多文化共生に向けたアートプログラム

国籍や言語等問わずあらゆる人が芸術文化とつながる社会をめざして
東京に住む外国人は約52万人(令和4年1月時点)、180以上の国や地域の人々が暮らしています。東京芸術劇場は国籍や言語、文化や習慣などが違う人々も共に活躍する多文化社会を目指し、2021年度から「多文化共生に向けたアートプログラム」に取り組んでいます。
このプログラムは、芸術文化による対話・表現活動などを通じて、外国にルーツをもつ人々がより日本に親しみをもって社会参画しやすくなること、人々が多様性を尊重し、その違いの豊かさから想像力・創造力を育むことを目指しています。
- 会場
- 東京芸術劇場各所
- レクチャー
国籍や言語、習慣や文化などが違う人々が生きる多文化社会をアーティストはどのように見つめるのか。アーティストの実践から多様性における様々な側面や切り口を紐解くレクチャーシリーズを実施します。
- これまでの活動
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・2021年12月~ 多文化共生×東京芸術劇場 公開レクチャーシリーズ(全3回)
第2回、第3回ダイジェスト映像は
アーティストの視点から多文化社会を捉える
- 劇場ツアー〈やさしい日本語〉
日々さまざまな舞台芸術を発信し続ける東京芸術劇場の魅力を、外国にルーツをもつ人々のために、ツアーガイドが〈やさしい日本語〉でご案内します。
- ワークショップ
日本語教室や支援団体等へ訪問し、演劇や音楽などを用いたワークショップを企画・実施します。言葉や身体を使った様々な表現を促すことでコミュニケーションを活発にしたり、演劇や音楽などのアートに触れることで、参加者の創造性の発揮につなげていきます。
- これまでの活動
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・学習院大学×東京芸術劇場 日本語教室ワークショップ(全5回)
・2022年2月26日(土)日本語とつながるワークショップ「このコトバは、どんなカタチですか?」(学習院大学×東京芸術劇場 日本語教室ワークショップ第5回)
- 講座:
東京芸術劇場の「シアター・コーディネーター養成講座」は、劇場を広く社会に開き、芸術文化を通して地域・社会づくりに貢献する人材育成を目指しています。
多文化共生編 と題し、多くの課題を抱える多文化社会をどう捉え、それに対し、アートがどうアプローチできるかを、実践例や現状・課題から学び、劇場と社会をつなぐ企画を考えます。- これまでの活動
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・2021年11月~シアター・コーディネーター養成講座 多文化共生・基礎編
- お問合せ
東京芸術劇場では活動の充実に向けて、今後、様々な組織・団体の方々との連携を希望しております。「多文化共生に向けたアートプログラム」にご関心のある方、劇場ツアーやワークショップ等の見学をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。
東京芸術劇場 教育普及担当
03-5391-2116
education#geigeki.jp(#は半角の@に置き換えてください)
主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場