HOME > 過去の公演 > めにみえない みみにしたい

めにみえない みみにしたい

めにみえない みみにしたい

宣伝美術:名久井直子
宣伝イラスト:ヒグチユウコ
宣伝写真:井上佐由紀

マームとジプシーの藤田貴大が初めて取り組んだ、子どもから大人まで一緒に楽しめる演劇作品『めにみえない みみにしたい』。大きな布を森に見立てたり、しりとりなどのゲーム要素やしゃぼん玉などを使った視覚効果など、多様な手法で子どもたちの観劇への興味を高めながら、少女の成長や自立、戦争というモチーフにも挑み、大人の鑑賞にも堪える作品として2018年の初演、さいたま公演では高い評価を得ました。再演となる今回は北海道から沖縄まで全国14都市を巡り、池袋にもやってきます。
めにみえない生き物を探しに一緒に出掛けましょう!

日程
2019年08月31日 (土) ~09月01日 (日)
ステージ数
4
会場
シアターイースト
あらすじ

めにみえない生き物を探しに、女の子は森の中へ―。

おねしょに悩むおんなのこは、飼い猫のにゃあにゃあちゃんから聞いた古い言い伝えを叶えるため、夜の森へ出掛けて行きます。おかあさんも子どものころに出かけた森には、たくさんの動物たちや不思議な生き物、妖精たちが住んでいました。森で出会った狩人に案内されて森の奥へ進むおんなのこ。やがて辿りついた古いおうち。となりの森と戦争が始まろうとする中、おんなのこが古いおうちで見たのは……。

作・演出
藤田貴大
出演
伊野香織 川崎ゆり子 成田亜佑美 長谷川洋子
プロフィール
藤田貴大
藤田貴大

©篠山紀信

マームとジプシー主宰、演劇作家。2007年、マームとジプシーを旗揚げ。以降全作品の作・演出を担当し、演劇作品を発表。象徴するシーンのリフレインを別の角度から見せる映画的手法が特徴。2011年、三連作『かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっと、しおふる世界。』で第56回岸田國士戯曲賞を26歳で受賞。今日マチ子の同名コミックを原作とした舞台『cocoon』(2013年初演、2015年再演)の演出で第23回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞。2018年秋には「ジャポニスム 2018」公式企画として『書を捨てよ町へ出よう』(寺山修司作)をフランス・パリで上演。今もっとも注目を集める若手演劇人のひとり。

関連企画 芸劇こどものアトリエ
○「地図のワークショップ」

「今朝、最初に話した人は?」「会場までの道のりは?」藤田貴大がワークショップ参加者へインタビューをしながら、全員でそれぞれの風景を再現していきます。最後には、再現されたシーンを藤田が構成し、みんなで小さな演劇作品を発表します。演劇未体験者大歓迎!

日時:2019年8月30日(金)13:00~16:00

講師:藤田貴大ほか

会場:リハーサルルーム(地下2F)

料金:500円

「地図のワークショップ」詳細はこちら

※定員に達したため、募集の受付を終了しました。

主催:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団) 
東京都/アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)

企画制作:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団、合同会社マームとジプシー

後援:豊島区

アーツカウンシル東京