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東京芸術劇場 社会共生セミナー 第13回
A&I (Accessible & Inclusive Theatre ) セミナー 第13回
舞台『TRAIN TRAIN TRAIN』と考える、アクセシビリティとこれからの舞台の楽しみ方
- 日程
- 2025年10月28日(火)
- 会場
- オンライン開催
- 主催
- 東京都/東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)
あらゆる人にひらかれた劇場、あらゆる人が享受できるアーツをめざして
障害者と健常者、ろう者と聴者など、人々を区分し、マイノリティを外側に押しやりがちな社会に私たちは生きています。
違いを肯定する眼差しを持ち、他者を認め合い、誰もが生きやすい社会をつくるには、どうすればよいでしょうか。
東京芸術劇場では、こうした社会課題の解決と共生社会の実現を目指して、皆さんとともに学び考えるセミナーシリーズを開催しています。
開催概要
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2025年10月28日(火)18:30~20:30
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オンライン開催
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今回の社会共生セミナーでは、11月26日 (水) ~11月30日 (日) に東京芸術劇場プレイハウスにて上演される舞台『TRAIN TRAIN TRAIN』を題材に、アクセシビリティの再構築と、ろう者の芸術表現「サインミュージック」の実践がもたらす舞台芸術の可能性について考えます。
第一部では、「アクセシビリティ=鑑賞サポート」という固定観念を越え、創作段階から多様な視点と感性で舞台芸術をひらく“現在進行形のアクセシビリティ”の実践事例を紹介。第二部は、本作のテーマにもなっているミュージックの語源「MUSICA(ラテン語)」を軸に、多感覚的に楽しむ舞台の可能性について考えます。
ろう者の芸術表現であるサインミュージックの実践アーティストに加え、舞台『TRAIN TRAIN TRAIN』の振付家・演出家、そして音楽家も登壇し、それぞれの視点から、異なる文化がどのように響き合いながら新たな表現を生み出し、多様な舞台の楽しみ方・受け取り方をする観客に向けて舞台芸術を届けていけるのかを語り合います。
※手話通訳・文字通訳付き
プログラム
第1部:「現在進行形のアクセシビリティ」の実践
登壇者:栗栖良依
第2部:感じる音楽、響きあう表現―これからの舞台の楽しみ方
登壇者:Sasa-Marie、森山開次、蓮沼執太
モデレーター:栗栖良依
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- 栗栖良依
アートプロデューサー・SLOW LABEL創設者/芸術監督
異文化の人やコミュニティをつなげ、対話や協働のプロセスで社会変革を試みる市民参加型作品を多く手がける。2010年に骨肉腫を患い障害福祉の世界に出会い、SLOW LABEL(現・認定NPO法人スローレーベル)設立。ヨコハマ・パラトリエンナーレ(2014,2017,2020)では総合ディレクターとして障害のある人の創作活動におけるアクセシビリティの仕組みを開発。2019年にはシルク・ドゥ・ソレイユの支援を受けて日本初のソーシャルサーカス団SLOW CIRCUSプロデュース。リオパラリンピック閉会式・旗引継ぎ式、東京2020パラリンピック開閉会式では、ステージアドバイザーとしてDE&Iを総合監修、東京芸術劇場社会共生委員、TBS「ひるおび」レギュラーコメンテーターなど。©RIMI - Sasa-Marie(ササ・マリー)
サイン・ミュージシャン/ろう詩人(Sign Poet)/DEAF MUSICA Artist _ Researcher
てことば、身体、声、音楽などによる五感で感じる空間インスタレーションとポエトリー・リーディングを展開。2023年4月にろう俳優河合メアリとともに、ろう者の視点から、ろう者の“おんがく”、ろう者の詩などのろう芸術表現を伝える団体ミナテマリを結成。ワークショップなど多数実施。東京文化会館リラックス・パフォーマンス ろうナビゲーター。九州大学大学院芸術工学府博士課程後期在学中。ろう者、聴覚障害者の“おんがく”や音楽の鑑賞環境等について研究。(C)Sadato Ishizuka - 森山開次
ダンサー・振付家・演出家
2005年ソロダンス『KATANA』でニューヨークタイムズ紙に「驚異のダンサー」と評され、07年ヴェネチア・ビエンナーレ招聘。『曼荼羅の宇宙』にて13年芸術選奨新人賞。同年文化庁文化交流使。主な演出振付に新国立劇場バレエ団『竜宮』、KAAT神奈川芸術劇場『星の王子さま』、全国共同制作オペラ『ラ・ボエーム』他多数。能・雅楽など伝統芸能とのコラボレーションや「TURN」プロジェクトにて福祉施設滞在の映像制作など、実験的な企画に数多く取り組む。ダンスドキュメンタリー「GIGAKU!踊れシルクロード」(NHKBS)前後編メイン出演、舞台『千と千尋の神隠し』カオナシ役、映画出演など、ダンサーと演出家の両面でジャンルを自在に横断した活動に取り組み、現代のダンスシーンを牽引するアーティストの一人である。東京2020パラリンピック開会式演出・チーフ振付。©Photo by Nathalie Cantacuzino - 蓮沼執太
- Shuta Hasunuma
音楽家・アーティスト
1983年、東京都生まれ。蓮沼執太フィルを組織して、国内外での音楽公演をはじめ、映画、テレビ、演劇、ダンス、ファッション、広告など様々なメディアでの音楽制作を行う。また「作曲」という手法を応用し物質的な表現を用いて、彫刻、映像、インスタレーション、パフォーマンス、プロジェクトを制作する。
最新アルバムに『unpeople』(2023)。東京2020パラリンピック開会式にてパラ楽団を率いてパラリンピック讃歌編曲、楽曲「いきる」を作詞、作曲、指揮を担当。近年のコンサート・パフォーマンスに「unpeople 初演」(草月プラザ石庭『天国』/ 2024)、「ミュージック・トゥデイ」(オペラシティ・コンサートホール・タケミツメモリアル / 2023)など。
主な個展に「Compositions」(Pioneer Works 、ニューヨーク/ 2018)、「 ~ ing」(資生堂ギャラリー、東京 / 2018)などがある。また、近年のプロジェクトやグループ展に「Someone’s public and private / Something’s public and private」(Tompkins Square Park 、ニューヨーク/ 2019)、「FACES」(SCAI PIRAMIDE、東京 / 2021)、など。第69回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。
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無料
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80名 ※要事前申込み、先着順
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下記よりお申込みください。
【締切】 2025年10月25日(土)
- 10月27日(月)までに、登録いただいたメールアドレス宛にzoomのURLをお送りします。万一、届かない場合は、以下「お問合せ」先までご連絡ください。
- 応募時に登録するメールアドレスが受信制限設定をされている場合は、「@geigeki.jp」からのメールを受信できるようご設定ください。受信制限設定をしていると、申込み受付メールをお受け取りいただけない場合がございます。
- お申込み時にいただく個人情報は、本企画以外の目的には使用しません。
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- お問合せ先
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東京芸術劇場 事業企画課 事業調整係 社会共生担当
03-5391-2116
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aiseminer#geigeki.jp(#は半角の@マークに置き換えてください。)
- 主催
- 東京都/東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)
- 助成
- 文化庁文化芸術振興費補助金
- (劇場・音楽堂等機能強化推進事業(劇場・音楽堂等機能強化総合支援事業))
- 独立行政法人日本芸術文化振興会