連続セミナー 演劇から見る世界
- 日程
- 2012年11月29日(木)/12月05日(水)
- 会場
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アトリエイースト(11月29日)、ギャラリー2(12月5日)
- スケジュール
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■第1回「蜷川幸雄のギリシャ劇~世界へのまなざしと夢と~」
講師:扇田昭彦(演劇評論家)
日時:2012年11月29日(木)19時~21時
会場:東京芸術劇場 アトリエイースト(地下1階)
演出家 蜷川幸雄が「世界のニナガワ」になったのは、ギリシャ悲劇『王女メディア』ヨーロッパ公演の成功がきっかけでした。蜷川幸雄の多彩な仕事から、今回は特にギリシャ劇上演に注目して、足跡と成果をご紹介します。講師は『蜷川幸雄の劇世界』著者 扇田氏。日本の演劇界を見続けてきた豊富な知識と経験に基づき、氏ならではのエピソードを交えて語ります。
■第2回「徹底解説『トロイアの女たち』~現代に生きるギリシャ悲劇~」
講師:山形治江(ギリシャ悲劇研究家・翻訳家)
日時:2012年12月5日(水)15時~17時
会場:東京芸術劇場 ギャラリー2(5階)
美女をめぐる争い、「トロイの木馬」作戦、敗戦後の女たちの運命……。ギリシャ神話でもっとも有名なエピソードのひとつを題材にした『トロイアの女たち』は、壮大でありながら人間味あふれる魅力があります。ギリシャ劇を現代的な日本語に訳した第一人者・山形氏が、縦横無尽に「トロイア」のおもしろさを語りつくします!
■第3回 「翻訳から見たルパージュ~映像の魔術師が紡ぐことばの世界~」
講師:松岡和子(翻訳家・演劇評論家)
日時:2012年12月5日(水)19時~21時
会場:東京芸術劇場 ギャラリー2(5階)
映像を駆使した表現で知られるロベール・ルパージュですが、作品の土台となる戯曲では、意外なことに身近な人間関係を描いています。その作劇と台詞の魅力にもっとも深く分け入るのは翻訳者。字幕・戯曲翻訳でルパージュ作品の日本での上演にたずさわってきた松岡氏が、『ポリグラフ 嘘発見器』を中心に作品の魅力を語ります。
- 料金
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1000円(各公演のチケットをお持ちのお客様は500円)
※第1回・第2回は『トロイアの女たち』、第3回は『ポリグラフ 嘘発見器』が対象となります。
- お申込方法
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(メール) お申込先:edu@geigeki.jp
件名「第○回セミナー参加希望」として
①希望日時 ②人数 ③希望者全員の氏名・所属(あれば) ④公演チケットの有無
⑤当日連絡用の電話番号 ⑥メールアドレス
上記①~⑥を明記の上、お申し込みください。こちらからの返信をもってご予約完了となります。※お申込み時にいただく個人情報は、本セミナーのお申込み以外の目的には使用いたしません。
- お問合せ
- 東京芸術劇場 事業企画課 教育普及担当 03-5391-2115
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主催:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)