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芸劇オーケストラ・アカデミー・フォー・ウインド(GOA)

Pick up!

2026年1月16日(金) 第1回ライジングスターズ・コンサート チケット発売中!

第1回ライジングスターズ・コンサート

芸劇で学ぶ、奏でる、そして羽ばたく

東京芸術劇場発、管楽器のためのアカデミーへようこそ!
プロのオーケストラ奏者を目指す若手管楽器奏者を対象に、GOAは実践的なカリキュラムを無償で提供しています。オーディションと面接を経て合格したアカデミー生は、最長3年の在籍期間中に、充実したインプット(レッスン/キャリアアップゼミ)とアウトプット(コンサート/依頼演奏)を経験して、社会のなかで確かなキャリアビジョンとバイタリティをもつ音楽家へとステップアップしていきます。東京芸術劇場が10年以上の実績を誇るアカデミー、ただいま活動中!

ミュージック・アドヴァイザーからごあいさつ

芸術家は素晴らしい芸術だけを追い求めるべきだ──
よく言われるフレーズですが、じつはバッハやモーツァルトの時代から、音楽家たちは王侯貴族や民衆に自分の才能をアピールしてお金を稼いでいました。
さまざまなエンターテイメントがあふれている現在、若い演奏家は当時の何倍もの努力をしなければ世間の波に埋もれてしまいます。しかし、どのようにこの波を乗りこなせばいいのかは音楽大学では教えてもらえません。
わたしたちはこのアカデミーを通じて「波に流されない芯」と「波を自分で作る発想力」を持つ音楽家を育てることを目的としています。
素晴らしい講師陣とともに、アカデミー生が受け身にならずに自分からたくさん悩み、考えて、そして実践できる場を作る。
それができるのはこの東京芸術劇場のアカデミーだけだといっても過言ではないでしょう。
若者の素晴らしい未来に幸あれ!

(福川伸陽/ホルン)

カリキュラム紹介

①学ぶ

講師・アカデミー生の写真
国内外の第一線の現場で活躍するプロフェッショナルたちが、アカデミーのために集結。さまざまな現場での知見を踏まえた実践的なレッスンを開講しています。管楽器以外の講師からは、楽器ごとの特性にとらわれない表現を学び、合奏でのオーケストラ・スタディでは、オーディション対策も見据えた指導が受けられます。
カリキュラム紹介の写真
社会のなかで音楽家として活躍するには? さまざまな分野から専門家を招き、講義・ワークショップを通して、アカデミー生は音楽家としてのキャリアの歩み方や、プロデュースのノウハウ、そして音楽と社会のあいだにある課題に向き合い、考えを深めていきます。前身である吹奏楽アカデミーの開設時から続く、人気のカリキュラムです。

②奏でる

劇場発アカデミーであるGOAにとって、ステージは特別な学びの場です。主催公演では講師を交えたアンサンブルを編成し、十分な時間のリハーサルを経て、アカデミーで学んだ成果を音楽で表現していきます。東京芸術劇場のコンサートホールが、アカデミー生にとってのホームグラウンドになります。
©T.Tairadate
©T.Tairadate
アカデミー生は在籍最終年次、卒団に向けて「ショーケース」の企画準備に取り組みます。各自が30分のプログラムを計画し、年度末に上演します。アカデミー生はそれぞれ企画書を作成して劇場や講師とディスカッションを重ね、事前にランスルーを行い、内容をブラッシュアップしていきます。3年間の学びの集大成を表現するプログラムです。
©T.Tairadate
©T.Tairadate
GOAの在籍期間中、アカデミー生は劇場内外のさまざまな演奏活動・アウトリーチ活動に取り組みます。依頼元との企画調整からプログラムまでアカデミー生が携わることで、公演づくりのプロセスを経験しながら、レッスンとキャリアアップゼミによって培われた表現力とプロデュース力の双方を実践していきます。
©藤井光永
東京文化会館 東京ネットワーク
5館連携若手アーティスト支援 アフタヌーン・コンサート/
©T.Tairadate

③羽ばたく

©冨田了平
2025年からスタートした「GOA+」は、アカデミー在籍生・卒団生を対象としたアーティスト・バンク制度です。卒団後も依頼演奏を紹介することで、音楽活動のさらなるステップアップをサポートします。

アカデミーへの出演依頼について(GOA+ 紹介)

GOA+ロゴ
「GOA+(プラス)」は、アカデミー出身者のさらなるステップアップをサポートするために、2025年からスタートしました。都内を対象に演奏依頼を受け付け、会場やご依頼に沿って東京芸術劇場が登録アーティストであるアカデミー出身者に出演依頼をします。未来の音楽家たちとお客様との出会いを広げるフレッシュなプロジェクトです。
©冨田了平
©冨田了平

出演依頼の流れ

依頼対象

クラシック音楽を対象としたコンサート、もしくは関連ワークショップ、音楽プログラム等

  • 編成例)管楽器+ピアノの二重奏、もしくは金管五重奏、サクソフォン四重奏などの管楽器による室内楽(2~8名)
  • 関連プログラム例)来場者向けワークショップ(リズム体験など)、学校・地域団体等への音楽指導

出演依頼の流れ

  • 事務局へのお問い合わせ
    希望される音楽プログラムの内容を事務局へメールでご連絡ください。
  • 出演調整
    プログラム内容の確認、演奏者/編成等のご提案とマッチング、開催会場/備品等の調整
  • プログラム当日
    出演者へのフォロー、プログラム進行管理

お問合せ

東京芸術劇場「芸劇オーケストラ・アカデミー・フォー・ウインド(GOA)」担当

03-5391-2111

  • (土日祝日を除く9:00~22:00)

geigekiwoa#geigeki.jp

  • #は半角の@に置き換えてください

芸劇オーケストラ・アカデミー・フォー・ウインド

主催
東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)
協賛
ブルームバーグ・エル・ピー
助成
文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業
(劇場・音楽堂等機能強化総合支援事業))|独立行政法人日本芸術文化振興会

GOA+(若手音楽家支援事業)

主催
東京都/東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)
制作協力
株式会社ウインズ・インターナショナル