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ボンクリ・フェス2017 プレ・イベント

藤倉大×茂木健一郎 対談  脳を”ボンクリ”で解き放て!

「人間みなクリエイター」という視点から、クリエイティヴの種を探る脳科学者 茂木健一郎が、”Born Creative”(ヒトは生まれながらにしてクリエイティヴだ)という作曲家 藤倉大の発想に共振!「創造性とは何か?」という謎に満ちた問いをめぐって語り合います。ボンクリ・フェスが何倍も面白くなる?!脳からウロコの必見トーク。

日程
2017年05月03日 (水・祝)15時30分~17時
会場
ギャラリー2
講師
茂木健一郎、藤倉大
プロフィール
茂木健一郎(脳科学者)
茂木健一郎

ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。東京大学、大阪大学、日本女子大学非常勤講師。
1962年10月20日東京生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現職。専門は脳科学、認知科学。「クオリア」(感覚の持つ質感)をキーワードとして脳と心の関係を研究するとともに、作家、ブロードキャスターとしても活動。2005年、『脳と仮想』で、第四回小林秀雄賞を受賞。2009年、『今、ここからすべての場所へ』で第12回桑原武夫学芸賞を受賞。

藤倉大(「ボンクリ・フェス2017」アーティスティック・ディレクター)
藤倉大

© Seiji Okumiya

1977年大阪生まれ。15歳で渡英し、エドウィン・ロックスバラ、ダリル・ランズウィック、ジョージ・ベンジャミンに師事に師事。ハダースフィールド国際音楽祭作曲家賞、ロイヤル・フィルハーモニック作曲賞、国際ウィーン作曲賞、パウル・ヒンデミット賞、尾高賞、芥川作曲賞、中島健蔵音楽賞、エクソンモービル賞をはじめ、数々の著名な作曲賞を受賞。ザルツブルグ音楽祭、ルツェルン音楽祭、BBCプロムス、バンベルク響、シカゴ響、アンサンブル・アンテルコンタンポラン、シモン・ボリバル響、アルディッティ弦楽四重奏団などから作品を委嘱され、国際的な共同委嘱もますます増えている。ブーレーズ、エトヴェシュ、ノット、ドゥダメル、アルミンク、リープライヒ、井上道義、山田和樹らが藤倉の作品を初演・演奏している。2015年3月にはシャンゼリゼ劇場、ローザンヌ歌劇場、リール歌劇場の共同委嘱によるオペラ「ソラリス」がシャンゼリゼ劇場にて世界初演され、現地メディアからの評価も高い。今後初演される作品として、ニューヨーク・フィルハーモニック、NHK交響楽団、アンサンブル・レゾナンツ共同委嘱による弦楽オーケストラ作品《Infinite String》、名古屋フィルハーモニー交響楽団、セントポール室内管弦楽団共同委嘱によるフルート協奏曲、トッパンホール15周年記念委嘱作品で、チェリストのジャン=ギアン・ケラスのためのチェロ・ソロ作品等が控えている。
録音は、NMC、commmons、KAIROSから作品集が、楽譜はリコルディ社から出版されている。
2017年「ヴェネツィア・ビエンナーレ」音楽部門銀獅子賞を受賞。
http://www.daifujikura.com

主催:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)