HOME > 公演情報_音楽 > エル・システマ・フェスティバル2018 ガラコンサート

エル・システマ・フェスティバル2018 ガラコンサート

エル・システマ・フェスティバル2018 ガラコンサート

エル・システマ・フェスティバル2017
©Hikaru.☆

エル・システマの仲間が集う、年に一度の祭典

南米ベネズエラで始まった、音楽を通した社会教育プログラム「エル・システマ」。東京芸術劇場は、「エル・システマ」の理念に共感し、2008年から定期的にその活動を紹介するフェスティバルを開催してきました。2017年度からは、(一社)エル・システマジャパンと共同で、子どもオーケストラや東京ホワイトハンドコーラスなど、日本での「エル・システマ」活動を紹介しています。

★エル・システマとは★
1975年、南米ベネズエラでホセ・アントニオ・アブレウ博士によって設立された組織で、子どもたちがオーケストラやコーラスに参加することで、音楽を学び、集団としての協調性、社会性を育み、コミュニティとの関わりをつくることを目的としています。エル・システマは、世界的に活躍する若手指揮者グスターボ・ドゥダメル氏など多くの一流音楽家を輩出しているだけでなく、子どもたちを犯罪や暴力から守り、学業面も含めてポジティブな影響を与えてきたことで、ユネスコや米州開銀等の外部機関からも評価されています。日本では、東日本大震災で被災した子どもたちが音楽での経験を通して自信や尊厳を回復し、自分の人生を切り開いていく力を育むことを当初の目的に、2012年からエル・システマジャパンとして福島県相馬市、岩手県大槌町、そして2017年から長野県駒ケ根市と東京都でも活動を開始しました。家庭の事情や障害の有無にかかわりなく、どんな子どもも音楽に触れられること、皆で奏でるオーケストラやコーラスの形で学んでいくことを大切にし、自己表現の場として、そして音楽が人と人をつなぐことを目指しています。東京芸術劇場は、「エル・システマ」の理念に共感し、2008年、2013年、2015年、2017年にその活動を紹介するフェスティバルを開催してまいりました。

日程
2018年12月01日 (土)15:00 開演(ロビー開場14:00)
会場
コンサートホール
出演
エンルイス・モンテス・オリバー(指揮)
相馬子どもオーケストラ、大槌子どもオーケストラ、駒ケ根子どもオーケストラ
東京ホワイトハンドコーラス[指導・指揮:コロンえりか、井崎哲也、圡野研治]
粟津礼子(ピアノ)
ララ・ソモス(ヴォーカル・アンサンブル)
プログラム

【第1部】

●指揮:エンルイス・モンテス・オリバー
相馬子どもオーケストラ、大槌子どもオーケストラ、駒ケ根子どもオーケストラ

モーツァルト/セレナード第13番 ト長調 K.525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」

ヴィヴァルディ/「四季」から春と冬

【第2部】

●東京ホワイトハンドコーラス

ふるさとの空(作曲:出田敬三、作詞:上田幸法)
エーデルワイス(作曲:リチャード・ロジャース、訳詞:阪田寛夫)

●ララ・ソモス

イパネマの娘
ベネズエラ ほか
プロフィール
エンルイス・モンテス・オリバー(指揮) 
Enluis Montes Olivar, Conductor
エンルイス・マニュエル・モンテス

1996年ベネズエラ・グアナレ生まれの21歳。8歳から地域のエル・システマでフルートとトランペットを始め、11歳で指揮者デビュー。その後、ホセ・アントニオ・アブレウ、グスターボ・ドゥダメルから次世代の才能と期待され、直接師事しました。2015年には、ベネズエラ北西部マラカイのマラカイオペラハウスにて、モリエール「タルチェフ」(レイナルド・イダルゴ総監督のミーチェム版オペラ作品)を指揮。ベネズエラのホワイトハンドコーラスの指揮、指導にも積極的に関わっています。本年4月にカラカスで行われた、故アブレウ博士の追悼記念コンサートにて、エル・システマ約1万人の音楽家達を指揮し、喝采を浴びました。本公演は、ベネズエラ国外でのデビューとなります。

相馬子どもオーケストラ Soma Children’s Orchestra
相馬子どもオーケストラ

©FESJ/2018/Mariko Tagawa

民謡をはじめとする音楽や伝統芸能が息づく、福島県相馬市。エル・システマジャパンとの協力協定が2012年に締結され、市内小学校への支援がスタート。「相馬子どもオーケストラ」の母体となる週末弦楽器教室は2013年に立ちあがり、市内の全小中学生に門戸が開かれました。メンバーのほとんどが弦楽器の初心者にも関わらず、わずか数年で難度の高い交響曲を演奏するまでに成長。2016年3月にはドイツに渡り、ベルリン・フィルとも共演を果たしました。国内外のユースオーケストラとの共演も経験し、本格的に音楽家を目指す子が出てくるなど、勢いをもって進化し続けるオーケストラです。

大槌子どもオーケストラ Otsuchi Children’s Orchestra
大槌子どもオーケストラ

©FESJ

豊かな郷土芸能が息づく岩手県上閉伊郡大槌町。東日本大震災では、人口あたりの死者・行方不明者数が最も多いと言われるほどの深刻な被害を受け、未だに仮設住宅での生活を余儀なくされている子どもたちもいます。また、震災以降は人口流出に歯止めがかからず、吹奏楽部をはじめとする学校クラブ活動は縮小傾向にあります。そのような状況において、子どもたちが自由にのびのびとできる環境づくりを目指していきます。2018年4月現在、在籍者数は未就学児と小学1年から中学2年までの27名で今後どのように発展していくのか楽しみなオーケストラです。

駒ヶ根子どもオーケストラ Komagane Children’s Orchestra
駒ヶ根子どもオーケストラ

©FESJ

南・中央アルプスの山々が美しい長野県駒ヶ根市。青年海外協力隊の訓練所をもち、世界に開かれたまちづくりを目指すこの地では、エル・システマジャパンとの協力協定が2017年に締結され、赤穂東小学校の児童を対象とした弦楽器教室がスタートしました。同年10月には「子ども音楽祭2017in駒ヶ根」が開催され、弦楽器教室に参加する子どもたちをはじめ、市内で音楽活動をする子どもたち、そしてベネズエラで活躍するアーティストとが共演を果たしました。2018年7月から、弦楽器教室の参加対象者は駒ヶ根市内の全小学校にまで広がり、2021年までの「駒ヶ根子どもオーケストラ」の発足を目指し、日々の練習に励んでいます。

東京ホワイトハンドコーラス Tokyo White Hands Chorus
サイン隊
声隊

ベネズエラでは、聴覚障害や自閉症、発声に困難を抱える子どもたちの参加を重視した、様々な子どもたちがともに活動する合唱隊が23年前に誕生しました。白い手袋をしたパフォーマンス(手歌)を行うことから、広義にホワイトハンドコーラスと呼ばれています。日本でも、徐々に聴覚以外の困難さにも向き合う子どもたちや、共同合唱に心寄せる人たちが誰でも参加できる仕組みを作ることを目標として、2017年6月に結成。ソプラノ歌手のコロンえりか講師とトット基金 日本ろう者劇団の井崎哲也講師の指導を仰ぎ、詩の世界の表現を子どもたちに主体性を置き、試行錯誤を繰り返しながら作っていきます。今年は手歌の”サイン隊”に加え、音楽療法士で声楽科の圡野研治講師のもと、新たに盲学校に通う子どもたちを中心に声のコーラス隊”声隊”を結成、本公演で共演します。

ララ・ソモス(ヴォーカル・アンサンブル) Lara Somos, Vocal Ensemble
ララ・ソモス

©Hikaru.☆

ホワイトハンドコーラス同様、「ベネズエラ児童・青少年オーケストラ・合唱システム(エル・システマ)」の特別教育プログラムに所属する楽団で、主なメンバーはホワイトハンドコーラスにも所属しています。「Lara Somos」を英語に直すと「We are Lara」。ベネズエラのララ州からスタートした活動です。2005年の結成以来、アンサンブル・ララ・ソモスの団員らは潜在能力を活かし、自らが抱える特別な困難を成功への最上の材料へと変えてきました。団員らは高度な楽器演奏に声を溶け込ませることに成功。革新的なアレンジによってクラシックやラテンアメリカの各種音楽から、ベネズエラの民衆音楽・民謡・伝統音楽までレパートリーを広げてきました。

チケット料金
全席指定・税込
一般 2,000円
高校生以下 1,000円

※未就学児入場不可。

※高校生以下チケットは、東京芸術劇場ボックスオフィスのみ取扱い。(枚数限定・要証明書)

※障害をお持ちの方は、割引料金でご鑑賞いただけます。詳細は一般発売より東京芸術劇場ボックスオフィスまでお問い合わせください。(要事前予約)

※やむを得ぬ事情により、出演者・曲目等が変更になる場合がございます。

※公演中止以外のいかなる場合でも、チケットのキャンセルはいたしかねます。

※開演時間に遅れますと、しばらくの間ご入場いただけない場合や、自席にご案内できない場合がございますのでご了承ください。

発売日
2018年9月8日(土)10:00
チケット取扱

【東京芸術劇場ボックスオフィス】

電話 0570-010-296(休館日を除く10:00~19:00)

※一部携帯電話、PHS、IP電話からは、ご利用いただけません。

窓口 営業時間:休館日を除く10:00~19:00
WEB http://www.geigeki.jp/t/

※24時間受付(メンテナンスの時間を除く)

【その他プレイガイド】

<チケットぴあ>

・0570-02-9999 (24時間・音声自動応答 Pコード:127-192)

・各チケットぴあ店舗、サークルK・サンクス、セブン-イレブン

<イープラス>

・ファミリーマート店内 Famiポート

<ローソンチケット>

・0570-000-407 (オペレーター対応10:00~20:00)

・0570-084-003 (音声自動応答 Lコード:33173)

・ローソン、ミニストップ店内 Loppi

<東京文化会館チケットサービス>

・03-5685-0650 (10:00~18:00)

・窓口(営業時間 10:00~19:00)

聴覚に障害のあるお客様のための鑑賞サービス

本コンサートでは、聴覚に障害をお持ちの方への鑑賞の手助けとして、舞台上に歌詞などが字幕で表示されるほか、客席の一部にヒアリングループが作動します。
また、パイオニア株式会社さまのご協力により、ボディソニック(体感音響システム)が約10席設置されます。
ヒアリングループ、ボディソニックの使用、および使用可能なお席のチケット購入は、東京芸術劇場ボックスオフィスまで、メールにて事前のお申し込みが必要です。

詳細:鑑賞サービスページへのリンク
お問合せ
東京芸術劇場ボックスオフィス 0570-010-296(休館日を除く10:00~19:00)

主催:駐日ベネズエラ・ボリバル共和国大使館、
東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)、
一般社団法人エル・システマジャパン

協賛:アサヒグループホールディングス株式会社、キッコーマン株式会社、
ダウ・ケミカル日本株式会社、トヨタ自動車株式会社

協力:トット基金 日本ろう者劇団、オザワ・アート・プランニング合同会社、
パイオニア株式会社

助成:文化庁ロゴマーク文化庁文化芸術振興費補助金
(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会

▲ページトップへ