舞台技術セミナーvol.5 「吊り物の安全について」

~吊り素材の破断検証と美術バトンへの荷重実験~

日程
2015年06月08日 (月)13時~17時
会場
プレイハウス

近年、舞台装置は重量化が進み、吊るための素材も綿ロープからワイヤーやスリングなど丈夫な素材の使用が主流になってきました。安全に対する意識も向上しつつありますが、吊り方や重量を軽視すると大事故につながる可能性が十分にあります。今回のセミナーでは劇場設備と仮設バトンを使用して素材の強度の違いや、バトンへの負荷についても検証し、安全な仕込み方について考察します。

日程

2015年06月08日 (月)13時~17時

会場

プレイハウス

対象

舞台技術者、舞台監督、文化施設職員、高校・大学・専門学生等、舞台技術に興味・関心のある方

定員

150名 ※先着順・要事前申込み

内容

<第一部>

実演「吊り素材の安全検証」

内容:綿ロープ、バインド線、ワイヤー等、吊り素材の破断状況の検証
吊素材を使い回して使用する際に起こる危険性について

<第二部>

解説・実演「美術バトンの荷重実験」

内容:バトンを使用して偏荷重や点荷重時のバトンへの影響
吊る時の荷重の変化(接地時から浮遊時の変化)について

質疑応答

解説:新国立劇場技術部・デザインチーム、三精テクノロジーズ株式会社
進行:東京芸術劇場 管理課 舞台担当
協力:明治座舞台株式会社

主催:アーツカウンシル東京/東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)
協力:公共劇場舞台技術者連絡会

助成:文化庁ロゴマーク平成27年度文化庁 劇場・音楽堂等活性化事業