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東京芸術劇場&ミューザ川崎シンフォニーホール共同企画

第7回音楽大学フェスティバル・オーケストラ

第7回音楽大学フェスティバル・オーケストラ

首都圏の音楽大学の協力と交流を目的に始まった「音楽大学オーケストラ・フェスティバル」。この特別編として、各大学の選抜メンバーで構成されるのが「音楽大学フェスティバル・オーケストラ」です。
ドイツ、フランスの一流楽団で要職を歴任する準・メルクル氏は、若手音楽家の育成にも情熱を注いでいます。マエストロ・メルクルの情熱に導かれ、若く優秀な音楽家たちはその才能をステージで発揮することでしょう。将来のスター・プレイヤーたちの演奏をお聴き逃しなく!

私は、いつも若い音楽家との出会いを大切にしています。
このたび、音楽大学フェスティバル・オーケストラを指揮出来ることを非常に嬉しく思います。
今回のテーマは「春」。音楽的には挑戦的で、入念な準備が必要です。
シューマンのドイツ初期のロマンチックなスタイル、ドビュッシーの初期作品、ストラヴィンスキーの傑作『春の祭典』の組み合わせは、若い音楽家たちに刺激を与え、さまざまな演奏表現や技術を習得するのに役立つプログラムとなるでしょう。
多くの才能ある音楽家との、素晴らしいコラボレーションを楽しみにしています。

――――準・メルクル

日程・会場

2018年3月24日(土) 15:00開演(14:00ロビー開場) 東京芸術劇場 コンサートホール
2018年3月25日(日) 15:00開演(14:30開場) ミューザ川崎シンフォニーホール

曲目

ドビュッシー/交響組曲『春』

シューマン/交響曲第1番 「春」

ストラヴィンスキー/バレエ音楽『春の祭典』

出演

指揮:準・メルクル

管弦楽:音楽大学フェスティバル・オーケストラ(首都圏9音楽大学+愛知2音楽大学選抜オーケストラ)

参加音楽大学:上野学園大学、国立音楽大学、昭和音楽大学、洗足学園音楽大学、東京音楽大学、東京藝術大学、東邦音楽大学、桐朋学園大学、武蔵野音楽大学、愛知県立芸術大学(愛知)、名古屋芸術大学(愛知)

プロフィール
準・メルクル(指揮) Jun Märkl, Conductor
準・メルクル

©CH Fotodesign
Christiane Höhne.

ミュンヘンで生まれ、ハノーファー音楽院でヴァイオリン、ピアノ、指揮を学ぶ。チェリビダッケ、マイヤーに師事。86年にドイツ音楽評議会の指揮者コンクールで優勝、その翌年にボストン交響楽団の奨学金を得てタングルウッド音楽祭に参加し、バーンスタイン、小澤征爾に学ぶ。これまでにザールラント州立劇場、マンハイム国立劇場、リヨン管弦楽団の音楽監督、MDRライプツィヒ放送交響楽団、バスク国立管弦楽団の首席指揮者を歴任。
ウィーン国立歌劇場、ロイヤル・オペラハウス、メトロポリタン歌劇場、ドレスデン歌劇場、ミュンヘンオペラなど歌劇場での華々しい活躍と同時に、クリーブランド管弦楽団、フィラデルフィア管弦楽団、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団など世界的なオーケストラとの共演を重ねている。
日本においても、NHK交響楽団、新国立劇場、二期会、PMF、水戸室内管弦楽団など数々の公演で抜群の知名度を誇っている。

主催:音楽大学オーケストラ・フェスティバル実行委員会
東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)
ミューザ川崎シンフォニーホール(川崎市文化財団グループ)

助成:公益財団法人 ローム ミュージック ファンデーション
私的録音補償金管理協会(sarah)
文化庁ロゴマーク平成29年度 文化庁 劇場・音楽堂等活性化事業