東京芸術劇場マエストロシリーズ
井上道義&読売日本交響楽団

井上道義によるマーラー「復活」
2012年の東京芸術劇場リニューアル以降、芸劇と事業提携を結ぶ読売日本交響楽団とで開催してきた〈東京芸術劇場マエストロシリーズ〉。コンサートホールの音響や空間を活かした公演として、これまで大編成の管弦楽作品を軸にマーラーの交響曲を数多く取り上げてきた。
井上道義は、当シリーズに過去3度出演。第8番「千人の交響曲」(2018)、第3番(2019)、「大地の歌」(2021)と、マーラーの声楽付き交響曲を指揮してきた。そして2024年12月に指揮活動からの引退を表明する中、シリーズの完結編としても相応しい第2番「復活」を届ける。
魂を揺さぶる渾身の演奏を、どうぞご期待ください。
- 日程
- 2023年11月18日 (土)14:00 開演(ロビー開場13:00)
- 会場
- コンサートホール
- 曲目
- マーラー/交響曲第2番 ハ短調 「復活」
- 出演
- 指揮:井上道義
ソプラノ:髙橋絵理
アルト:池田香織
合唱:新国立劇場合唱団
管弦楽:読売日本交響楽団
- プロフィール
- 井上道義 (指揮) INOUE Michiyoshi, Conductor
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© Yuriko Takagi
1946年東京生まれ。桐朋学園大学卒業。ニュージーランド国立交響楽団首席客演指揮者、新日本フィルハーモニー交響楽団音楽監督、京都市交響楽団音楽監督兼常任指揮者、大阪フィルハーモニー交響楽団首席指揮者、オーケストラ・アンサンブル金沢音楽監督を歴任。2007年ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクトを企画立案。2014年4月に病に倒れるが、同年10月に復帰を遂げる。近年では、全国共同制作オペラ『フィガロの結婚』『ドン・ジョヴァンニ』、大阪国際フェスティバル『バーンスタイン:ミサ』、『井上道義:A Way from Surrender ~降福からの道~』等を、いずれも総監督として既成概念にとらわれない唯一無二の舞台を作り上げている。2018年「大阪府文化賞」「大阪文化祭賞」「音楽クリティック・クラブ賞」、2019年NHK交響楽団より「有馬賞」、2023年「第54回サントリー音楽賞」を受賞。オーケストラ・アンサンブル金沢桂冠指揮者。2024年12月をもって指揮活動からの引退を公表している。
オフィシャルサイト http://www.michiyoshi-inoue.com/
- 髙橋絵理 (ソプラノ) TAKAHASHI Eri, Soprano
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国立音楽大学卒業、同大学院修了。二期会オペラ研修所及び新国立劇場オペラ研修所修了。五島記念文化賞オペラ部門新人賞によりボローニャにて研鑽を積む。オペラでは、日生劇場『ラ・ボエーム』ムゼッタ、共同制作『カルメン』ミカエラ、二期会『フィガロの結婚』伯爵夫人、『エドガール』フィデーリア等で好評を博す。またコンサートでも、ロッシーニ『スターバト・マーテル』、ベートーヴェン『第九』等のソリストとしても活躍。二期会会員。
- 池田香織 (アルト) IKEDA Kaori, Alto
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© 井村重人
慶応義塾大学法学部を経て声楽家となる。二期会『サロメ』ヘロディアス等で出演する他、びわ湖ホールでの2017年『ラインの黄金』エルダ、2018年『ワルキューレ』、2019年『ジークフリート』、2020年『神々の黄昏』ブリュンヒルデを演じ、ワーグナー歌手としてもその地位を確立。コンサートソリストとしても「第九」をはじめ、ヴェルディ「レクイエム」等で活躍している。2021年の当シリーズではマーラー「大地の歌」で井上道義と共演。二期会会員。
- 新国立劇場合唱団 New National Theatre Chorus
三澤洋史 (合唱指揮) MISAWA Hirofumi, Chorus Master -
新国立劇場は、オペラ、バレエ、ダンス、演劇という現代舞台芸術のためのわが国唯一の国立劇場として、1997年10月に開場した。新国立劇場合唱団も年間を通じて行われる数多くのオペラ公演の核を担う合唱団として活動を開始。個々のメンバーは高水準の歌唱力と演技力を有しており、合唱団としての優れたアンサンブル能力と豊かな声量は、国内外の共演者およびメディアからも高い評価を得ている。
- 読売日本交響楽団 Yomiuri Nippon Symphony Orchestra
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読売日本交響楽団
1962年、クラシック音楽の振興と普及のために読売新聞社、日本テレビ放送網、読売テレビのグループ3社を母体に設立された。創立以来、世界的な指揮者、ソリストと共演を重ねている。現在、常任指揮者をドイツの名匠S.ヴァイグレが務め、名誉顧問に高円宮妃久子殿下をお迎えし、サントリーホールなどで演奏会を多数開催。事業提携を結んでいる東京芸術劇場では《土曜・日曜マチネーシリーズ》を開催し、好評を博している。またシアターオペラへの出演や教育関連事業など、多彩なプロジェクトを共同で開催している。2017年11月にはS.カンブルラン指揮のメシアン『アッシジの聖フランチェスコ』(全曲日本初演)がサントリー音楽賞などを受賞。2022年12月には文化庁芸術祭大賞を受賞。演奏会などの模様は日本テレビ「読響プレミア」で放送されている。
https://yomikyo.or.jp/
- チケット料金
- 【全席指定・税込】(9月26日現在)
S席 9,000円(売切) A席 8,000円(売切) B席 7,000円(売切) C席 6,000円(売切) D席 5,000円(売切) 高校生以下 1,000円(売切) 未就学児入場不可。
高校生以下チケットは、東京芸術劇場ボックスオフィスのみ取扱い。(枚数限定・要証明書)
東京芸術劇場ボックスオフィスまでお問合せください。(要事前予約)
障害者手帳をお持ちの方は、割引料金でご鑑賞いただけます。詳細は都合により、出演者・曲目等が変更になる場合がございます。
開演時間に遅れますと、しばらくの間ご入場いただけない場合や、自席にご案内できない場合がございます。
公演中止の場合を除き、ご予約・ご購入いただきましたチケットのキャンセル・変更は承れません。
ご来場前に必ず当劇場WEBサイト内の注意事項と本公演の直前情報をご確認ください。
- 発売日
- 芸劇メンバーズ先行(WEB先着):2023年6月17日(土)10:00~ 6月23日(金)23:59
一般発売:2023年6月24日(土)10:00~
- チケット取扱
【東京芸術劇場ボックスオフィス】
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窓口 営業時間:休館日を除く10:00~19:00 WEB https://www.geigeki.jp/t/ 24時間受付(メンテナンスの時間を除く)
【読響チケットセンター】
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- 視覚に障害のあるお客様のための公演説明会
- 視覚に障害のあるお客様にコンサートをより楽しんでいただけるよう、ご鑑賞前に曲目や楽器、出演者などについてスタッフがご説明いたします。
(東京芸術劇場ボックスオフィスへ要事前申込)
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- お問合せ
- 東京芸術劇場ボックスオフィス 0570-010-296 (休館日を除く10:00-19:00)
主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場
共催・事業提携:読売日本交響楽団助成:
文化庁文化芸術振興費補助金
劇場・音楽堂等活性化・ネットワーク強化事業(地域の中核劇場・音楽堂等活性化)
独立行政法人日本芸術文化振興会