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東京芸術祭2020

イヴォ・ヴァン・ホーヴェ演出作品上映会
ITA (インターナショナル・シアター・アムステルダム)作品

イヴォ・ヴァン・ホーヴェ演出作品上映会

世界で最も注目を集める演出家イヴォ・ヴァン・ホーヴェ率いる劇団ITA。
圧倒的な舞台映像を一挙3本立てで!
世界で最も高い関心を集め、数々のヒットを放つ演出家イヴォ・ヴァン・ホーヴェ。今年初春にはブロードウェイで「ウエスト・サイド物語」を新演出(振付:アンヌテレサ・ドゥ・ケースマイケル)し観客の度肝を抜いた。今秋、自らの劇団ITAを率いて衝撃の大型舞台「ローマ悲劇」で来日を予定していたが、叶わなかった。そのかわりにITAから嬉しいプレゼント! 傑作舞台3作品の映像を本邦初上映!ジョン・カサヴェテス映画の舞台化で、客席を巧みに取り込み生のビデオ映像を駆使する独特のスタイルで演出した「オープニング・ナイト」、男と女のパワーゲームを描くシェイクスピアの問題作に現代を見事に照射した「じゃじゃ馬ならし」、そして舞台、映画、オペラ、バレエなどに作品化されたジャン・コクトーの原作、孤独な女性が電話口で取り戻せぬ愛を求める姿を描く一人芝居「声」。ヴァン・ホーヴェ舞台の多彩な魅力を一挙公開!
日程
2020年11月06日(金)~11月08日(日)
ステージ数
9
会場
プレイハウス
上映演目

演出:イヴォ・ヴァン・ホーヴェ
オランダ語上映/日本語字幕
DVDによる舞台の記録映像の上映です。

オープニング・ナイト(原作:ジョン・カサヴェテス)約90分
12歳未満入場不可。

OPENING NIGHT:01
OPENING NIGHT:02

 「オープニング・ナイト」が描くのは、新作「二番目の妻」の初日を間近に控え、波乱の日々を送る劇団の舞台裏。物語はプレビュー初日から始まり、3日後の本初日の夜に終わる。昼間はうまくいかないシーンを稽古し、夜には公演を行う。「第二の妻」のシーンが、稽古、話し合い、役者同士の葛藤や個人的な会話を通じて、変容していく。劇団の看板女優マートル・ゴードンは、問題を抱えている。演じる役は、盛りをすぎているのに若さに執着する女性で、彼女は全く共感できず、なんとかその人物に希望を持たせようとする。それ以上に彼女が気にしているのは、舞台上で共演する男優に横っ面を張られることだ。そして、その俳優モーリスは、まさしく彼女の前夫なのだった。平手打ちは明らかに見せかけなのだが、彼女にはあまりにリアルに感じられるのだ。 プレビュー初日の夜、サインをあげた若い女性ファンがその直後に車にはねられて死ぬのを目撃したマートルは、現実と芝居の区別がつかなくなる。事故の残像が頭を離れず、自分の役を死んだナンシーと重ね合わせていく。役をつかもうとして、空想の中に何度もナンシーを蘇らせるのだが、ナンシーは恵みを与えるのではなく、次第に呪いとなっていく。気づくとマートルは死んだ女性に依存し、共演者は彼女が狂気すれすれの状態にあると気づく。マートルがそこから抜け出す道はただ一つ。生存本能の命じるまま、彼女は若き自分のイメージを殺す…。

じゃじゃ馬ならし(原作:ウィリアム・シェイクスピア)約115分
18歳未満入場不可。

HET TEMMEN VAN DE FEEKS:01
HET TEMMEN VAN DE FEEKS:02

 2017東京芸術祭来日公演「オセロー」主演、劇団を代表する名優Hans Kestingと、「声」「オブセッション」のHelina Reijinが熾烈なバトルを繰り広げるカップルを演じる。2009年SPAC春の芸術祭で来日した問題作。
パドゥアの豪商 パブティスタには二人の娘がいる。妹のビアンカはかわいいが、姉のカタリーナは手に負えないじゃじゃ馬だ。パブティスタは 姉のカタリーナが嫁ぐまでは、ビアンカは結婚させないと宣言。ピサの裕福な商人の息子で学生のルーセンシオは、ビアンカに恋する。音楽と詩の家庭教師としてパブティスタ家にもぐりこみ、ビアンカに接近する。一方、ヴェローナのゴロツキ、ペトルーキオはリッチな妻をゲットして一攫千金をたくらみ、パドゥアに乗り込む。もう一人のビアンカの求婚者、ホーテンショーがペトルーキオの目をカタリーナに向ける。彼女の口汚いののしりと火のような気性のことを忠告されたペトルーキオは、闘志を燃やす。ついに、彼女の愛を勝ち得たペトルーキオ、そして彼女を手に入れるのにかかった費用は、ホーテンショーともう一人のビアンカへの求婚者グレミオがかぶるのだった。

声(原作:ジャン・コクトー)約70分
12歳未満入場不可。

LA VOIX HUMAINE:01
LA VOIX HUMAINE:02

 ニューヨーク、セント・ペテルスブルク、トロント、ダブリン、シドニー、ウーツェン、バルセロナ、香港ほかで上演されてきた、感動の一人芝居。
一人の女性が、別れた男に、もう一度やり直せないか、最後の願いをこめて電話をかける。しかし次第に、彼が既に別の女性を選んでしまったことに気づく。Helina Reijinが、この女性の哀しみ、失った愛への未練に観客をいざなう。
「台本があまりにも腑に落ちて、稽古初日からこの女性の物語のとりこになってしまった。すべてが私も身に覚えのあることのように思えて。ただのラヴ・ストーリーではない、これは、ここに存在する権利を求める彼女の必死の叫びだ」Helina Reijin

©Jan Versweyveld

出演
ITA(インターナショナル・シアター・アムステルダム)俳優
チケットの払い戻しについて
体調不良のためご来場できない場合は、チケットの払い戻しをいたします。
払戻をご希望のお客様は、ご購入された公演の開演3時間前までに必ず東京芸術劇場ボックスオフィスへご連絡ください。
また、お手持ちの本公演チケットは払戻手続き完了まで大切に保管ください。

なお、払い戻し手続き方法は、購入したプレイガイドによって異なります。
詳しくは、お手持ちのチケットを確認し、各プレイガイドのホームページをご参照ください。

[払い戻し受付期間]
10月31日(土)~11月8日(日)

[払戻方法]
東京芸術劇場ボックスオフィス
チケットぴあ

インフォメーション

  • 当日券のご案内
    当日券は、各公演開演45分前より東京芸術劇場プレイハウス(2階)受付にて順次販売を行います。

    東京芸術祭2020公式WEBサイト

    東京芸術祭2020

日程

2020年11月06日(金)~11月08日(日)

ステージ数

9

会場

プレイハウス

上映演目

演出:イヴォ・ヴァン・ホーヴェ
オランダ語上映/日本語字幕
DVDによる舞台の記録映像の上映です。

オープニング・ナイト(原作:ジョン・カサヴェテス)約90分
12歳未満入場不可。

OPENING NIGHT:01
OPENING NIGHT:02

 「オープニング・ナイト」が描くのは、新作「二番目の妻」の初日を間近に控え、波乱の日々を送る劇団の舞台裏。物語はプレビュー初日から始まり、3日後の本初日の夜に終わる。昼間はうまくいかないシーンを稽古し、夜には公演を行う。「第二の妻」のシーンが、稽古、話し合い、役者同士の葛藤や個人的な会話を通じて、変容していく。劇団の看板女優マートル・ゴードンは、問題を抱えている。演じる役は、盛りをすぎているのに若さに執着する女性で、彼女は全く共感できず、なんとかその人物に希望を持たせようとする。それ以上に彼女が気にしているのは、舞台上で共演する男優に横っ面を張られることだ。そして、その俳優モーリスは、まさしく彼女の前夫なのだった。平手打ちは明らかに見せかけなのだが、彼女にはあまりにリアルに感じられるのだ。 プレビュー初日の夜、サインをあげた若い女性ファンがその直後に車にはねられて死ぬのを目撃したマートルは、現実と芝居の区別がつかなくなる。事故の残像が頭を離れず、自分の役を死んだナンシーと重ね合わせていく。役をつかもうとして、空想の中に何度もナンシーを蘇らせるのだが、ナンシーは恵みを与えるのではなく、次第に呪いとなっていく。気づくとマートルは死んだ女性に依存し、共演者は彼女が狂気すれすれの状態にあると気づく。マートルがそこから抜け出す道はただ一つ。生存本能の命じるまま、彼女は若き自分のイメージを殺す…。

じゃじゃ馬ならし(原作:ウィリアム・シェイクスピア)約115分
18歳未満入場不可。

HET TEMMEN VAN DE FEEKS:01
HET TEMMEN VAN DE FEEKS:02

 2017東京芸術祭来日公演「オセロー」主演、劇団を代表する名優Hans Kestingと、「声」「オブセッション」のHelina Reijinが熾烈なバトルを繰り広げるカップルを演じる。2009年SPAC春の芸術祭で来日した問題作。
パドゥアの豪商 パブティスタには二人の娘がいる。妹のビアンカはかわいいが、姉のカタリーナは手に負えないじゃじゃ馬だ。パブティスタは 姉のカタリーナが嫁ぐまでは、ビアンカは結婚させないと宣言。ピサの裕福な商人の息子で学生のルーセンシオは、ビアンカに恋する。音楽と詩の家庭教師としてパブティスタ家にもぐりこみ、ビアンカに接近する。一方、ヴェローナのゴロツキ、ペトルーキオはリッチな妻をゲットして一攫千金をたくらみ、パドゥアに乗り込む。もう一人のビアンカの求婚者、ホーテンショーがペトルーキオの目をカタリーナに向ける。彼女の口汚いののしりと火のような気性のことを忠告されたペトルーキオは、闘志を燃やす。ついに、彼女の愛を勝ち得たペトルーキオ、そして彼女を手に入れるのにかかった費用は、ホーテンショーともう一人のビアンカへの求婚者グレミオがかぶるのだった。

声(原作:ジャン・コクトー)約70分
12歳未満入場不可。

LA VOIX HUMAINE:01
LA VOIX HUMAINE:02

 ニューヨーク、セント・ペテルスブルク、トロント、ダブリン、シドニー、ウーツェン、バルセロナ、香港ほかで上演されてきた、感動の一人芝居。
一人の女性が、別れた男に、もう一度やり直せないか、最後の願いをこめて電話をかける。しかし次第に、彼が既に別の女性を選んでしまったことに気づく。Helina Reijinが、この女性の哀しみ、失った愛への未練に観客をいざなう。
「台本があまりにも腑に落ちて、稽古初日からこの女性の物語のとりこになってしまった。すべてが私も身に覚えのあることのように思えて。ただのラヴ・ストーリーではない、これは、ここに存在する権利を求める彼女の必死の叫びだ」Helina Reijin

©Jan Versweyveld

出演

ITA(インターナショナル・シアター・アムステルダム)俳優

チケットの払い戻しについて

体調不良のためご来場できない場合は、チケットの払い戻しをいたします。
払戻をご希望のお客様は、ご購入された公演の開演3時間前までに必ず東京芸術劇場ボックスオフィスへご連絡ください。
また、お手持ちの本公演チケットは払戻手続き完了まで大切に保管ください。

なお、払い戻し手続き方法は、購入したプレイガイドによって異なります。
詳しくは、お手持ちのチケットを確認し、各プレイガイドのホームページをご参照ください。

[払い戻し受付期間]
10月31日(土)~11月8日(日)

[払戻方法]
東京芸術劇場ボックスオフィス
チケットぴあ

主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場、東京芸術祭実⾏委員会(豊島区、公益財団法⼈としま未来⽂化財団、フェスティバル/トーキョー実⾏委員会、 公益財団法⼈東京都歴史⽂化財団(東京芸術劇場・アーツカウンシル東京))

アーツカウンシル東京

助成:文化庁ロゴマーク

令和2年度 文化庁 国際文化芸術発信拠点形成事業(芸劇オータムセレクション)

後援:オランダ王国大使館

オランダ王国大使館ロゴ

映像提供:インターナショナル・シアター・アムステルダム

チラシ

チラシ

〔pdf:3.34MB〕

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