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東京芸術劇場 社会共生クリエーション
TOKYO CUSTOM DRUMSET
- 日程
- 2025年12月8日(月)~2026年3月8日(日)
- 会場
- 東京芸術劇場 リハーサルルーム等
- 主催
- 東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)
開催概要
本プロジェクトは、都民から寄贈された中古ドラムセットを東京芸術劇場に集め、再構築することで、対話と創造の場としての「カスタムドラムセット」を生み出そうとするものです。障害のある人や多様な背景を持つ人びとが、音やリズム、演奏行為を通じて関係を築いていく実践をリサーチ、ワークショップ、公演、展示といった制作・発表形式を横断するプロジェクトとして実施します。
ドラムセットはそもそも、スネアドラム、バスドラム、シンバルなど、複数の打楽器が1人の身体のまわりに配置されてできた集合的な楽器であり、演奏者ごとにその配置やスタイルが異なる点も大きな特徴です。その空間的・身体的な特性は、障害の有無や生育環境の違いを超えて、「その人なりのカスタムドラムセット」を構築していく可能性を象徴しています。TOKYO CUSTOM DRUMSETは、そうした個の差異と共存を音と空間でかたちにする、創造的な社会参加の試みです。
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2025年12月8日(月)~2026年3月8日(日)
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東京芸術劇場 リハーサルルーム等
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- アサダワタル
1979年生まれ。アーティスト、文筆家、近畿大学文芸学部准教授、古書・ レコード屋〈とか〉オーナー。「これまでにない他者との不思議なつながりかた」をテーマに様々な生活現場に出向き、音楽と対話をもとにしたプロジェクトの企画演出、作曲演奏、執筆活動を行う。総じて自称 “文化活動家”。博士(学術, 滋賀県立大学)。
2002年にバンド「越後屋」のドラマーとして、くるり主宰レーベルNOISE McCARTNEY RECORDSより2枚のCDをリリース。2003年以降、サウンドユニット「SjQ」(HEADZ)のドラム担当と平行して、ソロプロジェクト「大和川レコード」始動。その後紆余曲折を経て、2010年代から国内外の都市、福祉施設、学校、復興団地などでプロジェクト型の表現を主とするアーティストとして活動してきた。自宅を創造的に開放し他者とつながりを生むムーブメント「住み開き」の提唱者としても知られる。
近年の主な演出プロジェクトに、「クロスプレイ東松山 また明日も、歌ったような」(埼玉県東松山市, 2022-2023)、「コロナ禍における緊急アンケートコンサート 声の質問19」(東京都足立区、2021)、「ラジオ下神白 あのとき あのまちの音楽から いまここへ」(福島県いわき市, 2016-2021 / 2022に音源、2023に映画化)など。主な著作に『住み開き増補版 もう一つのコミュニティづくり』(筑摩書房)、『想起の音楽 表現・記憶・コミュニティ』(水曜社)、『表現のたね』(モ・クシュラ)、『当事場をつくる ―ケアと表現が交わるところ―』(晶文社)など多数。受賞歴に、サウンドプロジェクト「SjQ++」(ドラム担当)でアルス・エレクトロニカ2013サウンドアート部門準グランプリ、CD作品 「福島ソングスケイプ」(アサダワタルと下神白団地のみなさん名義)で2022年度グッドデザイン賞など。
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東京芸術劇場 事業企画課 事業調整係 社会共生担当
03-5391-2116
メール:geigeki-tcds#geigeki.jp(#は半角の@に置き替えてください)
- 主催
- 東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)
- 助成
- 文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業(劇場・音楽堂等機能強化総合支援事業))
- 独立行政法人日本芸術文化振興会

