ロベール・ルパージュ「887」

ルパージュへのコメント

ルパージュをリスペクトする演出家・俳優の方々からルパージュへのコメントをお寄せいただきました。

変幻自在の魔術師ルパージュ
パックが一度も床に足を付けず手で歩行し続けた「真夏の夜の夢」をロンドンで、 広島の原爆の記憶を描く。「太田川七つの流れ」を東京で、シルク・ド・ソレイユの「KA」をラスヴェガスで、それぞれの虜になりました。
一体次は何が飛び出すのか!? 見逃せないルパージュの魔術!!

小池修一郎

自分の父親はタクシードライバーだった、とルパージュ氏から聞いたことがある。
だから自分は昼でも夜でもいつでも眠れる、遺伝だからと笑っていた。そんな彼が見た白日夢のような自伝劇。彼のソロ作品は傑作ばかりだ。自身の記憶を巡る旅の集大成、期待せずにはいられない。

白井晃

軽やかに吹き飛ばされる固定観念。重力さえも玩具に変えてしまう。ルパージュは常に新しい表現の可能性を舞台の上で探している。漂流する物語の断片上を丹念に大胆に。彼の魔術と散乱していた物語がひとつに融合したとき、私たちはまた新たな衝撃を目撃することになる。ペットの抗生剤を飲んでハイになり、大音量のテクノをバックに列車の中で踊り狂う場面は忘れられない。格好良さとおかしさでひっくり返りそうになった。

長塚圭史

ロベール・ルパージュ
自分と同世代で、リスペクトできる世界的な演出家の一人です。
私がニューヨークで『THE BEE』の公演をやった時、彼は二度見てくれた。二度目は、彼はチケットを買って見に来てくれた。もうこれだけで、ルパージュがどれだけ素晴らしい演出家であるかわかります(笑い)…彼は、いつも「面白い」ものに敏感で、いつも「面白くする」ことだけを考えている。だから、彼が演出するものは、いつも必ず「面白い」。

野田秀樹

ルパージュとは1993年東京グローブ座での「テンペスト」以来の付き合いだ。
世田谷パブリックシアターには、「月の向こう側」(2002年)、「アンデルセン・プロジェクト」(2006年)、「針とアヘン」(2015年)など度々おいで頂いているが、そのたびに観たことのない衝撃を与えてくれる。現実と非現実。動力と真空。時空を飛び越えるマジックを今回も期待しています。

野村萬斎

『実験』と『発見』から始まる創作を続ける人の不安は計り知れない。
まず自分が、驚く必要があるから。
もはや、ルパージュさん自身の想像を越える『驚き』なんてあるのだろうか。
つまり、発見してしまう環境に居続ける彼に、私は簡単に驚いてしまう。

吹越満

ルパージュとケベックの家で会った時、彼の発想、思考は全てプライベートから来ているのを知った。そんな彼がついに自叙伝を舞台化する。ルパージュマジックに魅せられてきた僕は行くしかない。

宮本亜門

※五十音順

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