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東京芸術劇場30周年記念公演 東京芸術劇場シアターオペラvol.14
モーツァルト/歌劇『フィガロの結婚』~庭師は見た!~(再演) 公演関連企画

マエストロとスザ女が語る 野田版『フィガロの結婚』の魅力

日程
2020年10月07日 (水)14:00-15:30
会場
リハーサルルームL
登壇者
井上道義(指揮・総監督)、小林沙羅(スザ女(スザンナ)役)
モデレーター
中村よしき(東京芸術劇場『フィガロの結婚』プロデューサー)
プロフィール
井上道義(いのうえ みちよし)

© Mieko Urisaka

1946年東京生まれ。1971年グィド・カンテルリ指揮者コンクール優勝。ニュージーランド国立響首席客演指揮者、新日フィル音楽監督、京響音楽監督兼常任指揮者、大阪フィル首席指揮者、オーケストラ・アンサンブル金沢音楽監督を歴任。
2007年、ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクトを企画立案、音楽・企画の両面で大きな成功を収めた。(2017年「ショスタコーヴィチ交響曲全集 at日比谷公会堂」CD・BOXをリリース。)2014年4⽉、病に倒れるが同年10⽉に復帰を遂げる。2015年 全国共同制作オペラ『フィガロの結婚〜庭師は⾒た︕〜』(野⽥秀樹演出)を、2017年 ⼤阪国際フェスティバル『バーンスタイン:ミサ』(井上道義演出)を、2019年 全国共同制作オペラ『ドン・ジョヴァンニ』(森山開次演出)をいずれも総監督として率い既成概念にとらわれない唯一無二の舞台を作り上げている。2016年「渡邊暁雄基⾦特別賞」「東燃ゼネラル⾳楽賞」、2018年「⼤阪⽂化賞」「⼤阪⽂化祭賞」「⾳楽クリティック・クラブ賞」、2019年「有⾺賞」を受賞。オーケストラ・アンサンブル⾦沢桂冠指揮者。

小林沙羅(こばやし さら)

© Hikaru.☆

東京藝術大学、同大学院修士課程修了。
2006年に『バスティアンとバスティエンヌ』(井上道義指揮)で国内デビュー後、東京芸術劇場シアターオペラシリーズ2008年『イリス』芸者、2009年『トゥーランドット』リュー、2014年『こうもり』アデーレ、2015年『メリーウィドウ』ヴァランシエンヌ、2015年5月から11月にかけて井上道義指揮、全国共同制作オペラ『フィガロの結婚〜庭師は⾒た︕〜』(野⽥秀樹演出)でスザ女(スザンナ)を10都市14公演で務め、その高い演技力と安定した歌唱力により日本各地で成功をおさめた。また2017年藤原歌劇団『カルメン』ミカエラ役、2018年兵庫県立芸術文化センター『魔弾の射手』エンヒェン、2019年全国共同制作オペラ『ドン・ジョヴァンニ』ツェルリーナ、2020年『紅天女』タイトルロールなど話題作に続々出演。その他、多くのオーケストラと共演を重ねている。また海外への幅を広げている。
2014年、2016年、2017年に日本コロムビアよりCDアルバムをリリース。2017年、第27回出光音楽賞受賞。2019年第20回ホテルオークラ賞受賞。日本声楽アカデミー会員。藤原歌劇団団員。大阪芸術大学准教授。

主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場

助成:文化庁ロゴマーク

文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)|
独立行政法人日本芸術文化振興会