芸劇dance
橋本ロマンス×サエボーグ『新作パフォーマンス』
パフォーミングアーツの新たな可能性と更なる「今」を探る挑戦
新進気鋭の振付家として現代社会と対峙するダンス作品を発表してきた橋本ロマンスと、世界の注目を集める現代美術家サエボーグ。2人の初めてのタッグによる舞台作品を上演します。
- 日程
- 2026年02月11日 (水・祝) ~02月15日 (日)予定
- 会場
- シアターイースト
- アーティスト
- 橋本ロマンス サエボーグ
- プロフィール
- 橋本ロマンス
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1995年生まれ。東京都出身。they/them。マイノリティ・ポリティクス、クィア・アクティヴィズム、脱植民地主義などを主題とし、抵抗やノイズを生み出す手段として作品と社会/都市を地続きにすることを目的とした同時代生の高い作品制作やプロジェクトを行う。コンセプチュアルな手法を用いながらも、ポップ/ストリートカルチャーの要素を取り込み、作品を構成する全要素に一貫した美意識を持ち、劇場機構をダイナミックに用いた奥行ある構成プラン、サイトスペシフィックな空間デザイン、作品 テーマを多角的に掘り下げるアプローチによって、主題に対し新たな仮定を提示するスタイルが特徴。
主な作品に「饗宴/SYMPOSION」(世田谷パブリックシアター/2024)、「Pan」(愛知芸術劇場小ホール/2023、スパイラルホール/2021)、「デビルダンス」(のげシャーレ/2021)等。朝日新聞年間ベスト公演選出(2024,2021)、読売新聞年間ベスト公演選出(2024)、日本ダンスフォーラム賞(2022)、横浜ダンスコレクション2020新人振付家賞(2020)、SICF20 PLAY部門グランプリ(2019)。
- サエボーグ
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© ZIGEN
1981年富⼭⽣まれ、東京拠点。サエボーグは不完全なサイボーグ。ハーフヒューマン、ハーフトイ。⾃らの⽪膚の延⻑としてラテックス製のボディスーツを⾃作し、装着するパフォーマンスを展開するアーティスト。性別などの固定化されたアイデンティティや、⼈間の⾝体そのものを超越したいという強い願望を原動⼒に、家畜などを玩具的にデフォルメしたボディスーツに⾝を包み、⽣態系の最底辺の⽣き物たちが織り成す遊戯的なユートピア実験牧場を作り出す。
近年の主な発表として、「DARK MOFO 2019」(Avalon Theatre、オーストラリア/2019)、「あいちトリエンナーレ2019 情の時代」(愛知県芸術劇場/2019)、「Cycle of L」(高知県立美術館/2020)、「世界演劇祭2023」(Zoogesellschaftshaus、ドイツ/2023) 、「Tangente St.Pölten」(Jahnturnhalle、オーストリア/2024)、「Engawa A Season of Contemporary Art from Japan」(グルベンキアン近現代美術館、ポルトガル/2024)等の公演、「第6回アテネビエンナーレ:ANTI」(Banakeios Library、ギリシャ/2018)、「Ultra Unreal」(シドニー現代美術館、オーストラリア/2022)、「Enchanted Animals」(黒部市立美術館/2024)、「Tokyo Contemporary Art Award 2022-2024 受賞記念展」(東京都現代美術館/2024)等の展覧会の他、多数の発表を国内外で展開。第17回岡本太郎現代芸術賞 岡本敏子賞受賞(2014)等。
- お問合せ
- 東京芸術劇場 03-5391-2111(土日祝日除く9:00-17:00)
主催:東京都/東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)
助成:
文化庁文化芸術振興費補助金
劇場・音楽堂等機能強化推進事業(劇場・音楽堂等機能強化総合支援事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会