東京芸術祭2018フェスティバル/トーキョー18
アジアシリーズvol.5トランス・フィールド ショプノ・ドル「30世紀」

遠い地からココへ、ココから遠く未来へ。響き合う平和への願い
バングラデシュの劇団ショプノ・ドルが、2002年以後17年間にわたり、広島平和記念日にあわせて上演し続けてきた代表作が、ついに日本初演を迎えます。
本作は、広島・長崎の被爆者の証言、核開発や原爆投下の関係者への問いかけを軸にしたベンガル人劇作家バドル・ショルカルの戯曲(1966年)に、バングラデシュの現代史や現在の世界情勢を盛り込み、脚色したもの。劇団代表で、脚色も手がけたジャヒド・リポンの演出は、語りと歌で綴る伝統の演劇形式に倣いつつ、色鮮やかな織物、情報の象徴でもある新聞紙、俳優の身体を駆使し、力強いメッセージを発信します。
- 日程
- 2018年11月03日 (土) ~2018年11月04日 (日)
- 会場
- シアターウエスト
- 作・演出
- 脚色・演出:ジャヒド・リポン 原作:バドル・ショルカル
- アーティスト・プロフィール
- ショプノ・ドル
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2001年、ダッカにて、ジャヒド・リポンが創立。語りと歌を交えたベンガル地方の伝統的な演劇手法を用いながら現代的なテーマを扱い、タゴールの詩劇『チットランゴダ』やハワード・ファストの『スパルタカス』、モノドラマ『ヘレン・ケラー』など17作品を発表している。国内外のさまざまな演劇祭に参加、代表作の『30世紀』は、ロンドンの演劇祭やアジア最大級の演劇祭、インド国際演劇祭(2015年)でも上演された。
- 演出家、俳優、ショプノ・ドル代表 ジャヒド・リポン
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1969年生まれ。劇団ショプノ・ドル代表。
ジャハンギルナガル大学演劇学部(演出専攻)にて学士号と修士号を取得。演出家、俳優、指導者、研究者として32年間演劇に関わり続ける。
ナショナル・インスティテュート・オブ・マス=コミュニケーションのディレクター、バングラデシュ・マイム・フェデレーションの委員長を兼任。
- 公演スケジュール
11月 日 月 火 水 木 金 土 1 2 3 18:00
4 14:00★
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- チケット料金
- 全席指定
一般前売 3,500円 当日 4,000円 学生 2,300円 高校生以下 1,000円 ほかセット券あり
- 発売日
- 2018年9月9日(日)10:00
- チケット取扱
- F/Tチケットセンター 03-5961-5209
- お問合せ
- フェスティバル/トーキョー実行委員会 03-5961-5202
主催:フェスティバル/トーキョー実行委員会
豊島区/公益財団法人としま未来文化財団/
NPO法人アートネットワーク・ジャパン、
アーツカウンシル東京・東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)共催:国際交流基金アジアセンター