グローバルリングシアターの様子。広い広場の真ん中に地面から水が上に向かって噴水のように出ている。周囲にはベンチがあり、親子連れや休憩している人の姿もある。広場には野外劇場があり、舞台の上には大きなモニターがある。

舞台芸術祭「秋の隕石2025東京」

オープニングプログラム『現実の別の姿/別の現実の姿』

会場
GLOBAL RING THEATRE〈池袋西口公園野外劇場〉
主催
東京舞台芸術祭実行委員会〔東京都、東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)〕

舞台芸術祭「秋の隕石2025東京」のオープニングを飾るのは、この新作野外パフォーマンスです。岡田利規のコンセプトを受け、市川沙央、ダ・ヴィンチ・恐山、手塚夏子の3名がテキストを執筆しました。
小説家の市川沙央は、自身と同じく筋疾患をもつ主人公を描いた『ハンチバック』で2023年に芥川賞を受賞し、記者会見で読書バリアフリーを訴えたことでも注目を浴びました。ライターでYouTuberそして小説家のダ・ヴィンチ・恐山は、常に仮面をつけた姿でインターネット上と物理的な空間の両方に出没し、独特のユーモアとギクシャクした振る舞いが人気を集めています。国内外で活躍する振付家である手塚夏子は、自身の家庭内での様子を撮影した数秒の映像を執拗に観察して記述し、振付に用いた『プライベートトレース』などの作品で知られています。
三者三様のテキストから生まれる三つの世界。会場に集められたパフォーマーにはいずれかのテキストが与えられていますが、観客にはそれがどれかはっきりとはわかりません。パフォーマーはテキストをそれぞれの方法で引き受けることを通じて、テキストに振り付けられます。互いに異なる現実のなかで過ごし、観客もまたそれに立ち会うという複数の現実が、夕暮れの池袋西口公園で交錯します。

開催概要

岡田利規
市川沙央、
ダ・ヴィンチ・恐山(品田遊)、手塚夏子
手塚夏子、横田僚平
okadada
青柳 潤、生実 慧、串尾一輝、佐藤 駿、芝崎健太、瀧腰教寛、中川友香、西山真来 ほか
入場無料・予約不要
  • 荒天中止、小雨決行
  • 開演の2時間30分前に開催情報を公式WEBサイト、SNSで告知します。
  • ご来場前に必ずプログラムの注意事項と最新情報をご確認ください。
照明
吉本有輝子、吉田一弥
衣裳
横田僚平
ドラマトゥルグ
羽鳥嘉郎(秋の隕石)
制作進行
大野洋子(ACC)
制作
根本晴美(秋の隕石)、半澤裕彦(秋の隕石)
お問合せ先
東京舞台芸術祭実行委員会事務局

03-6812-1663

    • 土日祝及び東京芸術劇場休館日を除く11:00~17:00
インフォメーション
主催
東京舞台芸術祭実行委員会〔東京都、東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)〕
助成
文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(国際芸術交流)) |独立行政法人日本芸術文化振興会
協賛
アサヒグループジャパン株式会社
メディアパートナー
Tokyo Art Beat
文化庁 ロゴマーク logo 東京都 logo 日本博 JAPAN CULTURAL EXPO 2.0 ロゴ アサヒグループジャパン株式会社 ロゴ TOKYO ART BEAT