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世界のマエストロシリーズvol.2

ラドミル・エリシュカ&読売日本交響楽団

ラドミル・エリシュカ&読売日本交響楽団

愛する祖国、チェコの音楽の神髄に迫りその魅力を伝え続ける巨匠ラドミル・エリシュカ。これまで札響・N響・大フィル等、数々の名演を繰り広げいよいよ読響×芸劇での公演が実現。

首都圏唯一の公演となる、究極のスメタナ、ドヴォルザークは必聴!

日程
2014年10月30日 (木)19:00 開演(ロビー開場18:00)
会場
コンサートホール
曲目

スメタナ/歌劇「売られた花嫁」 序曲
モーツァルト/ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K.467
ドヴォルザーク/交響曲第9番 ホ短調 Op.95 「新世界より」

出演

指揮:ラドミル・エリシュカ
ピアノ:河村 尚子
管弦楽:読売日本交響楽団

プロフィール
ラドミル・エリシュカ(指揮) Radomil Eliška, Conductor
ラドミル・エリシュカ

© 佐藤雅英

1931年チェコ共和国(当時チェコスロバキア)生まれ。
ブルノ音楽大学(ブルノアカデミー)卒。在学中に、ヤナーチェクの高弟ブジェジスラフ・バカラ教授に師事。卒業後チェコユースオーケストラ等の指揮活動、そして1969年に「新世界交響曲」欧州初演で知られるチェコの名門オーケストラカルロヴィヴァリ交響楽団の指揮者兼音楽監督に就任し1990年まで活躍した。同時期にチェコフィルハーモニー交響楽団やプラハ交響楽団に度々客演し、「プラハの春音楽祭」にも出演、ドイツ、オーストリア、旧ソビエト等に招かれるなど着実にその地位を固めていった。その洗練された音楽性はドヴォルザーク、ヤナーチェクといった自国ものはもちろん、ブラームスの大家としても高く評価された。1978年からプラハ音楽大学(プラハアカデミー)において指揮法を指導し、1996年から2008年まで同大学指揮科教授の任を務め、2001年から2013年6月までチェコ・ドヴォルザーク協会会長を務めた。
2006年札幌交響楽団と大阪センチュリー交響楽団に客演し大成功をおさめ、2008年に札幌交響楽団の首席客演指揮者に就任。それまで演奏活動の中心がチェコ国内及び旧東欧圏であったため、遅れて世界に出てきたチェコの巨匠として注目を集め、札幌交響楽団以外にもNHK交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団等とも共演を重ねている。

河村尚子(ピアノ) Hisako Kawamura, Piano
河村尚子

© 居坂浩文

ハノーファー国立音楽芸術大学在学中、ミュンヘン国際コンクール第2位、クララ・ハスキル国際コンクール優勝し一躍世界の注目を浴びる。最近ではベルリン放送交響楽団(ヤノフスキ)、NHK交響楽団(ノリントン)、ロシアナショナル管弦楽団(プレトニョフ)との共演が好評を博した。2013年には読売日本交響楽団(テミルカーノフ)、日本フィルハーモニー交響楽団(ラザレフ)、チェロのクレメンス・ハーゲンとの共演のほか、秋には名門チェコ・フィルとのプラハ公演および日本ツアーに参加し大成功をおさめた。2014年にはデビュー10周年を迎え、さらに国内外での活躍を広める予定。
新日鉄音楽賞、出光音楽賞、日本ショパン協会賞、井植文化賞受賞、文化庁芸術選奨文部科学大臣新人賞、ホテル・オークラ音楽賞を受賞。CDは「夜想(ノットゥルノ)~ショパンの世界」「ショパン:ピアノ・ソナタ第3番、シューマン:フモレスケ」「ショパン:バラード」(RCA Red Seal)などをリリース。
オフィシャルHP http://www.hisakokawamura.com

主催:東京芸術劇場 (公益財団法人東京都歴史文化財団)/ 豊島区
協力:東武鉄道株式会社
事業提携:読売日本交響楽団
助成:文化庁ロゴマーク平成26年度文化庁地域発・文化芸術創造発信イニシアチブ