HOME > 公演情報_イベント・講座等 > ドイツ 移民・難民のドキュメンタリー演劇ワークショップ&レクチャー  参加者募集!

ドイツ 移民・難民のドキュメンタリー演劇ワークショップ&レクチャー  参加者募集!

ドイツ 移民・難民のドキュメンタリー演劇ワークショップ&レクチャー  参加者募集!

ケルン市立劇場『EXIL』(2023)演出家とドラマトゥルクによる、ドキュメンタリー演劇創作へのアプローチ

移民・難民の出自を持つ出演者との共同制作や、移民排斥事件を題材にした作品を手掛ける演出家ヌーラン・ダーヴィッド・カーリス氏。2004年にドイツのケルンで起こった爆弾テロを題材に、現場周辺の住人らが出演した『Die Lücke(裂け目)』(2014)でセンセーションを巻き起こし、以降、ドキュメンタリー演劇の手法で高い評価を得ています。

今回、カーリス氏と、カーリス氏の創作を支えるケルン市立劇場(Schauspiel Köln)のドラマトゥルク、スタヴルーラ・パナヨターキ氏を招き、ドキュメンタリー演劇をどのように創作するのか、その手法をワークショップで体験しながら学びます。

また、ドラマトゥルクの役割やドイツの劇場事情を紹介するレクチャーも同時開催します。この機会にぜひご参加ください。
言語:ドイツ語(日本語通訳付き)

日程・会場

期間:2023年6月14日(水)~21日(水)
(レクチャー:3回/ワークショップ:6回 全9回)

----
レクチャー【公開】
2023年6月14日(水)、6月15日(木)、6月17日(土)
会場:オンライン(Zoomウェビナー)

ワークショップ
2023年6月15日(木)~21日(水)

会場:東京芸術劇場シンフォニースペース(5階)、他

内容

ドキュメンタリー演劇の創作につながる事前リサーチや当事者との関係構築、トピックの扱い方等、講師が実際に手掛けた作品を基に学びます。ワークショップの後半日程では、当事者との実践を交えて進行します。

スケジュール

2023年6月14日(水)~21日(水)

【レクチャー】

  • 6月14日(水)18:30~21:00

    レクチャー①「ドイツの公共劇場とその公演制作ケルン市立劇場を事例として

  • 6月15日(木)13:30~16:00
    レクチャー②「ドキュメンタリー演劇とは何か」
  • 6月17日(土)18:30~21:00
    レクチャー③「移民・難民問題への芸術的アプローチ」

【ワークショップ】

  • 6月15日(木)18:30~21:30
    ワークショップ①「テーマを見つけて構成する」
  • 6月16日(金)13:00~17:00
    ワークショップ②「参加者の心理を考える」
  • 6月17日(土)13:00~17:00
    ワークショップ③「自分の経験から演劇を立ち上げる」
  • 6月18日(日)13:00~17:00
    ワークショップ④「クリエーション(1)」
  • 6月20日(火)13:00~17:00
    ワークショップ⑤「クリエーション(2)」
  • 6月21日(水)13:00~17:00
    ワークショップ⑥「クリエーション(3)・フィードバック」

6月19日(月)は休み

講師プロフィール
ヌーラン・ダーヴィッド・カーリス Nuran David Calis
演出家、劇作家、映画作家

Photo:costa belibasakis

1976年にトルコからのアルメニア・ユダヤ系移民2世として生まれる。2008年に最初の映画作品『Meine Mutter, mein Bruder und ich』が公開。2011年には最初の小説『Der Mond ist unsere Sonne』を出版。これまで多くの公共劇場での演出経験を持ち、古典作品を現代に応用する手法で知られる(『春のめざめ』『オセローX』など)。ケルンでの爆弾テロから10年を機に制作された住人らとの共同制作『Die Lücke(裂け目)』(ケルン市立劇場、2014)がセンセーションとなり、以降、ドキュメンタリー演劇の手法を用いた作品で知られる。2023年1月、ウクライナ難民の俳優と創作をした『EXIL』(ケルン市立劇場)を上演。

◎『EXIL』(2023)公演情報
https://www.schauspiel.koeln/spielplan/a-z/exil/(ドイツ語/英語)

スタヴルーラ・パナヨターキ Stawrula Panagiotaki
ケルン市立劇場ドラマトゥルク

Photo:Jan Höhe

ギリシャ生まれ。ベルリン自由大学で現代ドイツ文学、新ギリシャ研究、第二言語としてドイツ語を学ぶ。2009~13年、ケルン市立劇場でドラマトゥルギー・アシスタントとして勤務。2016、2017年はベルリン演劇祭の監修およびドラマトゥルクを務める。これまで、インディペンデントグループ「costa compagnie」(ハイデルベルク劇場&管弦楽団)、ボン劇場など、様々な劇場や芸術団体で活動。2016/17シーズンから、ケルン市立劇場のドラマトゥルクを務めている。

募集概要・応募方法

募集は「ワークショップ&レクチャー(通し参加)」と「レクチャーのみ」の2種類ございます。

ワークショップ&レクチャー(通し参加)募集を締め切りました
  • 参加条件(下記を全て満たすこと。)
    • 18歳以上(令和5年4月1日時点)で、演出家、俳優、パフォーマー、ドラマトゥルク等として活動している方、またはそれらを志す方。
    • ワークショップとレクチャー共に全日程参加できる方優先。レクチャーはオンライン参加となります。
    • インターネット環境をお持ちで、Eメール・Facebook・Zoom等で連絡・受講が可能な方。
  • 参加費
    12,000円(税込)
  • 定員
    15名
    (応募多数の場合は、書類選考あり。5月31日(水)までに参加の可否をお知らせいたします。)
  • お申込み

    申込受付を終了いたしました。

  • 応募締切
    5月25日(木)17:00

ご応募頂いた内容は、本事業以外の目的で使用いたしません。

やむを得ぬ事情により、内容等が変更となる場合がございますのであらかじめご了承ください。

ワークショップの様子を記録した写真・動画を東京芸術劇場の広報物やホームページ、SNS、動画配信などで使用することがございます。予めご了承ください。

ワークショップでは、関係団体施設等へ移動することがあります。本事業への参加およびクリエーションに関わる経費、交通費等の支給はございません。

レクチャーのみ【全3回(オンライン) 申込受付中】

レクチャー①「ドイツの公共劇場とその公演制作ケルン市立劇場を事例として
日時:6月14日(水)18:30~21:00

レクチャー②「ドキュメンタリー演劇とは何か」
日時:6月15日(木)13:30~16:00

レクチャー③「移民・難民問題への芸術的アプローチ」
日時:6月17日(土)18:30~21:00

各回共通

会場:オンライン(Zoomウェビナーを使用)

参加費:1,000円(税込)
定員:100名(先着順・要事前申込)

申込方法:Peatixにてお申込みいただき、決済手続きまでお願いいたします。

https://peatix.com/event/3570529/

開催前日までにお申込み・ご精算ください。ご精算後の変更やキャンセルに伴う払戻しは致しかねます。

お客様の通信状況等により視聴できない場合、責任は負いかねます。

当事業の記録の為、Zoom レコーディングさせていただきます。参加者が映らない形で映像を使用する場合がございます。

アーカイブ配信はございません。

劇場WEBサイトで公演に関する最新情報や注意事項などを必ずご確認ください。

お問合せ
東京芸術劇場 人材育成
TEL:03-5391-2116
メール:workshop#geigeki.jp(#は半角の@に置き換えてください)

主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場

協力:Schauspiel Köln、ゲーテ・インスティトゥート東京

本事業は、クリエイティブ・ウェルビーイング・トーキョーの一環で実施しています。

▲ページトップへ