
舞台芸術祭「秋の隕石2025東京」 芸劇オータムセレクション
芸劇オータムセレクション
『Mary Said What She Said』
- 日程
- 2025年10月10日(金) - 2025年10月12日(日)
- 会場
- プレイハウス
- 主催
- 東京舞台芸術祭実行委員会〔東京都、東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)〕
- チケットの購入はこちら
※24時間受付(メンテナンスの時間を除く) - 東京芸術劇場ボックスオフィス
- メインビジュアル
- © LUCIE JANSCH
従妹エリザベス一世との権力闘争に敗れた16世紀の悲劇のスコットランド女王、メアリー・スチュアートの処刑前夜。陰謀と策略に翻弄された数奇な一生を振り返り、溢れ出る内面と葛藤、そして依然として戦い続ける女王の姿を、詩的な言葉と鮮烈な視覚演出で描き出す孤高の世界。イザベル・ユペールの圧倒的な存在感と共に、運命に抗い自らの言葉と意志を貫いた一人の女性の姿が鮮やかによみがえる。極限の演技と演出美を体感する、唯一無二の舞台体験!
【ロバート・ウィルソン氏の訃報に際して】
世界の現代舞台芸術を牽引する偉大なアーティストである、ロバート・ウィルソン氏が7月31日逝去されました。享年83歳でした。
「浜辺のアインシュタイン」をはじめとする氏の作品は、日本でも上演され、その都度大きな衝撃と影響を観客やアーティストたちに与えてきました。
「東京芸術劇場と舞台芸術祭「秋の隕石2025東京」では、氏の演出作品「Mary Said What She Said」を今年の10月に招へいし、上演致しますが、この日本公演は氏が2023年に高松宮殿下記念世界文化賞受賞のために来日した際に、日本ともう一度協働することを強く願われたことから実現の運びとなったものです。氏は公演の際にもう一度日本に来られるおつもりでしたが、残念ながらそれはかなわぬことになりました。またひとつ「巨星が墜ちた」ことを心より悼み、ご冥福をお祈りいたします。
舞台芸術祭「秋の隕石2025東京」アーティスティック・ディレクター 岡田利規
なお「Mary Said What She Said」の公演は予定通り行います。公演製作元のパリ市立劇場からは、氏の遺志を継いで日本公演を行うこと、氏の魂とともにカンパニーメンバーは日本を訪れる、とのメッセージを頂いています。
パリ市立劇場WEBサイト:芸術監督エマヌエル・ドゥマーシー=モタ氏の追悼メッセージ
https://www.theatredelaville-paris.com/fr/infos-pratiques/hommage-a-robert-wilson
ロバート・ウィルソン氏WEBサイト:News
https://robertwilson.com/news
開催概要
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© Yiorgos Kaplanidis - ロバート・ウィルソン
- Robert Wilson
テキサス州出身の演出家・舞台美術家。1960年代後半から同時代の演劇やオペラに強烈な影響を与えてきた。フィリップ・グラスと共作した前衛オペラ『浜辺のアインシュタイン』(1976年)で一躍脚光を浴び、以降、演劇、オペラ、ダンスの世界で革新的な作品を次々と発表。ハイナー・ミュラー、トム・ウェイツ、スーザン・ソンタグ、ローリー・アンダーソン、ウィリアム・バロウズ、ルー・リード、ジェシー・ノーマンなど、時代をリードする芸術家、作家、音楽家たちとコラボレーションを重ね、実験演劇界の巨匠、視覚芸術の革新者として国際的に高い評価を得ている。ピューリッツァー賞のノミネート、ヴェネツィア・ビエンナーレ金獅子賞、オリヴィエ賞など受賞歴も多数。ニューヨーク州にある芸術研究所ウォーターミル・センターの創始者であり芸術監督を務めている。
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© Peter Lindbergh - イザベル・ユペール
- Isabelle Huppert
パリ出身。映画界でキャリアを始めるや瞬く間にフランスと世界で注目される存在となり、クロード・シャブロル、ジャン・リュック・ゴダール、ミヒャエル・ハネケ、フランソワ・オゾン、タヴィアーニ兄弟ら、名だたる映画監督のミューズとして『ピアニスト』『主婦マリーがしたこと』『沈黙の女 ロウフィールド館の惨劇』『エル ELLE』などに出演。カンヌ国際映画祭女優賞を2度、セザール賞、ゴールデン・グローブ賞などを受賞。第62回カンヌ国際映画祭、第34回東京国際映画祭では審査委員長を務めた。舞台では『オーランドー』でロバート・ウィルソン演出作品に出演ほか、ハイナー・ミュラー『カルテット』、ベネディクト・アンドリュース演出ジュネ作『女中たち』ほか。イヴォ・ヴァン・ホーヴェ演出『ガラスの動物園』で来日。ロバート・ウィルソン演出作品は本作が3作目となる。映画、舞台の最前線で活躍し続けている。
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© LUCIE JANSCH - ダリル・ピンクニー
- Darryl Pinckney
インディアナ州出身の作家、劇作家、エッセイスト。代表作『High Cotton』(1992)は、1960年代の黒人中産階級の青年の成長を描いた半自伝的小説で、ロサンゼルス・タイムズの新人小説賞を受賞。著作を通じて、アフリカ系アメリカ人の歴史や文化、アイデンティティに関する深い洞察を提供している。ロバート・ウィルソンとは長年にわたり創作パートナーとして協働し、本作、『オーランドー』(1989)、『ドリアン』(2022)ほか、8つのウィルソン作品の脚本脚色を手掛けている。
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© RAY TARANTINO - ルドヴィコ・エイナウディ
- Ludovico Einaudi
トリノ出身の作曲家・ピアニスト。トリノ、ミラノ音楽院でクラシック音楽を学ぶ。ルチアーノ・ベリオに師事したのち、オーケストラ、バレエ、映画、演劇など多岐に渡るジャンルの音楽を手掛ける。『Le Onde』(1996)、『Divenire』(2006)、『In a Time Lapse』(2013)などの代表作の他、アカデミー作品賞を受賞したC・ジャオ監督『ノマドランド』(2020)、是枝裕和監督『三度目の殺人』(2017)、F・ゼレール監督『ファーザー』(2020)ほか、数々の名作映画の音楽も手掛けている。
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2025年10月 月 火 水 木 金 土 日 1234567891019:001114:0018:0012◯ 14:0013141516171819202122232425262728293031◯=聞こえない・聞こえにくい方のための「ポータブル字幕機提供」を実施いたします。(要予約)
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開場は開演の 30分前
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フランス語
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日本語 タブレットにて英語字幕対応予定(12日のみ)
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90分(予定)
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あり
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あり
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なし
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あり
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あり
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なし
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【全席指定・税込み】
S席 12,000 円
A席 9,500円
オータム2演目セット(S席) 15,400円
29歳以下(A席) 9,000 円
サイドシート 5,000 円
高校生以下 1,000円
- 未就学児入場不可、中学生以上推奨。
- 前方席は字幕が見えにくい場合があります。
- 29歳以下、高校生以下のチケットは東京芸術劇場ボックスオフィスにて前売のみ取扱い(枚数限定・公演当日要証明書)。
- 障害者手帳・ミライロIDをお持ちの方は、割引料金でご鑑賞いただけます。詳細は、ボックスオフィス(0570-010-296)、または当劇場WEBサイト(鑑賞のサポート)にてご確認ください(要事前申込)。
- 車いすでのご来場のお客様は、ご案内できるスペースに限りがあるため、ご購入前に東京芸術劇場ボックスオフィスにお問い合わせください(要事前申込)。
- 全日程でヒアリングループ(磁気ループ)を、客席の一部で作動します。
- やむを得ぬ事情により、記載内容・公演情報等に変更が生じる場合がございます。
- 営利目的の転売は固くお断りいたします。
- 公演中止の場合を除き、ご予約・ご購入いただきましたチケットのキャンセル・変更は承れません。
- ご来場前に必ずプログラムの注意事項と最新情報をご確認ください。
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芸劇メンバーズWEB先着先行:2025年7月4日(金)10:00~7月6日(日)23:59 一般発売:2025年7月7日(月)10:00~
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- 東京芸術劇場ボックスオフィス
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窓口
※休館中のため、窓口販売は9/6(土)より再開いたします。
※9/6以降(休館日を除く10:00~19:00)
0570-010-296
※9/5まで(土日祝日を除く10:00~17:00)
※9/6以降(休館日を除く10:00~19:00)
※国際電話および一部のIP及びプリペイド式携帯電話などからはご利用いただけません。※24時間受付(メンテナンスの時間を除く)
- 東京芸術劇場ボックスオフィス
- チケットぴあ
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セブン-イレブン店舗
- チケットぴあ
- イープラス
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ファミリーマート店舗
- イープラス
- ローソンチケット
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ローソン、ミニストップ店舗
- ローソンチケット
- カンフェティ
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050-3092-0051(平日10:00~17:00)
- カンフェティ
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なし
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- お問合せ先
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- 東京芸術劇場ボックスオフィス
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- 9/5まで(土日祝日を除く10:00~17:00)
- 9/6以降(休館日を除く10:00~19:00)
- 舞台芸術祭「秋の隕石2025東京」 全日程掲載ページ
- 主催
- 東京舞台芸術祭実行委員会〔東京都、東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)〕
- 助成
- 文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(国際芸術交流)) |独立行政法人日本芸術文化振興会
- 協賛
- アサヒグループジャパン株式会社
- メディアパートナー
- Tokyo Art Beat
- 製作
- Théâtre de la Ville-Paris
- 共同製作
- Wiener Festwochen, Teatro della Pergola - Florence, Internationaal Theater Amsterdam, Thalia Theater - Hamburg,
- 協力
- EdM Productions
- 助成
- 文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会 笹川日仏財団
- 協賛
- ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペル 三精テクノロジーズ
- 後援
- 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ