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2024年度 全国共同制作オペラ  東京芸術劇場シアターオペラvol.18

ジャコモ・プッチーニ/歌劇『ラ・ボエーム』
(全4幕/イタリア語上演/日本語・英語字幕付き/新制作)

ジャコモ・プッチーニ/歌劇『ラ・ボエーム』

井上道義、“最愛”にして“最後”のオペラ!
盟友・森山開次とともに描く、
若き芸術家たちの躍動

2024年末での引退を宣言している指揮者・井上道義が、自身最後となるオペラに選んだのは、“最愛のオペラ”と語る『ラ・ボエーム』の新制作。演出には、深い信頼を寄せる舞踊家・演出家の森山開次を指名。幾多のコラボレーションで次々と鮮やかなステージを生み続けてきた名コンビが、日本&海外混成による新進気鋭の歌手陣とともに、創造とイマジネーションあふれる新たな舞台を全国7都市から世界へ発信する。芸術を愛する全ての人々に贈る、特別な『ラ・ボエーム』が2024年秋、幕を開ける。


ルザン・マンタシャン
特別インタビュー


【特設サイト】

日程
2024年09月21日 (土) 14:00 開演(ロビー開場13:00)
2024年09月23日 (月・休) 14:00 開演(ロビー開場13:00)
会場
コンサートホール
曲目
プッチーニ/歌劇『ラ・ボエーム』
指揮
井上道義
演出・振付・美術・衣裳
森山開次
出演 

ミミ:ルザン・マンタシャン
ロドルフォ:工藤和真
ムゼッタ:イローナ・レヴォルスカヤ
マルチェッロ:池内 響
コッリーネ:スタニスラフ・ヴォロビョフ
ショナール:高橋洋介
ベノア:晴 雅彦
アルチンドロ:仲田尋一
パルピニョール:谷口耕平

ダンサー:梶田留以、水島晃太郎、南帆乃佳、小川莉伯

合唱:ザ・オペラ・クワイア
世田谷ジュニア合唱団

管弦楽:読売日本交響楽団
バンダ:バンダ・ペル・ラ・ボエーム
プロフィール
井上道義

© Yuriko Takagi

1946年東京生まれ。桐朋学園大学卒業。ニュージーランド国立交響楽団首席客演指揮者、新日本フィルハーモニー交響楽団音楽監督、京都市交響楽団音楽監督兼常任指揮者、大阪フィルハーモニー交響楽団首席指揮者、オーケストラ・アンサンブル金沢音楽監督を歴任。2007年ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクトを企画立案。2014年4月病に倒れるが、同年10月に復帰を遂げる。近年では、全国共同制作オペラ「フィガロの結婚 ~庭師は見た!~」「ドン・ジョヴァンニ」、大阪国際フェスティバル「バーンスタイン:ミサ」、「井上道義:A Way from Surrender ~降福からの道~」等を、いずれも総監督として率い既成概念にとらわれない唯一無二の舞台を作り上げている。2018年「大阪府文化賞」「大阪文化祭賞」「音楽クリティック・クラブ賞」、2019年NHK交響楽団より「有馬賞」、2023年「第54回サントリー音楽賞」を受賞。オーケストラ・アンサンブル金沢桂冠指揮者。2024年12月にて指揮活動の引退を公表している。

森山開次

© Sadato Ishizuka

2005年自ら演出振付出演するソロダンス『KATANA』でニューヨークタイムズ紙に「驚異のダンサー」と評され、07年ヴェネチア・ビエンナーレ招聘。13年『曼荼羅の宇宙』で芸術選奨新人賞他三賞受賞。同年文化庁文化交流使。19年『ドン・ジョヴァンニ』(総監督・指揮:井上道義)でオペラ初演出。20年新国立劇場バレエ団『竜宮』演出振付美術衣裳。21年東京2020パラリンピック開会式演出・チーフ振付。能・雅楽など伝統芸能とのコラボレーション、AIピアノとの共演など実験的なプロジェクトに多数取り組む傍ら、映画・広告・テレビなどジャンルを自在に横断し活動。現代のダンスシーンを牽引するアーティストの一人である。

主催:東京都/公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場