芸劇dance
橋本ロマンス×サエボーグ『新作パフォーマンス』
着ぐるみパフォーマーオーディション開催!
東京芸術劇場では、2026年2月に芸劇dance主催公演として、橋本ロマンスとサエボーグによる『新作パフォーマンス』をシアターイーストで上演します。上演に先駆け、本作品にご出演いただく着ぐるみパフォーマーのオーディションを開催します。
新進気鋭の振付家として現代社会と対峙するダンス作品を発表してきた橋本ロマンスと、自らの皮膚の延長としてラテックス製のボディスーツを自作し装着してパフォーマンスを展開する現代美術家サエボーグ。2人の初めてのタッグによる舞台作品です。皆様からのご応募をお待ちしています。
芸劇dance: 橋本ロマンス×サエボーグ『新作パフォーマンス』
- 応募要項
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1)期間・会場
リハーサル:2026年1月20日(火)~2月5日(木)
都内稽古場/平日夜帯3時間、土日最大8時間を予定
:2026年2月6日(金)~2月10日(火)
東京芸術劇場/終日
公演:2026年2月11日(水・祝)~2月15日(日)5日間6回公演(予定)
2)募集人数・内容など
- 募集人数 若干名
- パフォーマンス内容
ラテックス製のスーツを着用し、豚や牛などの家畜に扮しパフォーマンスを行います。また、観客と交わり、反応に応じたリアクションを通して、言葉を超えたコミュニケーションや関係性を築きます。パフォーマンスの雰囲気は、以下のサイトの動画をご覧ください。
3)応募条件(以下のすべてに当てはまる方)
- リハーサル・公演日程に参加可能な方。
- 身長152cm~164cmくらいで、上記資料映像のようなパフォーマンスが可能な20歳以上の方。(2026年1月20日時点)
- ラテックス製ボディスーツを着用したパフォーマンスに抵抗のない方。
ボディスーツは清潔に保たれたものをお渡しします。
空気を入れて膨らませるため着用時には軽い圧迫感があります。閉所が苦手な方はご遠慮ください。
普段、運動等をあまりされない方は、呼吸がやや苦しく感じられる場合があります。
- 未経験者可。パフォーマンス、ダンス、演劇等の出演経験の有無に関係なく、アートに関心がある方歓迎。
- パフォーマンス中、メガネは使用できません。原則コンタクトレンズをご使用ください。
- 2026年1月20日〜2月16日までの期間、日本国籍もしくは日本に滞在する在留資格を有し就労が可能な方。
4)出演料
二次選考を経てご出演が決まった方には、全日程終了後、出演料として、10万円(諸税込)をお支払いいたします。(リハーサルと本番含む)
本企画への参加に要する交通費、宿泊が必要な場合は、参加者自身でのご負担となります。5)選考スケジュール
一次選考(応募フォーム)
2025年7月8日(火)23:59締切一次選考の結果は、7月23日(水)までにメールにてお知らせします。
二次選考(実技)
2025年8月22日(金)・23日(土)いずれかの日程に実技を含めた対面での選考を行います。
一次選考を通過した方にのみ二次選考の日程と実施会場(東京都内)をメールにてお知らせします。
二次選考の結果は、9月12日(金) までにメールにてお知らせします。
6)応募方法
応募フォームからお申し込みください。
- オーディション応募フォームの記入項目
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- お名前(フルネーム)、ふりがな、アーティスト名(お持ちの場合)
- ご連絡先(電話番号、メールアドレス)
- お住まいの都道府県
- ご職業、アピールしたい経歴
- 現在の主な活動(アート関係、その他)
- 応募動機
- 身長、肩幅、アームホール、バスト、ウェスト、ヒップ、足のサイズ
- 「眼鏡」または「コンタクトレンズ」の着用の有無
- 募集を知ったきっかけ
- 備考
応募申し込み後5日以内に、劇場担当者よりメールをお送りしますので、そちらの返信に「全身写真」を1枚添付してお送りください。
- アーティストプロフィール
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- 橋本ロマンス
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1995年生まれ。東京都出身。they/them。マイノリティ・ポリティクス、クィア・アクティヴィズム、脱植民地主義などを主題とし、抵抗やノイズを生み出す手段として作品と社会/都市を地続きにすることを目的とした同時代生の高い作品制作やプロジェクトを行う。コンセプチュアルな手法を用いながらも、ポップ/ストリートカルチャーの要素を取り込み、作品を構成する全要素に一貫した美意識を持ち、劇場機構をダイナミックに用いた奥行ある構成プラン、サイトスペシフィックな空間デザイン、作品 テーマを多角的に掘り下げるアプローチによって、主題に対し新たな仮定を提示するスタイルが特徴。
主な作品に「饗宴/SYMPOSION」(世田谷パブリックシアター/2024)、「Pan」(愛知芸術劇場小ホール/2023、スパイラルホール/2021)、「デビルダンス」(のげシャーレ/2021)等。朝日新聞年間ベスト公演選出(2024,2021)、読売新聞年間ベスト公演選出(2024)、日本ダンスフォーラム賞(2022)、横浜ダンスコレクション2020新人振付家賞(2020)、SICF20 PLAY部門グランプリ(2019)。
- サエボーグ
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© ZIGEN
1981年富⼭⽣まれ、東京拠点。サエボーグは不完全なサイボーグ。ハーフヒューマン、ハーフトイ。⾃らの⽪膚の延⻑としてラテックス製のボディスーツを⾃作し、装着するパフォーマンスを展開するアーティスト。性別などの固定化されたアイデンティティや、⼈間の⾝体そのものを超越したいという強い願望を原動⼒に、家畜などを玩具的にデフォルメしたボディスーツに⾝を包み、⽣態系の最底辺の⽣き物たちが織り成す遊戯的なユートピア実験牧場を作り出す。
近年の主な発表として、「DARK MOFO 2019」(Avalon Theatre、オーストラリア/2019)、「あいちトリエンナーレ2019 情の時代」(愛知県芸術劇場/2019)、「Cycle of L」(高知県立美術館/2020)、「世界演劇祭2023」(Zoogesellschaftshaus、ドイツ/2023) 、「Tangente St.Pölten」(Jahnturnhalle、オーストリア/2024)、「Engawa A Season of Contemporary Art from Japan」(グルベンキアン近現代美術館、ポルトガル/2024)等の公演、「第6回アテネビエンナーレ:ANTI」(Banakeios Library、ギリシャ/2018)、「Ultra Unreal」(シドニー現代美術館、オーストラリア/2022)、「Enchanted Animals」(黒部市立美術館/2024)、「Tokyo Contemporary Art Award 2022-2024 受賞記念展」(東京都現代美術館/2024)等の展覧会の他、多数の発表を国内外で展開。第17回岡本太郎現代芸術賞 岡本敏子賞受賞(2014)等。
- お問合せ
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東京芸術劇場 事業企画課 事業第二係
電話:03-5391-2115 (土日祝日除く10:00~16:00)
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主催:東京都/東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)
助成:
文化庁文化芸術振興費補助金
劇場・音楽堂等機能強化推進事業(劇場・音楽堂等機能強化総合支援事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会
2025.06.05