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ミュージカル『VIOLET』

日程
2024年04月07日 (日) ~04月21日 (日)
ステージ数
19
会場
プレイハウス
音楽
ジニーン・テソーリ
脚本・歌詞
ブライアン・クロウリー
原作
ドリス・ベッツ『The Ugliest Pilgrim』
演出

藤田俊太郎

演出家コメント

© KEI OGATA

『VIOLET』に初めて触れた時、ジニーン・テソーリの音楽、ブライアン・クロウリーの脚本・歌詞、作品の瑞々しさに深く感動しました。2019年英国初演、2020年の日英共同プロジェクト日本公演で一緒に作品を創ったキャスト、スタッフ、カンパニーの仲間たちをいつまでも尊敬しています。素晴らしいミュージカル演出のチャンスを与えてくださった梅田芸術劇場、プロデューサーの皆さんに感謝しています。VIOLETは幼少の頃に不慮の事故にあい、大人になってからその傷を癒してもらうために旅に出ます。舞台は1964年アメリカ南部。様々な人たち、多様な価値観との出会いで彼女は変わります。人生を旅とするならば、傷も旅の一部。一緒に強く進んでいく。新しい座組、そして観客の皆様と、再びこの旅を始められることを心から幸せに思っています。

ストーリー
1964年、アメリカ南部の片田舎。幼い頃、父親による不慮の事故で顔に大きな傷を負ったヴァイオレットは、25歳の今まで人目を避けて暮らしていた。しかし今日、彼女は決意の表情でバス停にいる。あらゆる傷を癒す奇跡のテレビ伝道師に会う為に。西へ1500キロ、願いを胸に人生初の旅が始まる。
長距離バスの旅でヴァイオレットを待ち受けていたのは、様々な人と多様な価値観との出会いだった。ヴァイオレットの顔を見た途端目を背ける人々。一番最初の出会いとなった南部出身で白人の老婦人。運命的な出会いを果たす黒人兵士フリックと白人兵士モンティの対称的な二人の男性。思いがけない正体を現したテレビ伝道師。追憶の中にあらわれる父親。これらの出会いによりヴァイオレットの中で何かが少しずつ変化しはじめる。
長い旅の先に彼女が辿り着いたのは
出演
ヴァイオレット:三浦透子/屋比久知奈(Wキャスト)
フリック:東啓介
モンティ:立石俊樹
ミュージックホール・シンガー:sara
ヴァージル:若林星弥
リロイ:森山大輔
ルーラ:谷口ゆうな
老婦人:樹里咲穂
伝道師:原田優一
父親:spi

ヤングヴァイオレット:生田志守葉/嘉村咲良/水谷優月
(トリプルキャスト)

企画・制作・主催:梅田芸術劇場

共催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場