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東京芸術祭 2023 芸劇オータムセレクション

太陽劇団(テアトル・デュ・ソレイユ)『金夢島 L’ÎLE D’OR Kanemu-Jima』
フランス語上演(多言語の使用場面あり)・日本語字幕付き

太陽劇団(テアトル・デュ・ソレイユ)『金夢島 L’ÎLE D’OR Kanemu-Jima』

世紀をまたぐ世界的演出家アリアーヌ・ムヌーシュキンが率いる太陽劇団(テアトル・デュ・ソレイユ)の22年ぶり2度目となる待望の来日公演。現代演劇の歴史に新たなページが刻まれる、圧巻の祝祭劇/スペクタクル!

太陽劇団(テアトル・デュ・ソレイユ)は1964年にフランスで旗揚げされ、演出家アリアーヌ・ムヌーシュキンを中心に、現在も精力的に新作を発表している世界屈指の演劇集団です。
ムヌーシュキンらは早くから東洋の古典や民俗芸能に深い関心を持ち、太陽劇団の舞台表現に取り入れてきました。2017年に久しぶりに日本を訪れたムヌーシュキンは、かつて世阿弥が流されたという佐渡島などを旅する中で新作の構想を固め、2019年に京都賞を受賞したことで『金夢島 L’ÎLE D’OR Kanemu-Jima』の制作が本格的にスタートしました。その後のコロナ禍による数々の障壁を乗り越え、2021年秋、『金夢島』はパリの劇団本拠地カルトゥーシュリで無事に初演の幕を開けることができました。そして2023年秋、完成した『金夢島』を引っ提げて太陽劇団が22年ぶりの日本上陸を果たします! 演劇の夢と理想に捧げられた、太陽劇団の壮大な祝祭劇/スペクタクルにご期待下さい。

私たちの“金夢島”は、日本を夢見て創られました。時には悪夢のような、風変わりな想像の日本。永遠の愛と憧れを込めて。 アリアーヌ・ムヌーシュキン

アリアーヌ・ムヌーシュキンからのメッセージ

日程
2023年10月20日 (金) ~10月26日 (木) 23日(月)休演
会場
プレイハウス
原題
『L’ÎLE D’OR Kanemu-Jima』
太陽劇団(テアトル・デュ・ソレイユ)
演出
アリアーヌ・ムヌーシュキン(2019年京都賞受賞)
創作アソシエイト
エレーヌ・シクスー
音楽
ジャン=ジャック・ルメートル
出演
太陽劇団(テアトル・デュ・ソレイユ)
あらすじ

時は現代。病床に伏す年配の女性コーネリアは、夢の中で日本と思しき架空の島「金夢島」にいる。そこでは国際演劇祭で町おこしを目指す市長派とカジノリゾート開発を目論む勢力が対立していた。夢うつつにあるコーネリアの幻想の島では、騒々しいマスコミや腹黒い弁護士、国籍も民族も様々な演劇グループらが入り乱れて、事態はあらぬ方向へと転がっていくのであった……。

© Michèle Laurent

© Michèle Laurent

プロフィール
アリアーヌ・ムヌーシュキン Ariane Mnouchkine
(演出家/太陽劇団創立者・主宰)

© Archives Théâtre du Soleil

1939年パリ生まれ。映画プロデューサーを父に持ち、早くから文化的環境の中で育つ。59年ソルボンヌ大学在学中に演劇集団A.T.E.P.(パリ学生演劇協会)を結成、これが後に太陽劇団へと発展する。64年の太陽劇団旗揚げの前年に日本を旅し、この時の日本文化体験が、その後のムヌーシュキンの演劇人生に大きな影響を及ぼしたという。パリ郊外のカルトゥーシュリを拠点に独自の集団創作スタイルをとる太陽劇団だが、ムヌーシュキンの強力なリーダーシップのもと古典から現代劇まで多数の話題作を生み出してきた。映画『1789年』、『モリエール』など監督作品もあるが、舞台の映像化にも積極的である。一方で「エコール・ノマド」と称したワークショップを世界各地で開き、若き演劇人の育成にも励んでいる。これらの長年にわたる功績が評価され、2019年に第35回京都賞思想・芸術部門を受賞した。

太陽劇団 (テアトル・デュ・ソレイユ Théâtre du Soleil)

© まつかわゆま

https://www.theatre-du-soleil.fr/fr/
太陽劇団は1964年にフランスで設立。総勢110名。25か国以上から集まったメンバーからなる多国籍・多民族の劇団である。パリ郊外のカルトゥーシュリ(旧弾薬庫)を活動拠点とし、“集団創作”というユニークなスタイルで知られている。ヨーロッパやアジアの伝統様式を取り入れる一方で、社会への問題意識も鋭く作品に反映し、古典から現代劇まで幅広いレパートリーを持つ。フランス革命を題材とした『1789』(1970年初演)で大成功を収め、以来世界が認める現代演劇のトップランナーとなった。2001年に『堤防の上の鼓手』(新国立劇場)で初来日、文楽のエッセンスを大胆に取り入れた舞台で話題を呼んだ。劇団アトリエから生み出される音楽、美術、衣裳などいずれも高い完成度を誇る。カルトゥーシュリには劇団自慢の食堂もあり、楽屋の様子も見られるような祝祭感に満ちた“演劇の理想郷”には、演劇ファンはもとより家族連れも多数訪れている。

公演スケジュール
10月
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休演日

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アフタートークを予定。詳細は後日発表
開場は開演の30分前。 

本公演は、東京都「笑顔と学びの体験活動プロジェクト」の参画プログラムです。
10/25(水)14:00回は学生団体が鑑賞する可能性があります。

チケット料金
全席指定(税込)
S席 9,800円
A席 7,800円
65歳以上(S席) 8,300円
25歳以下 5,500円
高校生以下 1,000円

未就学児はご入場いただけません。

65歳以上、25歳以下、高校生以下割引チケットは東京芸術劇場ボックスオフィスにて前売のみ取扱い(枚数限定・要証明書)。

一般料金のチケットで年齢割引の対象者様が入場されても差額の返金はできません。また、年齢割引のチケットで一般の方がご入場される際は、公演当日に受付で差額のお支払をお願いいたします。

障害者手帳をお持ちの方は、割引料金でご観劇いただけます(要事前申込)。詳細は、東京芸術劇場ボックスオフィス、または当劇場webサイト(鑑賞のサポート)にてご確認ください。

車いすでご鑑賞を希望のお客様は、ご案内できるスペースに限りがあるため、ご来場前に東京芸術劇場ボックスオフィス へお問合せください。

全日程でヒアリングループ(磁気ループ)を作動します。

やむを得ぬ事情により、記載内容・公演情報等に変更が生じる場合がございます。

営利目的の転売は固くお断りいたします。

公演中止の場合を除き、ご予約・ご購入いただきましたチケットのキャンセル・変更は承れません。

ご来場前に必ず当劇場webサイト内の注意事項と本公演の最新情報をご確認ください。

発売日
一般発売:2023年7月15日(土) 10:00~
チケット取扱

【東京芸術劇場ボックスオフィス】

電話 0570-010-296(休館日を除く10:00~19:00)

一部携帯電話、PHS、IP電話からは、ご利用いただけません。

窓口 営業時間:休館日を除く10:00~19:00
WEB https://www.geigeki.jp/t/

24時間受付(メンテナンスの時間を除く)

【その他プレイガイド】

お問合せ
東京芸術劇場ボックスオフィス 0570-010-296 (休館日を除く10:00-19:00)
特別協賛:シャネル合同会社   

助成:アンスティチュ・フランセ パリ本部/LVMH

協賛:公益財団法人稲盛財団、公益財団法人大林財団、パリ・ポンピドゥー・センター日本友の会、株式会社ポーラ

後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ

共同招聘:ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)

主催:東京芸術祭実⾏委員会[公益財団法⼈東京都歴史⽂化財団
(東京芸術劇場・アーツカウンシル東京)、東京都]、日本経済新聞社

協賛(東京芸術祭):アサヒグループジャパン株式会社


*本公演は、東京都「笑顔と学びの体験活動プロジェクト」の参画プログラムです。

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