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TOKYO MET SaLaD MUSIC FESSTIVAL 2023 [サラダ音楽祭] メインプログラム

音楽祭メインコンサートスターバト・マーテル

日程
2023年08月06日(日) 15:00 開演(開場14:00/17:00終演予定)
会場
コンサートホール
曲目
J.S.バッハ(マーラー編曲)/管弦楽組曲より「序曲」「エア(アリア)」
「エア(アリア)」のみダンス付き
ドヴォルザーク/スターバト・マーテル op.58*
出演
指揮:大野和士

ダンス:金森 穣、井関佐和子(Noism Company Niigata)

ソプラノ:小林厚子*
メゾソプラノ:山下裕賀*
テノール:村上公太*
バス:妻屋秀和*
合唱:新国立劇場合唱団*
管弦楽:東京都交響楽団
プロフィール
大野和士(指揮)/Kazushi ONO, Conductor

© Rikimaru Hotta

都響およびブリュッセル・フィルハーモニックの音楽監督、新国立劇場オペラ芸術監督。1987年トスカニーニ国際指揮者コンクール優勝。これまでに、ザグレブ・フィル音楽監督、都響指揮者、東京フィル常任指揮者(現・桂冠指揮者)、カールスルーエ・バーデン州立劇場音楽総監督、モネ劇場(ベルギー王立歌劇場)音楽監督、アルトゥーロ・トスカニーニ・フィル首席客演指揮者、フランス国立リヨン歌劇場首席指揮者、バルセロナ響音楽監督を歴任。フランス批評家大賞、朝日賞など受賞多数。文化功労者。
2017年5月、大野和士が9年間率いたリヨン歌劇場は、インターナショナル・オペラ・アワードで「最優秀オペラハウス2017」を獲得。自身は2017年6月、フランス政府より芸術文化勲章「オフィシエ」を受章、またリヨン市からリヨン市特別メダルを授与された。
2019~21年、自ら発案した国際プロジェクト「オペラ夏の祭典2019-20 JapanTokyoWorld」で『トゥーランドット』『ニュルンベルクのマイスタージンガー』を指揮、ともに記念碑的な公演となり大きな話題を呼んだ。新国立劇場では2019年以降、西村朗『紫苑物語』(世界初演)、藤倉大『アルマゲドンの夢』(世界初演)、『ワルキューレ』『カルメン』、渋谷慶一郎『スーパーエンジェル』(世界初演)、『ペレアスとメリザンド』『ボリス・ゴドゥノフ』と話題作を次々に手掛けた。
2022年末から、都響とのCD『マーラー:交響曲第1番巨人』『ベルリオーズ:幻想交響曲』(ともにAltus)を連続リリース。

金森 穣(演出・振付)/Jo KANAMORI, Choreographer

© Kishin Shinoyama

演出振付家、舞踊家。Noism Company Niigata芸術総監督。17歳で単身渡欧、モーリス・ベジャール等に師事。ルードラ・ベジャール・ローザンヌ在学中から創作を始め、NDT2在籍中に20歳で演出振付家デビュー。10年間欧州の舞踊団で舞踊家、演出振付家として活躍したのち帰国。03年、初のセルフ・プロデュース公演『no・mad・icproject 7 fragments in memory』で朝日舞台芸術賞を受賞し、一躍注目を集める。04年4月、りゅーとぴあ舞踊部門芸術監督に就任し、日本初となる公共劇場専属舞踊団Noismを立ち上げる。海外での豊富な経験を活かし次々に打ち出す作品と革新的な創造性に満ちたカンパニー活動は高い評価を得ており、サイトウ・キネン・フェスティバル松本(現セイジ・オザワ松本フェスティバル)での小澤征爾指揮によるオペラの演出振付を行う等、幅広く活動している。平成19年度芸術選奨文部科学大臣賞、平成20年度新潟日報文化賞、第60回毎日芸術賞ほか受賞歴多数。令和3年度紫綬褒章。
公式サイト

井関佐和子(ダンス)/Sawako ISEKI, Dance

© Noriki Matsuzaki

舞踊家。Noism Company Niigata国際活動部門芸術監督。3歳よりクラシックバレエを一の宮咲子に師事。16歳で渡欧。スイス・チューリッヒ国立バレエ学校を経て、ルードラ・ベジャール・ローザンヌにてモーリス・ベジャールらに師事。99年ネザーランド・ダンス・シアターⅡ(オランダ)に入団、イリ・キリアン、オハッド・ナハリン、ポール・ライトフット等の作品を踊る。01年クルベルグ・バレエ(スウェーデン)に移籍、マッツ・エック、ヨハン・インガー等の作品を踊る。04年4月Noism結成メンバーとなり、金森穣作品においては常に主要なパートを務め、現在日本を代表する舞踊家のひとりとして、各方面から高い評価と注目を集めている。08年よりバレエミストレス、10年よりNoism副芸術監督、22年より国際活動部門芸術監督。第38回ニムラ舞踊賞、令和2年度(第71回)芸術選奨文部科学大臣賞受賞。

小林厚子(ソプラノ)/Atsuko KOBAYASHI, Soprano

© Yoshinobu Fukaya

東京藝術大学卒業、同大学大学院修了。日本オペラ振興会オペラ歌手育成部修了。文化庁海外留学制度研修員としてイタリアで研鑽を積む。デビュー後諸役を経て、2007年藤原歌劇団「蝶々夫人」に抜擢されタイトルロールデビュー。その後「フランチェスカ ダ リミニ」「アイーダ」「マクベス」「ドン ジョヴァンニ」「ナヴァラの娘」などに主演を重ねる。15年「蝶々夫人」で、トラエッタ劇場及びクルチ劇場にてイタリアデビュー。近年では18年新国立劇場「トスカ」の千秋楽公演にて、急遽タイトルロールの代役を務め好評を博す。また同劇場21年3月「ワルキューレ」ジークリンデ、続く5月には「ドン カルロ」エリザべッタに出演し何れも高い評価を得た。コンサートに於いても演奏会形式ヤナーチェク「イェヌーファ」、ベートーヴェン「第九」「ミサ・ソレムニス」、ヴェルディ「レクイエム」、マーラー「復活」などで活躍している。藤原歌劇団団員。

山下裕賀(メゾソプラノ)/Hiroka YAMASHITA, Mezzo-Soprano

© 深谷義宣auraY2

京都府出身。東京藝術大学卒業、同大学院修士課程を首席修了。武藤舞奨学金を得て、在学中にウィーンへ短期留学。同大学院博士後期課程単位取得。第21回コンセール・マロニエ21第1位。オペラでは、日生劇場主催オペラ19年ヘンゼルとグレーテルヘンゼル役、21年カプレーティとモンテッキロメーオ役、22年セビリアの理髪師ロジーナ役、藤沢市民オペラ22年ナブッコフェネーナ役をはじめ、フィガロの結婚ケルビーノ役など多数に出演。コンサートでは、ヤナーチェクグラゴル・ミサ(大野和士指揮・東京都交響楽団)、ベートーヴェン第九、ヴェルディレクイエム、デュリュフレレクイエム、プロコフィエフアレクサンダー・ネフスキーなどでソリストを務める。NHK-FM「リサイタル・パッシオ」に出演。名古屋音楽大学主催ヴェッセリーナ・カサロヴァ女史のマスタークラスを受講。日本声楽アカデミー会員。

村上公太(テノール)/Kota MURAKAMI, Tenor

東京音楽大学声楽演奏家コース卒業。新国立劇場オペラ研修所第6期修了。文化庁在外派遣研修員としてボローニャで研鑽を積む。G・ディ・ステーファノ国際コンクールにて『リゴレット』マントヴァ公爵役を獲得し出演。シンガポール・リリック・オペラでは『ラ・ボエーム』ロドルフォ、『魔笛』タミーノ、『サロメ』ナラボート、『椿姫』アルフレードに出演し好評を博す。国内では新国立劇場『こうもり』アルフレード、『ファルスタッフ』フェントン、日生劇場『後宮からの逃走』ペドリッロ、『コジ・ファン・トゥッテ』フェルランド、東京二期会『マクベス』マルコム、『ダナエの愛』ポルクス、びわ湖ホール『ニュルンベルクのマイスタージンガー』フォーゲルゲザング等に出演。
23年は東京二期会『椿姫』アルフレード、新国立劇場『マクベス』マルコムに出演予定。
二期会会員。

妻屋秀和(バス)/Hidekazu TSUMAYA, Bass

© Takafumi Ueno

東京藝術大学卒業、同大学大学院修了。イタリア声楽コンコルソ・ミラノ部門金賞。ミラノ留学後、ライプツィヒ歌劇場及びワイマールドイツ国民劇場の専属歌手を務め、ライン・ドイツ・オペラ、ベルリン州立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラなどに出演。国内では新国立劇場『アイーダ』ランフィス、『フィデリオ』ロッコ、『ドン・カルロ』フィリッポ二世、『さまよえるオランダ人』ダーラント、『ばらの騎士』オックス男爵、びわ湖ホール『神々の黄昏』ハーゲン、『ニュルンベルクのマイスタージンガー』ポーグナー等に出演。23年東京二期会『ドン・カルロ』フィリッポ二世に出演予定。これまでに出演したオペラは70余作、演じた役は100役、公演数は1000に迫り、日本を代表するバスとして圧倒的な支持を受けている。第72回芸術選奨文部科学大臣賞。
二期会会員。

新国立劇場合唱団(合唱)/New National Theatre Chorus, Chorus

© Rikimaru Hotta

新国立劇場は、オペラ、バレエ、ダンス、演劇という現代舞台芸術のためのわが国唯一の国立劇場として1997年10月に開場。1998年4月から、新国立劇場合唱団も年間を通じて行われる数多くのオペラ公演の核を担う合唱団として活動を開始した。
新国立劇場で上演される多彩なオペラ公演の出演に加え、劇場外からの出演依頼の声に応え外部公演にも出演している。個々のメンバーは高水準の歌唱力と演技力を有し、合唱団としての優れたアンサンブル能力と豊かな声量は高い評価を得ている。都響をはじめ、国内主要オーケストラのほか、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、ベルリン・フィル、クリーヴランド管など海外オーケストラとの共演も果たしている。第31回ミュージック・ペンクラブ音楽賞「クラシック/室内楽・合唱部門賞」を受賞。

水戸博之(合唱指揮)/Hiroyuki MITO, Chorus Master

1988年北海道江別市出身。東京音楽大学及び同大学大学院作曲指揮科(指揮)を修了後、広上淳一、川瀬賢太郎、山田和樹各氏のアシスタントを務め研鑽を積む傍ら、2016年にはNHK交響楽団よりパーヴォ・ヤルヴィ氏のアシスタントに任命される。これまでに札幌交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、山形交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、中部フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、広島交響楽団などに客演。
また合唱指揮者として東京混声合唱団や新国立劇場合唱団と数多く共演する他、音楽スタッフとして新国立劇場、日生劇場、藤原歌劇団のオペラ公演に参加する。
現在オーケストラトリプティーク常任指揮者、東京混声合唱団コンダクターインレジデンス。

東京都交響楽団(管弦楽)/Tokyo Metropolitan Symphony Orchestra

© Takafumi Ueno

東京オリンピックの記念文化事業として1965年東京都が設立(略称:都響)。歴代音楽監督は森正、渡邉曉雄、若杉弘、ガリー・ベルティーニ。現在、大野和士が音楽監督、アラン・ギルバートが首席客演指揮者、小泉和裕が終身名誉指揮者、エリアフ・インバルが桂冠指揮者を務めている。
定期演奏会を中心に、都内小中学生のための音楽鑑賞教室(50回以上/年)、青少年への音楽普及プログラム、多摩・島しょ地域での出張演奏、福祉施設への訪問演奏の他、2018年からは、誰もが音楽の楽しさを体感・表現できる“サラダ音楽祭”を開催するなど、多彩な活動を展開している。受賞歴に、「京都音楽賞大賞」(第6回)、インバル指揮『ショスタコーヴィチ:交響曲第4番』でレコード・アカデミー賞〈交響曲部門〉(第50回)、『インバル=都響 新・マーラー・ツィクルス』で同賞〈特別部門:特別賞〉(第53回)など。
「首都東京の音楽大使」たる役割を担い、これまで欧米やアジアで公演を成功させ、国際的な評価を得ている。2015年11月には大野和士の指揮でヨーロッパ・ツアーを行い、各地で熱烈な喝采を浴びた。2021年7月に開催された東京2020オリンピック競技大会開会式では、オリンピック讃歌の演奏(大野和士指揮/録音)を務めた。

インフォメーション

日程

2023年08月06日(日) 15:00 開演(開場14:00/17:00終演予定)

会場

コンサートホール

曲目

J.S.バッハ(マーラー編曲)/管弦楽組曲より「序曲」「エア(アリア)」
「エア(アリア)」のみダンス付き
ドヴォルザーク/スターバト・マーテル op.58*

出演

指揮:大野和士

ダンス:金森 穣、井関佐和子(Noism Company Niigata)

ソプラノ:小林厚子*
メゾソプラノ:山下裕賀*
テノール:村上公太*
バス:妻屋秀和*
合唱:新国立劇場合唱団*
管弦楽:東京都交響楽団

プロフィール

大野和士(指揮)/Kazushi ONO, Conductor

© Rikimaru Hotta

都響およびブリュッセル・フィルハーモニックの音楽監督、新国立劇場オペラ芸術監督。1987年トスカニーニ国際指揮者コンクール優勝。これまでに、ザグレブ・フィル音楽監督、都響指揮者、東京フィル常任指揮者(現・桂冠指揮者)、カールスルーエ・バーデン州立劇場音楽総監督、モネ劇場(ベルギー王立歌劇場)音楽監督、アルトゥーロ・トスカニーニ・フィル首席客演指揮者、フランス国立リヨン歌劇場首席指揮者、バルセロナ響音楽監督を歴任。フランス批評家大賞、朝日賞など受賞多数。文化功労者。
2017年5月、大野和士が9年間率いたリヨン歌劇場は、インターナショナル・オペラ・アワードで「最優秀オペラハウス2017」を獲得。自身は2017年6月、フランス政府より芸術文化勲章「オフィシエ」を受章、またリヨン市からリヨン市特別メダルを授与された。
2019~21年、自ら発案した国際プロジェクト「オペラ夏の祭典2019-20 JapanTokyoWorld」で『トゥーランドット』『ニュルンベルクのマイスタージンガー』を指揮、ともに記念碑的な公演となり大きな話題を呼んだ。新国立劇場では2019年以降、西村朗『紫苑物語』(世界初演)、藤倉大『アルマゲドンの夢』(世界初演)、『ワルキューレ』『カルメン』、渋谷慶一郎『スーパーエンジェル』(世界初演)、『ペレアスとメリザンド』『ボリス・ゴドゥノフ』と話題作を次々に手掛けた。
2022年末から、都響とのCD『マーラー:交響曲第1番巨人』『ベルリオーズ:幻想交響曲』(ともにAltus)を連続リリース。

金森 穣(演出・振付)/Jo KANAMORI, Choreographer

© Kishin Shinoyama

演出振付家、舞踊家。Noism Company Niigata芸術総監督。17歳で単身渡欧、モーリス・ベジャール等に師事。ルードラ・ベジャール・ローザンヌ在学中から創作を始め、NDT2在籍中に20歳で演出振付家デビュー。10年間欧州の舞踊団で舞踊家、演出振付家として活躍したのち帰国。03年、初のセルフ・プロデュース公演『no・mad・icproject 7 fragments in memory』で朝日舞台芸術賞を受賞し、一躍注目を集める。04年4月、りゅーとぴあ舞踊部門芸術監督に就任し、日本初となる公共劇場専属舞踊団Noismを立ち上げる。海外での豊富な経験を活かし次々に打ち出す作品と革新的な創造性に満ちたカンパニー活動は高い評価を得ており、サイトウ・キネン・フェスティバル松本(現セイジ・オザワ松本フェスティバル)での小澤征爾指揮によるオペラの演出振付を行う等、幅広く活動している。平成19年度芸術選奨文部科学大臣賞、平成20年度新潟日報文化賞、第60回毎日芸術賞ほか受賞歴多数。令和3年度紫綬褒章。
公式サイト

井関佐和子(ダンス)/Sawako ISEKI, Dance

© Noriki Matsuzaki

舞踊家。Noism Company Niigata国際活動部門芸術監督。3歳よりクラシックバレエを一の宮咲子に師事。16歳で渡欧。スイス・チューリッヒ国立バレエ学校を経て、ルードラ・ベジャール・ローザンヌにてモーリス・ベジャールらに師事。99年ネザーランド・ダンス・シアターⅡ(オランダ)に入団、イリ・キリアン、オハッド・ナハリン、ポール・ライトフット等の作品を踊る。01年クルベルグ・バレエ(スウェーデン)に移籍、マッツ・エック、ヨハン・インガー等の作品を踊る。04年4月Noism結成メンバーとなり、金森穣作品においては常に主要なパートを務め、現在日本を代表する舞踊家のひとりとして、各方面から高い評価と注目を集めている。08年よりバレエミストレス、10年よりNoism副芸術監督、22年より国際活動部門芸術監督。第38回ニムラ舞踊賞、令和2年度(第71回)芸術選奨文部科学大臣賞受賞。

小林厚子(ソプラノ)/Atsuko KOBAYASHI, Soprano

© Yoshinobu Fukaya

東京藝術大学卒業、同大学大学院修了。日本オペラ振興会オペラ歌手育成部修了。文化庁海外留学制度研修員としてイタリアで研鑽を積む。デビュー後諸役を経て、2007年藤原歌劇団「蝶々夫人」に抜擢されタイトルロールデビュー。その後「フランチェスカ ダ リミニ」「アイーダ」「マクベス」「ドン ジョヴァンニ」「ナヴァラの娘」などに主演を重ねる。15年「蝶々夫人」で、トラエッタ劇場及びクルチ劇場にてイタリアデビュー。近年では18年新国立劇場「トスカ」の千秋楽公演にて、急遽タイトルロールの代役を務め好評を博す。また同劇場21年3月「ワルキューレ」ジークリンデ、続く5月には「ドン カルロ」エリザべッタに出演し何れも高い評価を得た。コンサートに於いても演奏会形式ヤナーチェク「イェヌーファ」、ベートーヴェン「第九」「ミサ・ソレムニス」、ヴェルディ「レクイエム」、マーラー「復活」などで活躍している。藤原歌劇団団員。

山下裕賀(メゾソプラノ)/Hiroka YAMASHITA, Mezzo-Soprano

© 深谷義宣auraY2

京都府出身。東京藝術大学卒業、同大学院修士課程を首席修了。武藤舞奨学金を得て、在学中にウィーンへ短期留学。同大学院博士後期課程単位取得。第21回コンセール・マロニエ21第1位。オペラでは、日生劇場主催オペラ19年ヘンゼルとグレーテルヘンゼル役、21年カプレーティとモンテッキロメーオ役、22年セビリアの理髪師ロジーナ役、藤沢市民オペラ22年ナブッコフェネーナ役をはじめ、フィガロの結婚ケルビーノ役など多数に出演。コンサートでは、ヤナーチェクグラゴル・ミサ(大野和士指揮・東京都交響楽団)、ベートーヴェン第九、ヴェルディレクイエム、デュリュフレレクイエム、プロコフィエフアレクサンダー・ネフスキーなどでソリストを務める。NHK-FM「リサイタル・パッシオ」に出演。名古屋音楽大学主催ヴェッセリーナ・カサロヴァ女史のマスタークラスを受講。日本声楽アカデミー会員。

村上公太(テノール)/Kota MURAKAMI, Tenor

東京音楽大学声楽演奏家コース卒業。新国立劇場オペラ研修所第6期修了。文化庁在外派遣研修員としてボローニャで研鑽を積む。G・ディ・ステーファノ国際コンクールにて『リゴレット』マントヴァ公爵役を獲得し出演。シンガポール・リリック・オペラでは『ラ・ボエーム』ロドルフォ、『魔笛』タミーノ、『サロメ』ナラボート、『椿姫』アルフレードに出演し好評を博す。国内では新国立劇場『こうもり』アルフレード、『ファルスタッフ』フェントン、日生劇場『後宮からの逃走』ペドリッロ、『コジ・ファン・トゥッテ』フェルランド、東京二期会『マクベス』マルコム、『ダナエの愛』ポルクス、びわ湖ホール『ニュルンベルクのマイスタージンガー』フォーゲルゲザング等に出演。
23年は東京二期会『椿姫』アルフレード、新国立劇場『マクベス』マルコムに出演予定。
二期会会員。

妻屋秀和(バス)/Hidekazu TSUMAYA, Bass

© Takafumi Ueno

東京藝術大学卒業、同大学大学院修了。イタリア声楽コンコルソ・ミラノ部門金賞。ミラノ留学後、ライプツィヒ歌劇場及びワイマールドイツ国民劇場の専属歌手を務め、ライン・ドイツ・オペラ、ベルリン州立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラなどに出演。国内では新国立劇場『アイーダ』ランフィス、『フィデリオ』ロッコ、『ドン・カルロ』フィリッポ二世、『さまよえるオランダ人』ダーラント、『ばらの騎士』オックス男爵、びわ湖ホール『神々の黄昏』ハーゲン、『ニュルンベルクのマイスタージンガー』ポーグナー等に出演。23年東京二期会『ドン・カルロ』フィリッポ二世に出演予定。これまでに出演したオペラは70余作、演じた役は100役、公演数は1000に迫り、日本を代表するバスとして圧倒的な支持を受けている。第72回芸術選奨文部科学大臣賞。
二期会会員。

新国立劇場合唱団(合唱)/New National Theatre Chorus, Chorus

© Rikimaru Hotta

新国立劇場は、オペラ、バレエ、ダンス、演劇という現代舞台芸術のためのわが国唯一の国立劇場として1997年10月に開場。1998年4月から、新国立劇場合唱団も年間を通じて行われる数多くのオペラ公演の核を担う合唱団として活動を開始した。
新国立劇場で上演される多彩なオペラ公演の出演に加え、劇場外からの出演依頼の声に応え外部公演にも出演している。個々のメンバーは高水準の歌唱力と演技力を有し、合唱団としての優れたアンサンブル能力と豊かな声量は高い評価を得ている。都響をはじめ、国内主要オーケストラのほか、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、ベルリン・フィル、クリーヴランド管など海外オーケストラとの共演も果たしている。第31回ミュージック・ペンクラブ音楽賞「クラシック/室内楽・合唱部門賞」を受賞。

水戸博之(合唱指揮)/Hiroyuki MITO, Chorus Master

1988年北海道江別市出身。東京音楽大学及び同大学大学院作曲指揮科(指揮)を修了後、広上淳一、川瀬賢太郎、山田和樹各氏のアシスタントを務め研鑽を積む傍ら、2016年にはNHK交響楽団よりパーヴォ・ヤルヴィ氏のアシスタントに任命される。これまでに札幌交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、山形交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、中部フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、広島交響楽団などに客演。
また合唱指揮者として東京混声合唱団や新国立劇場合唱団と数多く共演する他、音楽スタッフとして新国立劇場、日生劇場、藤原歌劇団のオペラ公演に参加する。
現在オーケストラトリプティーク常任指揮者、東京混声合唱団コンダクターインレジデンス。

東京都交響楽団(管弦楽)/Tokyo Metropolitan Symphony Orchestra

© Takafumi Ueno

東京オリンピックの記念文化事業として1965年東京都が設立(略称:都響)。歴代音楽監督は森正、渡邉曉雄、若杉弘、ガリー・ベルティーニ。現在、大野和士が音楽監督、アラン・ギルバートが首席客演指揮者、小泉和裕が終身名誉指揮者、エリアフ・インバルが桂冠指揮者を務めている。
定期演奏会を中心に、都内小中学生のための音楽鑑賞教室(50回以上/年)、青少年への音楽普及プログラム、多摩・島しょ地域での出張演奏、福祉施設への訪問演奏の他、2018年からは、誰もが音楽の楽しさを体感・表現できる“サラダ音楽祭”を開催するなど、多彩な活動を展開している。受賞歴に、「京都音楽賞大賞」(第6回)、インバル指揮『ショスタコーヴィチ:交響曲第4番』でレコード・アカデミー賞〈交響曲部門〉(第50回)、『インバル=都響 新・マーラー・ツィクルス』で同賞〈特別部門:特別賞〉(第53回)など。
「首都東京の音楽大使」たる役割を担い、これまで欧米やアジアで公演を成功させ、国際的な評価を得ている。2015年11月には大野和士の指揮でヨーロッパ・ツアーを行い、各地で熱烈な喝采を浴びた。2021年7月に開催された東京2020オリンピック競技大会開会式では、オリンピック讃歌の演奏(大野和士指揮/録音)を務めた。

  • 主催
    TOKYO MET SaLaD MUSIC FESTIVAL[サラダ音楽祭]実行委員会
    (東京都、公益財団法人東京都交響楽団、公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場、豊島区、三菱地所株式会社)
  • 協賛
    東武鉄道株式会社
    三菱地所株式会社
  • 広報協力
    東京地下鉄株式会社、東日本旅客鉄道株式会社
  • 企画・制作協力
    ヤマハ株式会社
  • メディア・パートナー
    東京メトロポリタンテレビジョン株式会社
  • オフィシャル チケッティング パートナー
    ぴあ株式会社
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