東京芸術劇場 社会共生セミナー 第5回
A&I (Accessible & Inclusive Theatre) セミナー
第5回 福祉の現場から生まれる演劇
あらゆる人にひらかれた劇場、あらゆる人が享受できるアーツをめざして
障害者と健常者、ろう者と聴者など、人々を区分して、マイノリティを外側に押しやりがちな社会に、私たちは生きています。
違いを肯定する眼差しを持ち、他者を認め合い、誰もが生きやすい社会をつくるには、どうすればよいでしょうか。
東京芸術劇場では、こうした社会課題の解決と共生社会の実現を目指して、皆さんとともに学び考えるセミナーシリーズを開催します。
- 日程
- 2022年06月09日 (木)18:30-20:00
- 会場
- オンライン開催 Zoom
- 内容
- 「福祉の現場から生まれる演劇」とはどのようなものでしょうか。障害のある人との創作では様々な発見や問いが生まれます。それは「共に生きる」を考えるヒントでもあります。本セミナーでは、たんぽぽの家アートセンターHANAの演劇創作を取り上げ、その活動から見えてくる視点や可能性について、アートセンターHANAの障害のあるメンバー、スタッフとともに考えます。また、アーティストや、日頃、福祉とは接点の少ない人たちが障害のある人たちと一緒に創作することで起きる化学反応や気づきなど、障害のある人との演劇表現について、皆さんとご一緒に考えたいと思います。
- プロフィール
たんぽぽの家アートセンターHANA
上埜英世、大西照彦、佐藤拓道、大井卓也、行方雄大- たんぽぽの家アートセンターHANA
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2004年、日本で初の障害のある人のアートセンターとしてオープン。
すべての人がアートを通じて自由に自分を表現したり、互いの感性を交感することができるコミュニティ・アートセンター。障害のある人たちが個性をいかしながらビジュアルアーツやパフォーミングアーツに取り組むスタジオ、今を生きる人たちの表現を紹介するギャラリー、コミュニケーションの場としてのカフェ&ショップ、アートの可能性について探求するインフォメーションセンターやミーティングルームがある。
- 対象
- 社会包摂の舞台芸術活動に関心のある方、文化施設・福祉施設のスタッフなど
- 料金
- 参加費無料
- 定員
- 60名 要事前申込み
- お申込方法
下記よりお申込みください。
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【締切】2022年6月5日(日) お申込み時にいただく個人情報は、本企画以外の目的には使用しません。
情報保障をご希望の方は、準備の都合上、5月26日(木)までにお申込みください。
- お問合せ
- 東京芸術劇場 事業企画課 事業調整係 社会共生担当 03-5391-2116
主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場/東京都
助成:
文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)|
独立行政法人日本芸術文化振興会