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東京芸術祭2020 芸劇オータムセレクション

ダークマスター VR

ダークマスター VR

庭劇団ぺニノの代表作『ダークマスター』が、VR作品に!?

2003年の初演から根強い人気を誇り、国内のみならず、近年はフランス、オーストラリアでの上演もおこなった『ダークマスター』。2020年の東京で、前代未聞のVR(ヴァーチャル・リアリティ)作品として上演します。

本公演はVRゴーグルを着用してご観劇いただく作品になります。

東京芸術劇場では、新型コロナウイルス感染症拡大防止の対策を講じたうえで、本公演を開催いたします。
チケットご購入の際は、必ず当劇場WEBサイト内の【東京芸術劇場における新型コロナウイルス感染症対策とご来館される皆さまへのお願い】をご確認ください。
37.5℃以上の発熱がある方や、体調不良が認められる方等は、当日ご入場をお断りする場合がございますので、予めご了承ください。

日程
2020年10月09日 (金) ~10月18日 (日)
ステージ数
38
会場
シアターイースト
原作・画
原作:狩撫麻礼

画:泉晴紀 (株)エンターブレイン「オトナの漫画」所収

脚色・演出
タニノクロウ

1976年富山県出身。庭劇団ペニノの主宰、座付き劇作・演出家。セゾン文化財団シニアフェロー(2015年まで)。2000年医学部在学中に庭劇団ペニノを旗揚げ。以降全作品の脚本・演出を手掛ける。ヨーロッパを中心に、国内外の主要な演劇祭に多数招聘。劇団公演以外では、2011年1月には東京芸術劇場主催公演で『チェーホフ?!』の作・演出を担当。狂気と紙一重な美しい精神世界を表現し、好評を得る。2015年3月ドイツにて新作『水の檻』を発表。2016年『地獄谷温泉 無明ノ宿』にて第60回岸田國士戯曲賞受賞。2016年北日本新聞芸術選奨受賞、第71回文化庁芸術祭優秀賞受賞。2017年ドイツ人美術家カスパー・ピヒナーとMプロジェクトを立ち上げ、国内外で作品を発表している。2019年第36回とやま賞文化・芸術部門受賞。


タニノクロウ コメント

『ダークマスター』は漫画が原作で、初めて舞台化したのが2003年、その後4度のリメイクをした長く人気が続いている作品です。漫画は20ページほどの超短編ですが、その中には人間の本質を見つめる鋭い視点があり、私にとって今でも強く想像力を掻き立てられる作品です。
5度目のリメイク『ダークマスター VR』は映像とライブをミックスした作品です。
演劇が好きで劇場が好きな者たちがアイデアを出し合って製作しました。
これはただの映像作品ではなく、劇場に観客が集うことでしか味わえないものであり、1つのライブの形であり、人間の見ている本当の世界を映し出す作品です。劇団創立20周年にふさわしい作品になると思います。

出演(VR映像)

FOペレイラ宏一朗 金子清文 日高ボブ美

FOペレイラ宏一朗
© 井上嘉和

金子清文

日高ボブ美

主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場、東京芸術祭実行委員会[豊島区、
公益財団法人としま未来文化財団、フェスティバル/トーキョー実行委員会、公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場・アーツカウンシル東京]

企画:庭劇団ペニノ/合同会社アルシュ

助成:文化庁ロゴマーク

令和2年度 文化庁 国際文化芸術発信拠点形成事業(芸劇オータムセレクション)