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芸劇+トーク 異世代リーディング

『自作自演』 <第12回>

『自作自演』 <第12回>

世代の異なる作家が自作を読み、語り合う。


2011年より不定期で開催しております、
芸劇人気企画<芸劇+トーク 異世代リーディング『自作自演』>

2人の作家が、それぞれ自作の短編小説・エッセイ・戯曲などを読み、その後に互いの言葉を聞いて感じたことを語り合う、2部構成で上演致します。
作家が自らの声で届ける朗読は圧巻。作品世界をディープに堪能してください!
トークは、互いの作品への思いや、2人の意外な接点などの貴重な話が聞ける、またとない機会です。

日程
2015年02月02日 (月)19:00
ステージ数
1ステージ
会場
シアターウエスト
公演詳細

<第12回>
【出演】飴屋法水× 江本純子  トーク聞き手:徳永京子(演劇ジャーナリスト)
【日程】2015年2月2日(月) 19:00(18:30開場)
【朗読作品】飴屋法水 『ブルーシート』を中心に
      江本純子 短編小説『むきだされた天使』

プロフィール
飴屋法水
飴屋法水

1961年生まれ。山梨県出身。現代美術家・役者・ペットショップオーナー・演出家などさまざまな顔を持つ。78年に唐十郎の「状況劇場」に音響で参加。84年に「東京グランギニョル」、87年に「M.M.M」を立ち上げ、その独特な舞台表現で人気を集める。90年より現代美術に発表の場を移し95年のベネチアビエンナーレにおいて「パブリックザーメン」を発表するが、同年作家活動を止め、さまざまな動物を飼育販売する「動物堂」を開始。2005年「バ  ング  ント」展にて作家活動再開後は、「フェスティバル/トーキョー」、「水と土の芸術祭」、「国東半島アートプロジェクト」などに参加。14年いわきの高校生たちと共作した『ブルーシート』で第58回岸田國士戯曲賞を受賞した。同年9月東京芸術劇場で上演された藤田貴大演出『小指の思い出』(野田秀樹作 )に出演。

~コメント~
この企画を受けた江本さんが、僕を指名してくれたと言う。
とても意外だった。そう感じる方も多いのではないか? この取り合わせ。
でも、素直に、ありがたかった。
でも、なんで僕なのか、それはやっぱり、わからないまま、
一生懸命聞いて、一生懸命読んでみます。
こんなわからないことに取り組める、こんな謎を、
とても贅沢なこと、そう思います。
ありがとう、江本さん。読み合いましょう。
謎がとける、なんて保証は無いままに。
江本純子
江本純子

1978年千葉県生まれ。劇作家・演出家・俳優。 立教大学在学中の2000年9月、劇団「毛皮族」を旗揚げし、演劇活動を始める。09年より、毛皮族とは異なる作風と上演形態にて劇作品を発表するための場として「財団、江本純子」の活動を開始する。06年、処女小説『股間』を発表。09年『セクシードライバー』、10年『小さな恋のエロジー』が岸田國士戯曲賞最終候補作となる。12年、フランス・パリ日本文化会館より招聘を受け、同劇場にて『女と報酬(Le fric et les femmes)』を上演する。08年~13年、セゾン・ジュニアフェローとしてセゾン文化財団からの助成を受ける。近年の演出作に『ライチ☆光クラブ』『じゃじゃ馬ならし』等。

~コメント~
飴屋さんの世界を間近で触れることができる。嬉しい。楽しみ。贅沢だ。
私は飴屋さんの世界の前に、前座として、いや前座みたいに、できる限りの心を尽くして自作を読みます。
飴屋さんの世界とは折り合わずに、ヘドが出ちゃうお客さんもいるかもしれませんが。
なんだか久々にピュアな気持ち、演じることへのときめきが生まれている。

主催:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)
東京都/東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)

 

*本公演は東京文化発信プロジェクト事業です。

東京文化発信プロジェクト

【東京文化発信プロジェクトとは】東京文化発信プロジェクトは、「世界的な文化創造都市・東京」の実現に向けて、東京都と東京都歴史文化財団が、芸術文化団体やアートNPO等と協力して実施している事業です。多くの人々が文化に主体的に関わる環境を整えるとともに、フェスティバルをはじめ多彩なプログラムを通じて、新たな東京文化を創造し、世界に発信していきます。http://www.bh-project.jp/