HOME > 過去の公演 > バーミンガム市交響楽団 演奏会

東京芸術劇場Presents

バーミンガム市交響楽団 演奏会

バーミンガム市交響楽団 演奏会

光り輝く俊英が率いるイギリスの名門!!ヒラリーハーン、シベリウスで満を持して登場!!

日程
2013年11月21日 (木)19:00 開演(18:00 ロビー開場)
会場
コンサートホール
曲目

ワーグナー:歌劇「ローエングリン」から第1幕への前奏曲
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47
チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 作品64

出演

指揮:アンドリス・ネルソンス
管弦楽:バーミンガム市交響楽団
ヴァイオリン:ヒラリー・ハーン

プロフィール
アンドリス・ネルソンス(指揮) Andris Nelsons Music Director
アンドリス・ネルソンス

©Borggreve sml

アンドリス・ネルソンスは、今日、世界で最も人気のある若手指揮者の一人であり、オペラとコンサートの両ジャンルで名声を博している。2008年にバーミンガム市交響楽団の音楽監督に就任し、ルツェルン音楽祭、BBCプロムス、ベルリン音楽祭といったサマー・フェスティバルへの定期的な参加を含む、大規模なヨーロッパ・ツアーを行っている。これまでに北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者(~09年)、ラトヴィア国立歌劇場の音楽監督(03年~07年)を務めた。

 今後の数シーズンは、引き続き、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、バイエルン放響、ボストン響、ニューヨーク・フィル、フィルハーモニア管、などとの共演が予定されている。近年では、ウィーン・フィルとのツアーで日本にデビューを果たし、その翌シーズンには、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管にもデビューを果たした。
  09/10シーズンには、コヴェント・ガーデン王立歌劇場、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場、ウィーン国立歌劇場に出演し、その後も、これらの歌劇場に出演を重ねている。2010年夏には《ローエングリン》の音楽監督として、初めてバイロイト音楽祭に出演した。バイロイト音楽祭には、11年にも再び出演した。
 録 音ではオルフェオ・インターナショナル、エキサイティングなコラボレーションを行っている。
バーミンガム市交響楽団(管弦楽) City of Birmingham Symphony Orchestra
バーミンガム市交響楽団

©Neil Pugh

1920年に創設されたバーミンガム市交響楽団(CBSO)は、世界的な名声を博している一方で、地元に深く根付いたオーケストラでもある。バーミンガム市のシンフォニー・ホールを本拠地とし、毎年130ほどのコンサートを、バーミンガム、イギリス全土、そして世界各地で行っている。サー・エドワード・エルガーが1920年11月に最初のコンサートを指揮した。エイドリアン・ボールト、アンジェイ・パヌフニク、ルイ・フレモーらの指揮・監督のもとでその評価を徐々に高め、サー・サイモン・ラトルの18年にわたる指導のもとで真に世界有数のオーケストラとなった。その後、サカリ・オラモ、08年9月からはカリスマ的な若いラトヴィア人指揮者、アンドリス・ネルソンスが音楽監督に就任した。

 近年、CBSOはヨーロッパ有数の格式あるコンサートホールや音楽祭で数多く演奏を行っている。2012年にはパリのシャンゼリゼ劇場、ウィーンの楽友協会でも公演を行ったほか、ルツェルン音楽祭にレジデント・オーケストラとして参加した。
ヒラリー・ハーン(ヴァイオリン) Hilary Hahn, Violin
ヒラリー・ハーン

©Peter Miller

アメリカ・ヴァージニア州のレキシントンに生まれた。3歳でボルティモアに移り、ピーボディ音楽院のスズキ・メソード・プログラムでヴァイオリンを開始。10歳でフィラデルフィアのカーティス音楽院に入学。以降17歳までイザイ最後の門下生として著名なヤッシャ・ブロツキーに師事した。

 カーティス音楽院入学の翌91年にオーケストラ・デビュー、14歳の時、ハンガリーでI.フィッシャー指揮/ブダペスト祝祭管と共演して国際的なデビューを飾り、さらに95年マゼール指揮/バイエルン放送響との共演でドイツ・デビュー、96年フィラデルフィア管との共演でカーネギー・ホールへのデビューを果たした。
 以後ヨーロッパ、アジア、オーストラリア、南北アメリカなど世界各地でリサイタルを行い、多数の著名オーケストラと共演。2010年後半~11年には、4大陸の56都市で公演する精力的なリサイタル・ツアーを行っていたが、2011年4月の日本ツアーが、東日本大震災で取り止めになった後、アメリカで4回に亘って慈善コンサートを企画し、震災の復興支援を行った。このように、彼女は世界の様々な出来事や現代文化における音楽の貢献度を高めるべく努力を続けている。

主催:東京芸術劇場 (公益財団法人東京都歴史文化財団)