舞台芸術祭「秋の隕石2025東京」 芸劇オータムセレクション
『Mary Said What She Said』
フランス語上演・日本語字幕付き

© LUCIE JANSCH
実験演劇の巨匠ロバート・ウィルソン演出による、
フランスが誇る名優、イザベル・ユペールの一人芝居。
悲劇の女王、メアリー・スチュアートの処刑前夜のモノローグ。
従妹エリザベス一世との権力闘争に敗れた16世紀の悲劇のスコットランド女王、メアリー・スチュアートの処刑前夜。陰謀と策略に翻弄された数奇な一生を振り返り、溢れ出る内面と葛藤、そして依然として戦い続ける女王の姿を、詩的な言葉と鮮烈な視覚演出で描き出す孤高の世界。イザベル・ユペールの圧倒的な存在感と共に、運命に抗い自らの言葉と意志を貫いた一人の女性の姿が鮮やかによみがえる。極限の演技と演出美を体感する、唯一無二の舞台体験!
- 日程
- 2025年10月10日 (金) ~10月12日 (日)
- 会場
- プレイハウス
- 出演
- イザベル・ユペール Isabelle Huppert
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© Peter Lindbergh
パリ出身。映画界でキャリアを始めるや瞬く間にフランスと世界で注目される存在となり、クロード・シャブロル、ジャン・リュック・ゴダール、ミヒャエル・ハネケ、フランソワ・オゾン、タヴィアーニ兄弟ら、名だたる映画監督のミューズとして『ピアニスト』『主婦マリーがしたこと』『沈黙の女 ロウフィールド館の惨劇』『エル ELLE』などに出演。カンヌ国際映画祭女優賞を2度、セザール賞、ゴールデン・グローブ賞などを受賞。第62回カンヌ国際映画祭、第34回東京国際映画祭では審査委員長を務めた。舞台では『オーランドー』でロバート・ウィルソン演出作品に出演ほか、ハイナー・ミュラー『カルテット』、ベネディクト・アンドリュース演出ジュネ作『女中たち』ほか。イヴォ・ヴァン・ホーヴェ演出『ガラスの動物園』で来日。ロバート・ウィルソン演出作品は本作が3作目となる。映画、舞台の最前線で活躍し続けている。
- 演出・舞台美術・照明
- ロバート・ウィルソン Robert Wilson
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© Yiorgos Kaplanidis
テキサス州出身の演出家・舞台美術家。1960年代後半から同時代の演劇やオペラに強烈な影響を与えてきた。フィリップ・グラスと共作した前衛オペラ『浜辺のアインシュタイン』(76年)で一躍脚光を浴び、以降、演劇、オペラ、ダンスの世界で革新的な作品を次々と発表。ハイナー・ミュラー、トム・ウェイツ、スーザン・ソンタグ、ローリー・アンダーソン、ウィリアム・バロウズ、ルー・リード、ジェシー・ノーマンなど、時代をリードする芸術家、作家、音楽家たちとコラボレーションを重ね、実験演劇界の巨匠、視覚芸術の革新者として国際的に高い評価を得ている。ピューリッツァー賞のノミネート、ヴェネツィア・ビエンナーレ金獅子賞、オリヴィエ賞など受賞歴も多数。ニューヨーク州にある芸術研究所ウォーターミル・センターの創始者であり芸術監督を務めている。
- 作
- ダリル・ピンクニー Darryl Pinckney
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© LUCIE JANSCH
インディアナ州出身の作家、劇作家、エッセイスト。代表作『High Cotton』(92)は、1960年代の黒人中産階級の青年の成長を描いた半自伝的小説で、ロサンゼルス・タイムズの新人小説賞を受賞。著作を通じて、アフリカ系アメリカ人の歴史や文化、アイデンティティに関する深い洞察を提供している。ロバート・ウィルソンとは長年にわたり創作パートナーとして協働し、本作、『オーランドー』(89)、『ドリアン』(22)ほか、8つのウィルソン作品の脚本脚色を手掛けている。
- 音楽
- ルドヴィコ・エイナウディ Ludovico Einaudi
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© RAY TARANTINO
トリノ出身の作曲家・ピアニスト。トリノ、ミラノ音楽院でクラシック音楽を学ぶ。ルチアーノ・ベリオに師事したのち、オーケストラ、バレエ、映画、演劇など多岐に渡るジャンルの音楽を手掛ける。『Le Onde』(96)、『Divenire』(06)、『In a Time Lapse』(13)などの代表作の他、アカデミー作品賞を受賞したC・ジャオ監督『ノマドランド』(20)、是枝裕和監督『三度目の殺人』(17)、F・ゼレール監督『ファーザー』(20)ほか、数々の名作映画の音楽も手掛けている。
- 公演スケジュール
10月 日 月 火 水 木 金 土 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 19:00
11 14:00
18:00
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- チケット料金
- 【全席指定・税込み】
S席 12,000円 A席 9,500円 オータム2演目セット(S席) 15,400円 29歳以下(A席) 9,000円 サイドシート 5,000円 高校生以下 1,000円 未就学児入場不可、中学生以上推奨。
29歳以下、高校生以下のチケットは東京芸術劇場ボックスオフィスにて前売のみ取扱(枚数限定・公演当日要証明書)。
一般料金のチケットで年齢割引の対象者様が入場されても差額の返金はできません。また、年齢割引のチケットで一般の方がご入場される際は、公演当日に受付で差額のお支払をお願いいたします。
鑑賞のサポート)にてご確認ください(要事前申込)。
障害者手帳・ミライロIDをお持ちの方は、割引料金でご鑑賞いただけます。詳細は、ボックスオフィス(0570-010-296)、または当劇場WEBサイト(車いすでご鑑賞を希望のお客様は、ご案内できるスペースに限りがあるため、ご来場前にボックスオフィスへお問い合わせください。
全日程でヒアリングループ(磁気ループ)を作動します。
やむを得ぬ事情により、記載内容・公演情報等に変更が生じる場合がございます。
営利目的の転売は固くお断りいたします。
公演中止の場合を除き、ご予約・ご購入いただきましたチケットのキャンセル・変更は承れません。
ご来場前に必ず当劇場WEBサイト内の注意事項と本公演の最新情報をご確認ください。
前方席は字幕が見えにくい場合がございます。
- 発売日
- 芸劇メンバーズWEB先着先行:2025年7月4日(金)10:00~2025年7月6日(日)23:59
一般発売:2025年7月7日(月)10:00~
- チケット取扱
【東京芸術劇場ボックスオフィス】
WEB https://www.geigeki.jp/t/ 24時間受付(メンテナンスの時間を除く)
休館中のため電話での取り扱いは6/23(月)より、窓口販売は9/6(土)より再開いたします。
【その他プレイガイド】
- お問合せ
- 東京芸術劇場 03-5391-2111 (土日祝日を除く9:00-17:00)
製作:Théâtre de la Ville-Paris
共同製作:Wiener Festwochen, Teatro della Pergola - Florence, Internationaal Theater Amsterdam, Thalia Theater - Hamburg
協力:EdM Productions
主催:東京舞台芸術祭実行委員会〔東京都、東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)〕
助成:
文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)|
独立行政法人日本芸術文化振興会笹川日仏財団
協賛:ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペル、三精テクノロジーズ株式会社、アサヒグループジャパン株式会社
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ