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令和3年度アーツアカデミー 東京芸術劇場プロフェッショナル人材養成研修
シアター・コーディネーター養成講座
多文化共生・基礎編- 日程
- 2021年11月~2022年2月(全6回)
- 会場
- 東京芸術劇場内
状況により、オンライン開催となる場合がございます。
東京に住む外国人は約53万人、180以上の国や地域の人々が暮らしています。仕事や留学をきっかけに暮らす人や、外国にルーツを持ち日本で育つ子どもや若者が増え、すでに多様な背景を持つ人々が生きる社会となっている中で、様々な課題が浮き彫りとなっています。
東京芸術劇場の「シアター・コーディネーター養成講座」は、劇場を広く社会に開き、芸術文化を通して地域・社会づくりに貢献する人材育成を目指します。今回は 多文化共生・基礎編 として、多くの課題を抱える今の多文化社会をどう捉え、それに対し、アートがどうアプローチできるかを考えていきます。
国籍や習慣、言語などが違う人々が共に生きる多文化社会において、劇場やアートに何ができるかを一緒に考えてみませんか?
本プログラムの内容は、予告なく変更になる場合がございます。
日程
2021年11月21日(日) – 2022年2月27日(日)
2021年11月~2022年2月(全6回)
会場
東京芸術劇場内
状況により、オンライン開催となる場合がございます。
シアター・コーディネーターとは
劇場と社会の間に立って、両者をつなぐための企画を考えたり、調整したり、発信したりする人たちをイメージした名称です。下記のような資質を複合的に活用できる人材を募集します!
- プログラムを開発するプランナー
- 教育的視点を持ったエデュケーター
- アクティブにプログラムを運営するファシリテーター
- 運営に携わるマネージャー
- 芸術作品やエピソードを横断的に考察し、工夫するドラマトゥルク
講座内容・スケジュール
11月21日(日)13:30-16:30
オリエンテーション/多文化共生とアート概論
第1回-
楊淳婷(東京藝術大学大学院 国際芸術創造研究科 特任助教)
12月4日(土)13:30‐16:30
ケーススタディ①地域コミュニティの連携~親子で国際交流
第2回-
三代純平(武蔵野美術大学 造形学部 准教授)
福村真紀子(「多文化ひろばあいあい」代表/茨城大学大学院 理工学研究科 助教)
スラマ・ソニア(チュニジア出身/「多文化ひろばあいあい」メンバー/外国語教師)
12月11日(土)13:30-16:30
ケーススタディ②外国にルーツをもつ青少年の課題とドキュメンタリー演劇の実践
第3回-
小島祥美(東京外国語大学 多言語多文化共生センター長/世界言語社会教育センター 准教授)
田室寿見子(東京芸術劇場 人材育成担当係長)
12月18日(土)13:30-16:30
ケーススタディ③多文化・多言語社会に生きる子どもたちとのワークショップ
第4回-
松井かおり(朝日大学 保健医療学部 教授)
田室寿見子(東京芸術劇場 人材育成担当係長)
1月15日(土)13:30-16:30
中間発表&ディスカッション
第5回-
第4回までの講座を踏まえ、グループで企画案を発表。発表をもとにディスカッションします。
2月27日(日)13:30-16:30
企画発表&フィードバック
第6回-
第5回中間発表をうけて、企画をブラッシュアップし、最終発表します。
講座の前半では、これまでに多文化共生と劇場やアートに関連した実践を行ってきた講師の方をお迎えし、事例の紹介や課題の共有、意見交換などを通して理解を深めていきます。後半にはグループワークを行い、劇場やアートと関連した企画を考え、発表していただきます。
企画監修
宮野祥子(桜美林大学 芸術文化学群 非常勤講師)
楊淳婷(東京藝術大学大学院 国際芸術創造研究科 特任助教)
主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京・東京芸術劇場