HOME > 過去の公演 > モーツァルト/歌劇『ドン・ジョヴァンニ』全幕

東京芸術劇場シアターオペラvol.12 全国共同制作プロジェクト

モーツァルト/歌劇『ドン・ジョヴァンニ』全幕
(新演出・英語字幕付・日本語上演)

モーツァルト/歌劇『ドン・ジョヴァンニ』全幕

Art Direction / Illustration : 森本千絵(goen°)
Design : 高橋亮(goen°)

オペラ×ダンスの邂逅。
二人の異才が放つ、ドン・ジョヴァンニ!
誰も見たことのない新しいオペラの幕が開く。

井上道義総監督により2015年に全国10都市14公演を全国共同制作し、我が国のオペラ上演史上センセーショナルに記憶を残したオペラ『フィガロの結婚』に続くダ・ポンテ三部作第2弾開催決定!
演出には、井上の信頼が厚くダンサー・演出家として進境著しい森山開次が決定。旧来の慣習にとらわれない、新たな視点で世界に通用する新しいオペラをいよいよ上演。

総監督・指揮 井上道義からのコメント

森山開次はこの国の次世代を牽引する舞台人材と思う。
勿論ダンサーとしての素晴らしい身体能力や、世界に表現するに値する秘めたマグマを持っている。
しかしそれだけでモーツアルトの超名作ドン・ジョヴァンニの演出を頼んだりはしない。
なんと言っても、共演者を丁寧な粘りある、吸引力を持って導く人間性に感銘を受けるからだ。
本当の舞台人で身体能力と知性と感性を兼ね備えている彼をサポートするのは刺激的だ。
そして今回はもう一つ、前代未聞の仕掛けがある。今まで、原語でなければ、どんなに素晴らしい演奏であっても、「負け組の遠吠え」であった日本語上演をあえておこない、言葉と音楽で皆さんの心に入り込もうと目論んでいる。
勿論2人の外国人は日本語がペラペラだ。すでにこの国は充分国際的なのだ。
見た目にも、聞こえた耳にも、満足できる歌手ばかり!そして意味のある身体表現=ダンス。
観客が、勇んで共に舞台から飛び降りたくなる魅力ある歌手ばかりだ。いざ!

演出・振付 森山開次からのコメント

「ドン・ジョヴァンニの演出をしないか!」
井上道義さんにそう持ちかけられた時、私は初めてのオペラ演出に慄くどころか、その瞬間からドクドクと発想が湧き出し、興奮していた。21歳で舞台の世界に飛び込んだ時、最初に学び踊ったその役が、ドン・ジョヴァンニ役だったことも何かの縁だろう。私の踊りへの欲求は、ドン・ジョヴァン二の生き様に重なる。踊りは求愛。この、踊りへの尽きることない欲望の果てが、地獄落ちだとしても構わないと思っている。身体表現を取り込んだオペラ演出は、昨今では珍しくないが、その可能性の追求に果ては無い。至極の踊るオペラ「ドン・ジョヴァンニ」を全力で演出したい。

日程
2019年01月26日 (土)14:00開演(ロビー開場 13:00)
2019年01月27日 (日)14:00開演(ロビー開場 13:00)
会場
コンサートホール
曲目
モーツァルト/歌劇『ドン・ジョヴァンニ』全幕 (新演出、英語字幕付、日本語上演)
総監督・指揮
井上道義
演出・振付
森山開次
出演

管弦楽:読売日本交響楽団
合唱:東響コーラス

ドン・ジョヴァンニ:ヴィタリ・ユシュマノフ

レポレッロ:三戸大久
ドンナ・アンナ:髙橋絵理
騎士長:デニス・ビシュニャ
ドンナ・エルヴィーラ:鷲尾麻衣
ドン・オッターヴィオ:金山京介
ツェルリーナ:小林沙羅(1月26日出演)、藤井玲南(1月27日出演)
マゼット:近藤圭

ダンサー:浅沼圭 碓井菜央 梶田留以 庄野早冴子 中村里彩 引間文佳 水谷彩乃 
南帆乃佳 山本晴美 脇坂優海香
※出演を予定しておりました堀田千晶は、一身上の都合により出演できなくなりました。
代わって、水谷彩乃が出演いたします。

プロフィール
総監督・指揮:井上道義
Production Director, Music Director: Michiyoshi Inoue
井上道義

©Hikaru.☆

1946年東京生まれ。桐朋学園大学卒業。1971年グィド・カンテルリ指揮者コンクール優勝。ニュージーランド国立交響楽団首席客演指揮者、新日本フィルハーモニー交響楽団音楽監督、京都市交響楽団音楽監督兼常任指揮者、大阪フィルハーモニー交響楽団首席指揮者、オーケストラ・アンサンブル金沢音楽監督を歴任。2007年、ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクトを企画立案、音楽・企画の両面で大きな成功を収めた。(2017年2月、同プロジェクトを収録した「ショスタコーヴィチ交響曲全集 at日比谷公会堂」CD・BOXをリリース。)2014年4月、病に倒れるが同年10月に復帰を遂げる。2015年、全国共同制作オペラ「フィガロの結婚」(野田秀樹演出)を総監督として指揮し10都市14公演の巡回公演を大成功へと導いた。2017年7月、大阪国際フェスティバルにて「バーンスタイン:ミサ」を自身23年ぶりに総監督(演出・指揮)として率い、壮大で唯一無二な舞台を作り上げたと各方面にて非常に高い評価を受けた。2016年「渡邊暁雄基金特別賞」、「東燃ゼネラル音楽賞」、2018年「大阪文化賞」「大阪文化祭賞」「音楽クリティック・クラブ賞」をトリプル受賞。自宅にアヒルを飼っている。
オフィシャルサイト http://www.michiyoshi-inoue.com/

演出・振付:森山開次
Stage Director, Choreographer: Kaiji Moriyama
森山開次

©Sadato Ishizuka

2001年エディンバラフェスティバルにて「今年最も才能あるダンサーの一人」と評された後、自ら演出振付出演するダンス作品の発表を開始。能とのコラボレーションなど和の素材を用いた独自の表現世界で注目を集める。2005年ニューヨークにて発表のソロ作品『KATANA』でニューヨークタイムズ紙に「驚異のダンサーによる驚くべきダンス」と記される。2007年ヴェネチアビエンナーレ招聘、『The Velvet Suite』を世界初演しソールドアウトを記録。2012年新国立劇場ダンス公演『曼荼羅の宇宙』にて演出振付および舞踊表現の両面が評価され、芸術選奨文部科学大臣新人賞、江口隆哉賞、松山バレエ団顕彰 芸術奨励賞受賞。近年は国内外25都市以上で上演中の「LIVE BONE」、新国立劇場「サーカス」、KAAT神奈川芸術劇場「不思議の国のアリス」など、こどもから大人まで魅了するカラフルでファンタジックな作品のほか、石川県立音楽堂委嘱作品、サントリーサマーフェスティバル、ベルリンフィル×AIピアノとの競演など音楽公演への参加で新たな境地を開拓。ダンスのみならず、演劇・映画・広告・大型イベントなど、幅広い分野での身体表現に果敢に挑戦している。
オフィシャルサイト http://kaijimoriyama.com

ドン・ジョヴァンニ:ヴィタリ・ユシュマノフ
Don Giovanni: Vitaly Yushmanov
ヴィタリ・ユシュマノフ

©Hikaru.☆

サンクトペテルブルク生まれ。マリンスキー劇場のアカデミーで学ぶ。ライプツィヒ音楽演劇大学を卒業。2015年春より日本に拠点を移し、『歌の翼に』(2015、フロレスタン)、『Parole d’amore』(2016、オクタヴィア)をCDリリース。(一財)地域創造の公共ホール音楽活性化事業のアーティスト(平成28~29年度)。
2017年びわ湖ホールオペラ「ラインの黄金」、「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」、NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」、サントリー大ホールでの「第2回 オペラ歌手 紅白対抗歌合戦」に出演。
2018年6月サントリーホールでのロシア文化フェスティバルのオープニング公演として、ミハイル・プレトニョフ指揮、ロシア・ナショナル管弦楽団の演奏会形式で、チャイコフスキーの歌劇「イオランタ」に出演予定。
日本トスティ歌曲コンクール2015第1位及び特別賞、第14回東京音楽コンクール声楽部門第2位、第52回日伊声楽コンコルソ第1位及び最優秀歌曲賞受賞。

レポレッロ:三戸大久
Leporello: Hirohisa Sannohe
三戸大久

©Hikaru.☆

青森市出身。武蔵野音楽大学卒業。第40回イタリア声楽コンコルソ・シエナ部門金賞。第46回日伊声楽コンコルソ第3位。第9回藤沢オペラコンクール奨励賞。平成25年度文化庁新進芸術家海外研修員としてウィーンにて研鑽を積み、滞在中ウィーン・カールス教会でのシューベルト『ミサ曲』、モーツァルト『ミサ・ブレヴィス』等の数多くの演奏で好評を得る。国内では東京二期会『蝶々夫人』ボンゾ、『オテロ』ロドヴィーコ、『フィガロの結婚』バルトロ、『こうもり』フランク、新国立劇場『沈黙』井上筑後守、日生劇場オペラ『ラ・ボエーム』コッリーネ、神奈川県民ホール開館40周年オペラ『金閣寺』道詮和尚などに出演。昨年、全国共同制作プロジェクト『トスカ』にスカルピア役で出演し高い評価を得ている。コンサートにおいては飯守泰次郎指揮「戴冠式ミサ」小林研一郎指揮モーツァルト「レクイエム」をはじめ「第九」「荘厳ミサ」「メサイア」など宗教曲のソリストとしても活躍し、読響、都響、東フィル、日フィル他、国内オーケストラとの共演も多い。二期会会員。

ドンナ・アンナ:髙橋絵理
Donna Anna: Eri Takahashi
高橋絵理

©Hikaru.☆

秋田県出身。国立音楽大学声楽科卒業、同大学院修了。新国立劇場オペラ研修所第10期生修了。田口興輔、セルジョ・ベルトッキの各氏に師事。第47回日伊声楽コンコルソ第3位受賞。第6回静岡国際オペラコンクールで第3位(1位なし)、あわせてオーディエンス賞を受賞。2014年五島記念文化賞オペラ新人賞受賞、イタリアで研鑽を積む。 オペラはこれまでに、『フィガロの結婚』伯爵夫人、『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・アンナ、『コジ・ファン・トゥッテ』フィオルディリージ、『ファルスタッフ』アリーチェ、『カルメン』ミカエラ、『ラ・ボエーム』ミミ、『トスカ』トスカ、『カプレーティとモンテッキ』ジュリエッタ等で出演。東京二期会公演では、二期会創立60周年記念公演『パリアッチ(道化師)』(パオロ・カリニャーニ指揮/田尾下哲演出)ネッダ、二期会『ホフマン物語』(ミシェル・プラッソン指揮/粟国淳演出)アントニアで出演し、高い評価を得た。二期会会員。

騎士長:デニス・ビシュニャ
Commendatore: Denys Vyshnia
デニス・ビシュニャ

©Hikaru.☆

ウクライナ出身。キエフ国立音楽院卒業。「New Names Competition」第1位。Golden Orpheus賞受賞。キエフ市立歌劇場ソリストとして「エフゲニー・オネーギン」グレーミン、「イオランタ」レネ王、「皇帝サルタン物語」サルタン、「アイーダ」ランフィス等で出演。2010年、アレーナ・ディ・ヴェローナ日本公演ではP.ドミンゴ指揮「アイーダ」エジプト国王で出演。小澤征爾・T.テイラー指揮「フィガロの結婚」バルトロ、A.ゼッダ指揮「セビリヤの理髪師」バジリオ、沼尻竜典指揮「リゴレット」スパラフチーレ、「ラインの黄金」ファゾルト等で出演。トウキョウ・モーツァルト・プレーヤーズ公演ショスタコーヴィチ「交響曲第14番」では高い評価を受ける。サイトウ・キネン・フェスティバル松本に出演。日生劇場には「セビリアの理髪師」「ボエーム」「ルサルカ」に出演し、2018年6月には「魔笛」ザラストロで出演予定。
www.denysvyshnia.com

ドンナ・エルヴィーラ:鷲尾麻衣
Donna Elvira: Mai Washio
鷲尾麻衣

©Hikaru.☆

神奈川県出身。東京藝術大学卒業。新国立劇場オペラ研修所修了。文化庁派遣芸術家研修員及びローム ミュージック ファンデーション特別研究生に選出され、ニューヨーク、ロンドンで研鑽を積む。ハンターカレッジ「安寿と厨子王」で主演しニューヨークタイムズ紙に絶賛された他、カーネギーホールのオーケストラコンサートソリストに抜擢される。また、カナダの日加友好80周年記念ガラ・コンサートに出演し、その模様は現地のテレビ放映により話題を呼んだ。セントアンドリュース国際コンクール優勝、東京音楽コンクール第2位等国内外での入賞多数。日本ではNHK音楽祭や新国立劇場『ドン・ジョヴァンニ』『こうもり』『魔笛』、小澤征爾音楽塾『こうもり』、バッティストーニ指揮・オペラ「イリス」、最近では東京芸術劇場『真珠とり』にレイラ役で主演や、佐渡裕指揮1万人の第九にソリストで出演するなど活躍著しい注目のソプラノ。2017年オクタヴィアレコードよりファーストアルバム「MAI WORLD」をリリース。二期会会員。

ドン・オッターヴィオ:金山京介
Don Ottavio: Kyosuke Kanayama
金山京介

©Hikaru.☆

島根県出身。国立音楽大学声楽科首席卒業。卒業時に矢田部賞受賞。オペラ・ソリストコース修了。東京藝術大学大学院修了。二期会オペラ研修所第56期マスタークラス修了。修了時に優秀賞受賞。オペラ「コシ・ファン・トゥッテ」フェランド、「秘密の結婚」パオリーノ、「椿姫」アルフレード、千住明作曲のオペラ「滝の白糸」(世界初演)口上の芸人役、「フィレンツェの麦わら帽子」ファディナール役にて出演。また、二期会オペラ「魔笛」タミーノ役で二期会本公演デビューした後、日生劇場オペラ「ドン・ジョヴァンニ」ドン・オッターヴィオ、「セヴィリアの理髪師」アルマヴィーヴァ、「後宮からの逃走」ベルモンテ役、神奈川県民ホールオペラ「魔笛」にてタミーノ役等、国内の主要なオペラに続けて出演している。
宗教曲ではメサイア、モーツァルト・レクイエム、第九、ロッシーニ・スターバトマーテル、ハイドン天地創造等のソリストも務める。男性声楽ユニット「La Dill」の一員。二期会会員。

ツェルリーナ:小林沙羅(1月26日出演)
Zerlina: Sara Kobayashi
小林沙羅

©Hikaru.☆

東京都出身。東京藝術大学卒業、 同大学院修士課程修了。
06年に『バスティアンとバスティエンヌ』バスティエンヌ(井上道義指揮)でデビュー後、東京芸術劇場シアターオペラシリーズ08年『イリス』芸者、09年『トゥーランドット』リュー、14年『こうもり』アデーレ、15年『メリーウィドウ』ヴァランシエンヌ、2015年5月から11月にかけて野田秀樹演出×井上道義指揮、オペラ「フィガロの結婚」でスザ女(スザンナ)役を10都市14公演で務め、その高い演技力と安定した歌唱力により日本各地で成功をおさめた。2017年には「カルメン」ミカエラ役で藤原歌劇団への初出演を果たした。その他、多くのオーケストラと共演を重ねている。
海外では、12年ブルガリア国立歌劇場『ジャンニ・スキッキ』ラウレッタ役で欧州デビュー、同歌劇場『愛の妙薬』プレミエ公演にアディーナ役で出演、オペレッタ「オスカーシュトラウス声楽コンクール」2位を受賞等、海外へも活動の幅を広げている。
2014年デビューCDアルバム「花のしらべ」をリリース。16年にはセカンドアルバムとなる「この世でいちばん優しい歌」をリリース。2017年、第27回出光音楽賞受賞。

ツェルリーナ:藤井玲南(1月27日出演)
Zerlina: Rena Fujii
藤井玲南

©Hikaru.☆

横浜市出身。東京藝術大学卒業。同大学院在学中、エアフルト歌劇場に研修生として所属。同劇場でフンパーディンク『ヘンゼルとグレーテル』“砂の精・露の精”役でオペラデビュー、リーダーアーベントを開催。その後ライプツィヒ歌劇場にて研修。ウィーン国立音楽大学卒業。
在欧中、Mikulaš Schneider-Trnavský国際声楽コンクールならびにAntonín Dvořák国際声楽コンクール第1位。Ada Sari国際声楽コンクール第3位、特別賞三部門受賞。Hans Gabor Belvedere国際声楽コンクールOlga Warla-Kolo賞受賞。モーツァルト『魔笛』“夜の女王”、ロッシーニ『セヴィリアの理髪師』“ロジーナ”、ヴェルディ『リゴレット』“ジルダ”を演じる。
国内では、友愛ドイツ歌曲コンクールならびに日仏声楽コンクール第1位、日本音楽コンクール第2位および岩谷賞受賞、静岡国際オペラコンクール入選。札幌のパシフィック・ミュージック・フェスティバル、セイジ・オザワ松本フェスティヴァル、小澤征爾音楽塾に出演。
国立音楽大学非常勤講師。二期会会員。

マゼット:近藤圭
Masetto: Kei Kondo
近藤圭

©Hikaru.☆

長野県出身。国立音楽大学卒業。同大学院を首席で修了。新国立劇場オペラ研修所修了。ローム ミュージック ファンデーションの奨学金を得てドイツ・ハンブルクに留学。新国立劇場、東京二期会、びわ湖ホール、セイジ・オザワ・マツモト・フェスティバル、日生劇場等の主要な公演で活躍。
近年は小澤征爾指揮『子供と魔法』大時計役、東京二期会『ナクソス島のアリアドネ』ハルレキン役、新国立劇場『魔笛』にパパゲーノ役、日生劇場『ラ・ボエーム』ショナール役等で出演し、好評を得ている。
ドイツにおいても、ハイドン『四季』でソリストを務め、北ドイツ放送局で放映されたのをはじめ、『レクイエム』(モーツァルト、フォーレ)、『カルミナ・ブラーナ』や『第九』等のソリストとして数々のコンサートで活躍している。二期会会員。

ダンサープロフィール

写真をクリックするとプロフィールが開きます

浅沼圭

幼少期から新体操をはじめ、中学で世界大会出場、北京五輪全日本強化選手に選出されるなど、さまざまな成績を収める。
現在はアーティストとして舞台、映像を中心に様々なジャンルの場所で活動。主な出演作品に、森山開次:作『サーカス』、串田和美:作『メトロポリス』、金沢21世紀美術館『Orphe展』、KAAT x Nibroll『イマジネーション・レコード』、Japan Ninja council『Art Of NINJA』。

碓井菜央

日本女子体育大学舞踊学科卒業。以降「私は真悟」「作者を探す六人の登場人物」「スコット&ゼルダ」「アルジェンタンゴDANCELEGEND VOL2」「ロミオ&ジュリエット」地球ゴージャスなど様々な作品に出演。ジャポニスム2018 パリ公演「GAGAKU Reigakusha」にて森山開次振付作品に初参加。2017年に劇団ぼるぼっちょ入団。また同年より左HIDALIにチームイン。作品作り、芝居にも力を入れている。

梶田留以

福島県出身。4歳からバレエを安部仁子に師事。大阪芸術大学舞台芸術学科舞踊コースに入学し、バレエを堀内充、望月則彦に、モダンダンスを加藤きよ子に師事。2011年より新潟市民芸術文化会館専属舞踊団Noism2に所属し、2014年より同カンパニーNoism1に所属。東京に拠点を移し、ダンサーとして活動する傍ら、講師、舞台アシスタントとしても活躍中。現在フリーランス。

庄野早冴子

幼少期よりロシア人指導者のもとでバレエを学ぶ。その後、劇団四季などを経て現在はミュージカルなどの舞台で活動中。
またタップダンスも得意とし、ダンスショーやアーティストPV出演、舞台の振付助手なども行う。
主な出演作に、富山ミュージカルシリーズ「回転木馬」「ハロー・ドーリー!」「ミー&マイガール」、映画「TAP THE LAST SHOW」(水谷豊監督)、新国立劇場オペラ「鹿鳴館」他。

中村里彩

4歳よりバレエを始める。
2012年度「スリーピング・ビューティー全日本バレエコンクール」にてミス・バレリーナ・グランプリを受賞して以後、 久光製薬エアーサロンパス(2016年)など多数のCMに出演している。空手は茶帯。踊れる女優を目指しながらアクションやミュージカルにも挑戦している。現在はBallet & Vocal Unit「POINT」のメンバーとしても活動している。

引間文佳

幼少より新体操を始め、09年日本代表選出。第25回ユニバーシアード選手権準優勝。森山開次演出『サーカス』『不思議の国のアリス』を始め、白井晃『夢の劇』、遠藤康行、近藤良平、フィリップ・ドゥクフレ『わたしは真悟』、インバル・ピント&アブシャロム・ポラック『羅生門』等国内外で活躍する演出家の作品に出演。また、ひびのこづえ(衣装)、川瀬浩介(音楽)との共作『Humanoid LADY』を奥能登国際芸術祭で発表、現在各地にて展開中。

水谷彩乃

©Hiroyuki Yamaguchi

3歳より小宮美佐子バレエ教室にてバレエを始め、日本ジュニアバレエ、AMスチューデンツでは牧阿佐美や豊川美恵子、牧阿佐美バレヱ団に師事。
演劇科のある高校に入学しミュージカル、ジャズダンスを始め様々なジャンルの踊りを学ぶ。
2009年ベラルーシ国立バレエ学校に留学、2011年同校を卒業。
2011年よりベラルーシ国立ボリショイ劇場に在籍。全てのレパートリーに出演。
帰国後はフリーダンサーとして活動中。

南帆乃佳

東京都出身。幼少よりモダンバレエを平多利江、東京都立総合芸術高校にてコンテンポラリーダンスを片岡康子らに師事。2012年、東京新聞主催全国舞踊コンクール現代舞踊ジュニア部第1位受賞。2013年、文化庁芸術家在外派遣制度によりAmsterdam University of the Art(MTD)へ1年間留学。2017年、Opto file4にて小尻健太作品「The Garden of Love」に選抜ダンサーとして出演。2018年3月、筑波大学体育専門学群卒業後、フリーダンサーとして活動中。

山本晴美

4歳よりバレエアルテにてバレエを始める。中村一哉、榊珠名に師事。
2009年、ニューヨークへ短期留学をし、ジョフリーバレエ、ステップスオンブロードウェイにてバレエ、ジャズ、コンテンポラリーを学ぶ。
2010年、昭和音楽大学短期大学部音楽科バレエコースに入学。小山久美、小山恵美、上之恵民、坂本登喜彦、能美健志に師事。
2012年、技術特別賞を受賞し、卒業。同年NPO法人NBAバレエ団に入団。

脇坂優海香

石川生まれ。平成14年 中西優子に師事。(KCS中西優子ダンススペース )第42回埼玉全国舞踊コンクール ジュニア部 第3位-3入賞。第11回 なかの国際ダンスコンペティション ジュニア部 第1位入賞。第44回 埼玉全国舞踊コンクール ジュニア部 第3位-3入賞。第3回 座間全国舞踊コンクール シニアの部 第3位入賞。2016 全国つくば洋舞コンクール シニアの部 2位入賞。

主催:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)

共同制作:オーバード・ホール(公益財団法人富山市民文化事業団、富山市)  
東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)  
公益財団法人熊本県立劇場  
公益財団法人石川県音楽文化振興事業団(オーケストラ・アンサンブル金沢)  
公益財団法人読売日本交響楽団  
公益財団法人九州交響楽団

助成:文化庁ロゴマーク文化庁文化芸術振興費補助金
劇場・音楽堂等機能強化推進事業(共同制作支援事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会

協力:劇場、音楽堂等連絡協議会 ローランド株式会社

事業提携:読売日本交響楽団

beyond2020_logo