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inseparable 変半身(かわりみ)

inseparable 変半身(かわりみ)

近未来。東洋のガラパゴスと呼ばれている千久世島という離島は、かつてない賑わいを見せていた。国産みの神話に登場する島であると同時に、その島で発掘される「レアゲノム」という化石由来のDNAがヒトや動物の遺伝子組換えに必要なものとして注目を集めているからだ。その島に住む男は、奇祭で弟を失う。ところがある日、弟は蘇り、まるで別人のように男の前に現れる。弟の存在は島の住民を狂わせていく。そしてそれは、島の存亡を揺るがす事態に発展していく…。

日程
2019年11月29日 (金) ~12月11日 (水)
ステージ数
15
会場
シアターイースト
原案
村田沙耶香 松井周
脚本・演出
松井周
出演
金子岳憲 三村和敬 大鶴美仁音 日髙啓介 能島瑞穂 王宏元 / 安蘭けい
プロフィール
原案:村田沙耶香

© Sayo Nagase

1979年千葉県生まれ。玉川大学文学部芸術文化学科卒。2003(平成15)年『授乳』で群像新人文学賞(小説部門・優秀作)受賞。2009年『ギンイロノウタ』で野間文芸新人賞、2013年『しろいろの街の、その骨の体温の』で三島賞、2016年『コンビニ人間』で芥川賞受賞。累計発行部数92万部を突破した。著書に『マウス』『星が吸う水』『ハコブネ』『タダイマトビラ』『殺人出産』『消滅世界』などがある。

原案・脚本・演出:松井周

© 平岩享

1972年東京都生まれ。1996年劇団「青年団」に俳優として入団後、作家・演出家としても活動を開始する。2007年『カロリーの消費』より劇団「サンプル」を旗揚げ、青年団から独立。バラバラの自分だけの地図を持って彷徨する人間たちの彷徨を描きながら、現実と虚構、モノとヒト、男性と女性、俳優と観客、などあらゆる関係の境界線を疑い、踏み越え、混ぜ合わせることを試みている。2011年『自慢の息子』で第55回岸田戯曲賞を受賞。2016年『離陸』で 2016 Kuandu Arts Festival(台湾)に、2018年『自慢の息子』でフェスティバル・ドートンヌ・パリ(仏)に参加した。

主催:三重県文化会館(公益財団法人三重県文化振興事業団)

共催:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)/ローソンチケット

企画製作:有限会社quinada

共同製作:三重県文化会館(公益財団法人三重県文化振興事業団)
ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)
神戸文化ホール(公益財団法人神戸市民文化振興財団)
莎士比亞的妹妹們的劇團

ツアー情報

◆三重公演

三重県文化会館 小ホール

2019年12月14日(土)・12月15日(日)

お問合せ:三重県文化会館チケットカウンター
059-233-1122

◆京都公演

ロームシアター京都 ノースホール

2019年12月18日(水)・12月19日(木)

お問合せ:ロームシアター京都
075-771-6051

◆神戸公演

神戸文化ホール 中ホール舞台上

2019年12月21日(土)・12月22日(日)

お問合せ:神戸文化ホールプレイガイド
078-351-3349