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小田島雄志さんを偲んで ―「お別れの会」を開催しました

去る6月8日、老衰のため他界した、英文学者(東京大学名誉教授)・翻訳家・東京芸術劇場名誉館長の小田島雄志さん(享年95)の「お別れの会」が、9月7日、東京芸術劇場プレイハウス(東京都豊島区)で行われました。およそ400人の出席者により、小田島さんの温かな人柄を偲びました。

 

小田島さんは、シェイクスピア全37作をはじめ、数多くの英国、米国の戯曲翻訳で知られています。

「小田島雄志さんお別れの会」は16時から一般献花が行われ、18時半から関係者による会が催されました。

「お別れの会」では、俳優の加藤健一さん、春風ひとみさんが司会を務め、親交の深かった翻訳家・演劇評論家の松岡和子さん、作家の村松友視さんがお別れの言葉を述べました。

そして、小田島さん翻訳のシェイクスピア喜劇『十二夜』の一場面を、鵜山仁さんの演出によりリーディング上演。小田島さんがエッセイに「僕が生前葬をする時は、歌ってもらおうと思った」と記していた希望をかなえ、俳優・歌手の島田歌穂さんが、小田島さんが好きだった歌を捧げました。
最後に実行委員会代表の大笹吉雄さんが故人を偲ぶ言葉を述べ、参列者による献花をもって静かに見送る中、『お別れの会』は幕を閉じました。

 

祭壇は、小田島さんが翻訳したシェイクスピア全集(白水社)の装丁をイメージしたグリーンとクリーム色の花で彩られ、シェイクスピア時代の本を模した「クォート判」(四つ折り)の小冊子に略歴などを記したものが、参加者に配布されました。

 

作曲家の池辺晋一郎さん、英文学者・東大名誉教授の河合祥一郎さん、八代目尾上菊五郎さんをはじめ翻訳家、演出家、俳優、評論家ら多くの演劇関係者、英文学研究者が出席しました。