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東京芸術劇場提携公演

フィラデルフィア管弦楽団

フィラデルフィア管弦楽団

あのMETの音楽監督も兼任、今や大指揮者となったネゼ=セガンが創り出す新世代「フィラデルフィア・サウンド」に刮目!

日程
2019年11月05日 (火)19:00 開演(開場18:30)
会場
コンサートホール
曲目
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 op.18
ドヴォルザーク/交響曲第9番 ホ短調 op.95「新世界から」
出演
指揮:ヤニック・ネゼ=セガン
ピアノ:ハオチェン・チャン
管弦楽:フィラデルフィア管弦楽団
プロフィール
ヤニック・ネゼ=セガン(指揮)
ヤニック・ネゼ=セガン

© ChrisLee

2012年からフィラデルフィア管弦楽団の音楽監督と、18年からメトロポリタン歌劇場(MET)の音楽監督を兼任する、現代を代表する指揮者。ニューヨーク・タイムズ紙は「豊饒な音色と燃えるような弦楽器で名高いフィラデルフィア管が、いまだかつてない優れたサウンドを聴かせる」と書いた。
モントリオール生まれ。ケベック音楽院で音楽を学び、ジュリーニのもとで更なる研鑽を積んだ。ロッテルダム・フィルの音楽監督などを務め、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、バイエルン放送響、ボストン響などに客演。オペラもMETやスカラ座、ザルツブルク音楽祭で様々な作品を上演。録音も数多く、フィラデルフィア管のほか、ヨーロッパ室内管とはメンデルスゾーンやシューマンの交響曲全集のCDをリリース。

ハオチェン・チャン(ピアノ)

1990年上海生まれ。カーティス音楽院でラン・ランやユジャ・ワンを育てたグラフマンに師事し、2009年にヴァン・クライバーン国際コンクールで史上最年少優勝。以来、マゼール、ゲルギエフ、ティルソン=トーマスらの指揮でミュンヘン・フィル、フィラデルフィア管、ロンドン響、マリインスキー劇場管などと共演し、BBCプロムスやヴェルビエ音楽祭などにも招かれている。BISレーベルに録音しており、詩情あふれるシューマンのアルバムは高い評価を得た。

フィラデルフィア管弦楽団

1900年創設以来、「華麗なるフィラデルフィア・サウンド」と称される独特な響きと聴衆の心をつかむヴィルトゥオージティ、伝統への敬意と革新性の両立によって名声を博してきたアメリカ屈指のオーケストラ。ラフマニノフ「交響的舞曲」の世界初演、マーラー「第8交響曲」のアメリカ初演なども行っている。ストコフスキーやオーマンディ、ムーティ、サヴァリッシュらが音楽監督としてこの名門を率い、現在はヤニック・ネゼ=セガンがその任にある。ニューヨーク・タイムズ紙は「ネゼ=セガンはスコアの隅々まで完全に意のままにし、この卓越した楽団と極めて良好な関係を築いている」と評している。録音も数多く、現在はトリフォノフのピアノによるラフマニノフ「ピアノ協奏曲」全集が進行中。

主催:KAJIMOTO

提携:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)