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2015-2016 海外オーケストラシリーズⅠ

ベルリン・ドイツ交響楽団

ベルリン・ドイツ交響楽団

世界中で引っぱりだこのソヒエフが、
王道を往く演目で新たな感動の世界を描き出す!

 

 1946年に創立されたベルリン・ドイツ交響楽団は、オールド・ファンにとっては、RIAS交響楽団、ベルリン放送交響楽団の名で親しまれてきた楽団であり、初代首席指揮者のフリッチャイのもとで、数多くのレコーディングをドイツ・グラモフォンに行ってきたオーケストラである。その後も、マゼール、シャイーが首席指揮者を務め、1993年に現在の名称になった後は、アシュケナージ、ナガノ、メッツマッハーが率い、2012年にトゥガン・ソヒエフが音楽監督に就任した。放送オーケストラとして誕生したこともあり、同時代の音楽を含む幅広いレパートリーを誇り、その鮮やかな合奏能力と指揮者に対する対応力で高く評価されている。
 ロシアの北オセチア出身のソヒエフ(1977年生まれ)は、若手のホープと目されており、すでにロシアのボリショイ劇場の音楽監督とフランスのトゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団の首席指揮者を兼任している売れっ子中の売れっ子だ。近代および20世紀の作品では、原色的な色彩感を活かしつつ、濃厚に音楽をうねらせるなど、ドラマティックに音楽を形づくることができる才能の持ち主であり、ベルリン・ドイツ交響楽団と録音したプロコフィエフのオラトリオ「イワン雷帝」のディスクが、絶賛を博したのは記憶に新しいところである。
 今回の公演は、ドイツ・オーストリア音楽の王道を往くシューベルト、メンデルスゾーン、ベートーヴェンというプログラムであり、この手の演目を数多く手がけてきたオーケストラから、次代のホープであるソヒエフが、どのような響きを引き出してくれるのか、まことに興味津々である。チャイコフスキー国際コンクールで優勝して以来、精力的に活躍している神尾真由子がメンデルスゾーンの名曲でソリストを務めるのも楽しみである。
 この秋、東京芸術劇場で開催される「旬の若手指揮者と名門楽団の共演を聴く」の第1弾となる公演に、大いに期待したい。

 

満津岡信育(音楽評論)

日程
2015年10月30日(金) 19:00 開演(ロビー開場 18:00)
会場
コンサートホール
曲目

シューベルト/劇音楽『ロザムンデ』序曲 D644
メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
ベートーヴェン/交響曲第7番 イ長調 op.92

出演

指揮:トゥガン・ソヒエフ

ヴァイオリン:神尾 真由子
管弦楽:ベルリン・ドイツ交響楽団

プロフィール
トゥガン・ソヒエフ(指揮) Tugan Sokhiev,Conductor
トゥガン・ソヒエフ

© David Beecroft

トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団およびベルリン・ドイツ交響楽団音楽監督。2014年より、ボリショイ歌劇場管弦楽団の音楽監督兼首席指揮者も務めている。2014-15シーズンは、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団、クリーヴランド管弦楽団、ボストン交響楽団など世界のトップオーケストラを指揮している。 近年では、ロッテルダム・フィル、オスロ・フィル、ミュンヘン・フィル、ロシア国立響、ローマ・サンタ・チェチーリア国立管、ボーンマス響、トリノRAI国立響、バイエルン国立歌劇場管、スウェーデン放送響、ウィーン放送響、フランクフルト放送響、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、フランス国立管、NHK交響楽団等に招待されている。
オペラにおいては、2002年にウェールズ国立歌劇場管と「ラ・ボヘーム」でデビュー。翌年、ニューヨークのメトロポリタン・オペラでマリインスキー・オペラ制作の「エフゲニー・オネーギン」を指揮。また2004年にエクサン・プロヴァンス音楽祭で「三つのオレンジへの恋」の指揮でフランスデビュー後、同じ作品をルクセンブルクとマドリッドの王立劇場で指揮。2006年に「ボリス・ゴドゥノフ」の指揮でヒューストン・グランド・オペラの招待を受ける。ウィーン国立歌劇場で「スペードの女王」(2010年)と「ボリス・ゴドゥノフ」(2012年)、トゥールーズのキャピトル劇場で「スペードの女王」、「イオランタ」、「修道院での婚約」、「トスカ」、と「カヴァレリア・ルスティカーナ」を指揮。2014-15年シーズンでは、ボリショイ劇場で「カルメン」と「オルレアンの少女」、トゥールーズで「修道院での婚約」を指揮する。
フランス国立トゥールーズ・キャピトル管弦楽団とは、これまでにフランス、ドイツ、ウィーン、クロアチア、スペイン、ロシア、中国、日本などでツアーを行い、各地にて評論家から高い評価を受けている。同オーケストラとの録音は、「チャイコフスキー:交響曲第5番、ショスタコーヴィチ:祝典序曲」「ムソルグスキー:展覧会の絵、チャイコフスキー:交響曲第4番」「プロコフィエフ:ピーターと狼」「ラフマニノフ:シンフォニック・ダンス、プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番」「ストラヴィンスキー:春の祭典、火の鳥」のCDをナイーブ・クラシックからリリースし、いずれも好評を博している。ベルリン・ドイツ響とは「プロコフィエフ:イワン雷帝」をソニークラシカルからリリース。2013年にフランス政府より国家功労賞を受賞。

神尾 真由子(ヴァイオリン) Mayuko Kamio, violin
神尾 真由子

© Shion Isaka

4歳よりヴァイオリンをはじめる。2007年に第13回チャイコフスキー国際コンクールで優勝し、世界中の注目を浴びた。ニューヨーク・タイムズ紙でも「聴く者を魅了する若手演奏家」「輝くばかりの才能」と絶賛される。
これまで、国内の主要オーケストラはもとより、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団、ロシア・ナショナル・フィルハーモニー交響楽団、ボストン・ポップス・オーケストラ、BBC交響楽団、BBCフィルハーモニック、ブダペスト祝祭管弦楽団、バイエルン州立歌劇場管弦楽団、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団などと共演。指揮者では、シャルル・デュトワ、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、エリアフ・インバル、ウラディーミル・スピヴァコフ、ウラディーミル・アシュケナージ、イルジー・ビェロフラーヴェク、アントニ・ヴィット、イヴァン・フィッシャー、パブロ・ヘラス=カサドなどと共演している。
近年では、ズービン・メータ指揮ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団と南米ツアー、フランソワ=グザヴィエ・ロト指揮南西ドイツ放送交響楽団と日本ツアー、ルドヴィク・モルロー指揮イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団とイスラエルツアーを行った。
サン・モリッツ、コルマール、ヴェルビエなどの著名フェスティバルにも出演。また、ソリストとして、ニューヨーク、ワシントン、サンクトペテルブルグ、モスクワ、フランクフルト、ミラノなどでリサイタルを行っている。
レコーディングではRCA Red Sealレーベルより「PRIMO」「パガニーニ:24のカプリース」「チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲」「ロマンティック・ソナタ」の4枚をリリースしており、2014年秋にはアンコール曲を収めた「愛のあいさつ&夢のあとに~神尾真由子ヴァイオリン・アンコール」をリリース。
これまで里屋智佳子、小栗まち絵、工藤千博、原田幸一郎、ドロシー・ディレイ、川崎雅夫、ザハール・ブロンの各氏に師事。
大阪府知事賞、京都府知事賞、第13回出光音楽賞、文化庁長官表彰、ホテルオークラ音楽賞はじめ数々の賞を受賞している。
使用楽器はストラディヴァリ・ソサエティより貸与された1735年製グァルネリ・デル・ジェス“Sennhauser”。
オフィシャルホームページ http://www.aspen.jp/artist/violin/mayuko-kamio/index.shtml

ベルリン・ドイツ交響楽団 Deutsches Symphonie-Orchester Berlin
ベルリン・ドイツ交響楽団

© Frank Eidel

ベルリン・ドイツ交響楽団は、67年以上にわたってドイツを代表するオーケストラとして君臨してきた。歴代の名だたる音楽監督のもとで広範にわたる多彩な作品をとりあげているが、特に近・現代音楽には定評がある。1946年、RIAS(アメリカ軍占領地区放送局)交響楽団として創設され、1956年ベルリン放送交響楽団と改称。1993年に現在の名称となった。
初代音楽監督のフェレンツ・フリッチャイの元で、高水準のレパートリーと理想的な響きが作り上げられ、広く知られるようになった。1964年に若きロリン・マゼールが後継者となり、1982年にリッカルド・シャイー、1989年にウラディーミル・アシュケナージと受け継がれてきた。2000年にはケント・ナガノが音楽監督に就任、2006年に退任後は名誉指揮者となった。
2007~2010年には、インゴ・メッツマッハーが音楽監督を務め、一貫して20~21世紀の音楽を取り上げた革新的なプログラムによって、首都のコンサート・ライフに大胆なアクセントを付け加えた。2012年9月からは北オセチア出身のトゥガン・ソヒエフが音楽監督を務めている。
ベルリンでの演奏会の他、海外にも数多く招かれている。これまでにヨーロッパ、北米、南米、近東、中東、極東の主要なコンサートホールで演奏。CDの録音も多くが高く評価されている。2011年にはケント・ナガノが指揮したカイヤ・サーリアホ『彼方からの愛』の録音でグラミー賞のオペラ部門賞を受賞した。2014年6月には、現音楽監督ソヒエフ指揮による初録音、プロコフィエフ『イワン雷帝』がリリースされた。

インフォメーション

日程

2015年10月30日(金) 19:00 開演(ロビー開場 18:00)

会場

コンサートホール

曲目

シューベルト/劇音楽『ロザムンデ』序曲 D644
メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
ベートーヴェン/交響曲第7番 イ長調 op.92

出演

指揮:トゥガン・ソヒエフ

ヴァイオリン:神尾 真由子
管弦楽:ベルリン・ドイツ交響楽団

プロフィール

トゥガン・ソヒエフ(指揮) Tugan Sokhiev,Conductor
トゥガン・ソヒエフ

© David Beecroft

トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団およびベルリン・ドイツ交響楽団音楽監督。2014年より、ボリショイ歌劇場管弦楽団の音楽監督兼首席指揮者も務めている。2014-15シーズンは、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団、クリーヴランド管弦楽団、ボストン交響楽団など世界のトップオーケストラを指揮している。 近年では、ロッテルダム・フィル、オスロ・フィル、ミュンヘン・フィル、ロシア国立響、ローマ・サンタ・チェチーリア国立管、ボーンマス響、トリノRAI国立響、バイエルン国立歌劇場管、スウェーデン放送響、ウィーン放送響、フランクフルト放送響、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、フランス国立管、NHK交響楽団等に招待されている。
オペラにおいては、2002年にウェールズ国立歌劇場管と「ラ・ボヘーム」でデビュー。翌年、ニューヨークのメトロポリタン・オペラでマリインスキー・オペラ制作の「エフゲニー・オネーギン」を指揮。また2004年にエクサン・プロヴァンス音楽祭で「三つのオレンジへの恋」の指揮でフランスデビュー後、同じ作品をルクセンブルクとマドリッドの王立劇場で指揮。2006年に「ボリス・ゴドゥノフ」の指揮でヒューストン・グランド・オペラの招待を受ける。ウィーン国立歌劇場で「スペードの女王」(2010年)と「ボリス・ゴドゥノフ」(2012年)、トゥールーズのキャピトル劇場で「スペードの女王」、「イオランタ」、「修道院での婚約」、「トスカ」、と「カヴァレリア・ルスティカーナ」を指揮。2014-15年シーズンでは、ボリショイ劇場で「カルメン」と「オルレアンの少女」、トゥールーズで「修道院での婚約」を指揮する。
フランス国立トゥールーズ・キャピトル管弦楽団とは、これまでにフランス、ドイツ、ウィーン、クロアチア、スペイン、ロシア、中国、日本などでツアーを行い、各地にて評論家から高い評価を受けている。同オーケストラとの録音は、「チャイコフスキー:交響曲第5番、ショスタコーヴィチ:祝典序曲」「ムソルグスキー:展覧会の絵、チャイコフスキー:交響曲第4番」「プロコフィエフ:ピーターと狼」「ラフマニノフ:シンフォニック・ダンス、プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番」「ストラヴィンスキー:春の祭典、火の鳥」のCDをナイーブ・クラシックからリリースし、いずれも好評を博している。ベルリン・ドイツ響とは「プロコフィエフ:イワン雷帝」をソニークラシカルからリリース。2013年にフランス政府より国家功労賞を受賞。

神尾 真由子(ヴァイオリン) Mayuko Kamio, violin
神尾 真由子

© Shion Isaka

4歳よりヴァイオリンをはじめる。2007年に第13回チャイコフスキー国際コンクールで優勝し、世界中の注目を浴びた。ニューヨーク・タイムズ紙でも「聴く者を魅了する若手演奏家」「輝くばかりの才能」と絶賛される。
これまで、国内の主要オーケストラはもとより、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団、ロシア・ナショナル・フィルハーモニー交響楽団、ボストン・ポップス・オーケストラ、BBC交響楽団、BBCフィルハーモニック、ブダペスト祝祭管弦楽団、バイエルン州立歌劇場管弦楽団、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団などと共演。指揮者では、シャルル・デュトワ、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、エリアフ・インバル、ウラディーミル・スピヴァコフ、ウラディーミル・アシュケナージ、イルジー・ビェロフラーヴェク、アントニ・ヴィット、イヴァン・フィッシャー、パブロ・ヘラス=カサドなどと共演している。
近年では、ズービン・メータ指揮ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団と南米ツアー、フランソワ=グザヴィエ・ロト指揮南西ドイツ放送交響楽団と日本ツアー、ルドヴィク・モルロー指揮イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団とイスラエルツアーを行った。
サン・モリッツ、コルマール、ヴェルビエなどの著名フェスティバルにも出演。また、ソリストとして、ニューヨーク、ワシントン、サンクトペテルブルグ、モスクワ、フランクフルト、ミラノなどでリサイタルを行っている。
レコーディングではRCA Red Sealレーベルより「PRIMO」「パガニーニ:24のカプリース」「チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲」「ロマンティック・ソナタ」の4枚をリリースしており、2014年秋にはアンコール曲を収めた「愛のあいさつ&夢のあとに~神尾真由子ヴァイオリン・アンコール」をリリース。
これまで里屋智佳子、小栗まち絵、工藤千博、原田幸一郎、ドロシー・ディレイ、川崎雅夫、ザハール・ブロンの各氏に師事。
大阪府知事賞、京都府知事賞、第13回出光音楽賞、文化庁長官表彰、ホテルオークラ音楽賞はじめ数々の賞を受賞している。
使用楽器はストラディヴァリ・ソサエティより貸与された1735年製グァルネリ・デル・ジェス“Sennhauser”。
オフィシャルホームページ http://www.aspen.jp/artist/violin/mayuko-kamio/index.shtml

ベルリン・ドイツ交響楽団 Deutsches Symphonie-Orchester Berlin
ベルリン・ドイツ交響楽団

© Frank Eidel

ベルリン・ドイツ交響楽団は、67年以上にわたってドイツを代表するオーケストラとして君臨してきた。歴代の名だたる音楽監督のもとで広範にわたる多彩な作品をとりあげているが、特に近・現代音楽には定評がある。1946年、RIAS(アメリカ軍占領地区放送局)交響楽団として創設され、1956年ベルリン放送交響楽団と改称。1993年に現在の名称となった。
初代音楽監督のフェレンツ・フリッチャイの元で、高水準のレパートリーと理想的な響きが作り上げられ、広く知られるようになった。1964年に若きロリン・マゼールが後継者となり、1982年にリッカルド・シャイー、1989年にウラディーミル・アシュケナージと受け継がれてきた。2000年にはケント・ナガノが音楽監督に就任、2006年に退任後は名誉指揮者となった。
2007~2010年には、インゴ・メッツマッハーが音楽監督を務め、一貫して20~21世紀の音楽を取り上げた革新的なプログラムによって、首都のコンサート・ライフに大胆なアクセントを付け加えた。2012年9月からは北オセチア出身のトゥガン・ソヒエフが音楽監督を務めている。
ベルリンでの演奏会の他、海外にも数多く招かれている。これまでにヨーロッパ、北米、南米、近東、中東、極東の主要なコンサートホールで演奏。CDの録音も多くが高く評価されている。2011年にはケント・ナガノが指揮したカイヤ・サーリアホ『彼方からの愛』の録音でグラミー賞のオペラ部門賞を受賞した。2014年6月には、現音楽監督ソヒエフ指揮による初録音、プロコフィエフ『イワン雷帝』がリリースされた。

主催:東京芸術劇場 (公益財団法人東京都歴史文化財団)、豊島区

助成:文化庁ロゴマーク平成27年度 文化庁 文化芸術による地域活性化・国際発信推進事業

        池袋/としま/東京アーツプロジェクト事業

チラシ

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〔pdf:1.89MB〕

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