東京芸術劇場とはAbout
東京芸術劇場は、東京都が都民のための音楽・演劇・歌劇・舞踊等の芸術文化の振興とその国際的交流を図るため、芸術文化施設として、平成2年10月に開館しました。

世界最大級のパイプオルガンを有するクラシック専用の大ホール(コンサートホール)、演劇・舞踊等の公演を行う中ホール(プレイハウス)と2つの小ホール(シアターイーストとシアターウエスト)を備えています。加えて、4つの展示スペース、大小の会議室やリハーサル室も併せ持ち、展示や講座、ワークショップ等、上演以外の芸術活動も行うことができる複合的な芸術文化施設です。当劇場の管理運営は、現在、公益財団法人東京都歴史文化財団が行っています。
音楽部門(劇場公演)では、劇場の特色のひとつであるパイプオルガンによるコンサートや講座など個性的なプログラムを継続的に開催。また、読売日本交響楽団との事業提携により定期的にコンサートを行うほか、セミステージ形式のオペラを上演する「シアターオペラ」など質の高いプログラムを実現してまいりました。
さらに、新たな文化の創造・発信を行う拠点としての役割を担うべく、演劇部門での自主企画公演やすぐれた活動を行う芸術団体との共催・提携公演も積極的に行っています。その芸術文化の創造活動をさらに推進し、すぐれた企画を生み出すため、平成21年7月、日本を代表する演劇人、野田秀樹が初代芸術監督に就任し、以降、古典の新演出から既成のジャンル分けを超えた実験的な作品までさまざまなプログラムを展開してまいりました。
東京芸術劇場は、平成23年春から実施しておりました劇場施設の改修工事も終了し平成24年9月1日にリニューアルオープンいたしました。
今後は、東京都の音楽・舞台芸術を代表する「顔」として、長期的な視点に立った「芸術文化の創造発信」「人材育成・教育普及」「賑わい」「国際文化交流」のそれぞれの拠点となり、都民の皆様の期待に応えられる劇場を目指しております。
東京芸術劇場のミッション
東京芸術劇場は、1990(平成2)年に開館し、その後、大規模改修を経て、2012(平成24)年にリニューアルオープンしました。日本を代表する創造発信型劇場として、さまざまな音楽や舞台芸術のプログラムを提供しています。
「芸術文化の次世代を育むハブ拠点」へ
- 創造発信
- 音楽・舞台芸術表現の次世代の可能性を探求する劇場を目指す。国内外の劇場・音楽堂と交流し、国際的な舞台芸術の拠点(ハブ)となる劇場を目指す。
- 人材育成
- 若手アーティストやスタッフなど次世代の芸術文化の担い手を育成し、共に創造活動を実践する。
- 教育普及
- 初めて音楽・舞台芸術を鑑賞する子供から大人まで、多くの人々が親しめる作品を提供し、次世代の観客を育てる。誰もが芸術文化に触れる共生社会の実現に貢献する。
- 賑わい創造
- 地域と連携し、開かれた劇場・音楽堂として集うことができる交流空間を実現する。
施設概要
所在地 | 171-0021 東京都豊島区西池袋一丁目8番1号 |
---|---|
敷地面積 | 13,290.44平方メートル |
延床面積 | 51,394.8平方メートル |
構造種別 | 鉄骨鉄筋コンクリート造 一部鉄骨造 |
階数 | 地下4階、地上10階 |
主要施設 |
|