレイは、スイスのIMD、米国のMIT Media Lab、Tufts大学等の協力を得て、2001年、デンマークのレゴ社が開発した手法です。外部や内部環境が変化する中で、自社の未来、ビジョン、目標を創り、リアルタイムでアクションプランや戦略を構築する道具として開発されたものです。
ビジネス上の問題解決には、論理を尽くした議論を優先しがちです。各人の感性:「心」で考え直し、感性で捉えたことをまた論理で考えてみる、この相互作用が問題解決を効果的に促進します。
シリアスプレイ™は、遊びと学びの融合の中に、問題解決のプロセスを巧みにおり交ぜた、「新しい学びの道具」といえます。大人でも子供でも、世代や上下関係を超えて、参加できるのが特徴です。
チームの個々人が、自分の考えを素直に表す、また、他のメンバーから、多角的な視点で自らの考えに啓発を受けるのが最初のステップです。チーム全体が、このプロセスを共有することにより、個々人の考えを、次元の高い、ダイナミックな考えへ統合・昇華することができます。

ファシリテーター

蓮沼 孝
 株式会社ロバート・ラスムセン・アンド・アソシエイツ 代表取締役社長 
 LEGO®SERIOUS PLAY公認ファシリテーター

【プロフィール】

早稲田大学理工学部卒、米国ペンシルバニア大学ウォートン校大学院修了(MBA)。国内外の企業で事業開発や人材育成に携わったあと、2008年にレゴ社のトレーニングを受けた認定トレーナー2名で株式会社ロバート・ラスムセン・アンド・アソシエイツを設立。デンマーク・レゴ社の開発した、”レゴ®・シリアスプレイ”という問題解決技法を国内外で紹介している。同技法の理論を基に、コンサルタントとして、国内の通信システム会社、商社、シンクタンク、外資系エンジニアリング会社等のビジョン、ミッション、チーム創りの支援を行う他、大学や大学院等で公開セミナーを行い、学生の視点を広げ、対話能力の向上に寄与している。

主催:アーツカウンシル東京/東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)