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チラシ ダウンロード (PDF/75.51 MB)

ボンクリ・フェス2026 “Born Creative” Festival 2026

日程
2026年3月1日 (日)
会場
東京芸術劇場 館内各所
主催
東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)
~世界中の新しい音楽に出会えるフェス!~

ボンクリ・フェスは、今まさに生まれつつある新しい音楽を、誰もが気軽に楽しめる祭典です。2017 年の初開催以来、コンサートやワークショップなど多彩な形式を通じて、約 200 名の作曲家による 550 曲余りの作品を紹介してきました。毎年 3,000名もの来場者が集う人気イベントへと成長し、今回が東京芸術劇場での最後の開催となります。
最終回となる今回は、初回からアーティスティック・ディレクターを務める作曲家 藤倉大の呼びかけにより、さらに形式にとらわれない自由な音楽表現を追求する国内外のアーティストたちが集結。不思議で魅力的な音楽が東京芸術劇場を彩ります。

開催概要

各プログラム詳細は こちら

コンサート・プログラム

日本を含む5か国から個性豊かなアーティストが登場します。ポーランドからは、初来日の弦楽四重奏団ネオ・カルテットが電子音と映像を融合させたオリジナル作品《String Theory》を演奏。ノルウェーからは、北欧ジャズとエレクトロニカの第一人者で、ボンクリ・フェスではおなじみのヤン・バングと、ジャズ・トランペット奏者ニルス・ペッター・モルヴェルらによる即興セッションが披露されます。スロバキアからは、現代音楽アンサンブル クエーザーズ・アンサンブルが自国の作曲家による作品を紹介。アメリカからは、革新的な取り組みで注目を集めるフルーティスト クレア・チェイスが出演します。日本からは、現代音楽アンサンブル アンサンブル・ノマドが、テリー・ライリーの室内楽作品に加え、笙奏者 出会ユキを迎えて《藤倉大/笙協奏曲》を演奏します。

ワークショップ・プログラム

アンサンブル・ノマドによる参加型プログラム『ノマドと遊ぼう!』を開催。楽器や声を使って、初心者も楽しめる合奏を行います。また、劇場のサウンドディレクターによる人気企画では「テルミン」をテーマに、触れずに演奏する不思議な楽器の仕組みを解説します。

誰でも楽しめる無料プログラム

出入り自由の無料プログラムも充実。『アトリウム・コンサート』では気軽に音楽を楽しめ、『電子音楽の部屋』では出入り自由で電子音楽を体験できます。坂本龍一の代表作《async》を高音質で鑑賞できる『asyncの部屋』や、音そのものに集中し、電子音楽を堪能する『大人ボンクリ』など、多彩なコンテンツが目白押し。フェスティバルの締めくくりには、大友良英と藤倉大によるスペシャルセッションが予定されており、最後まで見逃せないプログラムとなっています。

藤倉大の写真 / Photograph of Mr.FUJIKURA Dai
©Seiji Okumiya
藤倉大(作曲家)
FUJIKURA Dai, Composer

大阪府生まれ。15歳で単身渡英しG.ベンジャミンらに師事。これまでに数々の作曲賞を受賞、国際的な委嘱を手掛ける。オペラの国際評価も高く、2015年にシャンゼリゼ劇場、ローザンヌ歌劇場、リール歌劇場の共同委嘱による《ソラリス》を世界初演。20年に自身3作目のオペラ《アルマゲドンの夢》がある。26年2月に《The Great Wave北斎として知られていた芸術家の生涯に基づく全5幕のオペラ》がスコットランドで世界初演予定。23年に4度目となる尾高賞を受賞。近年の活動はリモート演奏のための作品発表や、テレビ番組の作曲依頼等多岐に渡る。録音はソニー・ミュージックジャパンインターナショナルやMinabel Recordsから、楽譜はリコルディ・ベルリンから出版。

藤倉大からのコメント

2017年に、東京芸術劇場から「一度だけ劇場を自由に使って音楽祭をするとしたら、どんなことをしたいですか?」と聞かれたのが、ボンクリ・フェスの始まりでした。僕は「人間なら誰でも思う“新しい音が聴きたい!”という気持ちをテーマに、世界のあらゆるジャンルの音楽を紹介したい」と答えました。最初のボンクリでは、思いのほか、当日には長蛇の列ができていて本当に驚きましたし、それから7回も続くとは思ってもみませんでした。
これまでに紹介した作曲家は約200名、演奏曲は550曲にのぼります。他の作曲家のために力を注ぐことは、自分にとっても大きな学びであり、喜びでした。また、限られた条件の中で、より面白い企画を実現できるよう、僕と東京芸術劇場でいろいろな工夫を施しました。
東京芸術劇場で実施するボンクリとしては最後の今回、アメリカ、スロバキア、ノルウェー、ポーランド、イギリス、そして日本~6か国のアーティストが集結します。過去7回分を1日でやっちゃうみたいな感じかなと思っています。ぜひ遊びに来てください!

2026年3月1日 (日)
一般発売:2026年1月10日(土)10:00~
【東京芸術劇場ボックスオフィス】

0570-010-296(休館日を除く10:00~19:00)
※国際電話および一部のIP及びプリペイド式携帯電話などからはご利用いただけません。

東京芸術劇場ボックスオフィス ※24時間受付(メンテナンスの時間を除く)

東京芸術劇場ボックスオフィス
0570-010-296(休館日を除く10:00-19:00)

主催
東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)
助成
文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化総合支援事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会
公益財団法人花王芸術・科学財団
公益財団法人かけはし芸術文化振興財団
協賛
ヤマハサウンドシステム株式会社
協力
株式会社Gakken
文化庁シンボルマーク