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共生社会をめざす芸術活動

東京ホワイトハンドコーラス

東京ホワイトハンドコーラス

歌声のなかに入って、からだで表現してみよう!大舞台に立って、世界と交流してみよう!

東京ホワイトハンドコーラスは、聴覚障害の子どもを中心としたインクルーシブなコーラス・グループです。参加費はどなたも無料です。音から遠いところにいる子どもたちも、さまざまな人々とともに音楽を楽しむことができます。発声に問題がない場合は歌を、難しい場合には一緒に「手歌」(パフォーミング・アーツ)を行っていく、保護者やご兄弟もご参加いただける新しい芸術活動です。
東京芸術劇場とエル・システマジャパンが、駐日ベネズエラ大使館、トット基金、日本ろう者劇団の協力を得て、インクルーシブな音楽体験の楽しさを分かち合いながら継続的に活動をめざす、共生の理念に基づいたコーラス活動です。

理念と活動の方向
聴覚障害や自閉症、発声に困難を抱える子どもの参加を重視した、障害の有無に関わらずすべての子どもが活動できる合唱隊が南米ベネズエラで1995年に誕生しました。このとき、白い手袋をして歌とともに生き生きと表現したことから、広義にホワイトハンドコーラスと呼ばれています。日本でも、徐々に聴覚以外の困難さに向き合う子どもたちや、共同合唱に心を寄せる人たちが誰でも参加できる仕組みを作ることを目標としています。
多様な人々とのかかわりの中で、子どもの成長を見守る

エル・システマの音楽教育はグローバルに展開しており、国際交流の機会も多くあります。2017年10月には、東京芸術劇場におけるエル・システマ・フェスティバルに、ベネズエラからホワイトハンドコーラスの代表メンバーが来日。未就学から高校生までの「東京ホワイトハンドコーラス」のメンバー11人は、エル・システマジャパンの「相馬子どもコーラス」とともに一緒に参加し、共演しました。今後は、さまざまなコラボレーションも促進しつつ可能性を広げ、東京オリンピック& パラリンピックの文化芸術プログラムへの参加も検討しています。それ以降も、さまざまな演奏者、団体と交流し、共感の輪を広げながらインクルーシブな合唱隊としての活動を行っていく予定です。

東京ホワイトハンドコーラス国際交流の様子
ホワイトハンドコーラスと手話コーラスとの違い

障害をもつ子どもが参加できる音楽、芸術活動は様々ありますが、ホワイトハンドコーラスは、本来音から遠いところにいる聴覚障害の方を活動の中心に位置付けたユニークな取組です。参加する聴覚障害をもたないメンバーとの共通言語は手話です。
歌の内容を単純に手話で表現する手話コーラスとは基本的な理念が異なり、手話の表現を使いながらも、聴覚障害者自ら考え、試行錯誤を繰り返しながら音楽を表現する動きを作っていくという、参加型の新しい創作パフォーミングアーツです。

東京ホワイトハンドコーラス練習1

ガラ・コンサートにむけての練習「雪」

指導者紹介
東京ホワイトハンドコーラス指導者写真

写真左から、コロンえりか、レオナルド・メンデス(ベネズエラの特別支援プログラムディレクター)、井崎哲也

コロンえりか Colon Erika
エル・システマジャパンスペシャルアドバイザー/東京ホワイトハンドコーラス指導担当

ベネズエラ生まれ。聖心女子大学・大学院で教育学を学んだ後、英国王立音楽院、声楽科修士課程を優秀賞で卒業。同年ウィグモアホールデビュー。モーツァルト・フェスティバル(ブリュッセル)、宗教音楽祭(フィレンツェ)、日英国交150年記念メサイア(ロンドン)でソリストを務めるなどヨーロッパと日本を中心に国際的に活躍するソプラノ歌手。これまでパリ・オペラ座メンバー、国内の主要オーケストラはじめ、キリ・テ・カナワ、ジョーン・バエズなどと共演。代表曲は父エリック・コロンが平和への願いを込めて作曲した「被爆マリアに捧げる賛歌」でCD出版されている。聖心女子大学在学中は「聴覚障害の子どもと音楽」について研究し、ワークショップを 行なったり、コンサートで共演するなど長年関心をもって取り組んでいる。現在4児の母。

井崎哲也 Tetsuya Isaki
東京ホワイトハンドコーラス指導担当

佐賀県出身。東京教育大学付属ろう学校美術科卒。1974年、東京パントマイム研究所でパントマイムを学び、1980年には「東京ろう演劇サークル」(1981年に「日本ろう者劇団」に改称)の設立に参加する。1982年よりアメリカ合衆国のプロろう者劇団「ナショナルシアター・オブ・ザ・デフ」のメンバーとして1年半参加したのち、日本ろう者劇団に復帰。日本ろう者劇団の代表代行を務めている。NHK教育テレビジョンの手話講座番組『NHKみんなの手話』に講師として出演していたほか、1995年の日本テレビのドラマ『星の金貨』への手話指導も手がけた。2009年の映画『ゆずり葉ー君もまた次のきみへー』には、ろうあ連盟の大川事務局長役で出演している。

メンバー
小~高校生(小・中学生中心)
2018年度の活動予定

■週末教室
月1~2回、東京芸術劇場にて教室を開催します。
すべて日曜日 14:00~16:00。手話で参加できます。
下記の発表会(コンサート)を目標に、さまざまな発表の場があります。
いずれも参加費はかかりません。

■発表会
「エル・システマ・フェスティバル」
会場:東京芸術劇場コンサートホール

2018年冬予定

2017年度の活動

■週末教室
月1~2回、東京芸術劇場にて週末教室を開催しました。

■発表会
エル・システマ・フェスティバル2017
エル・システマ ガラ・コンサート

2017年10月22日(日)14:00 開演

<第1部:東京ホワイトハンドコーラスと共に>

・唱歌の四季より(編曲:三善晃)
1.紅葉 2.雪

・『五つのこどもうた』"Five Nursery Rhymes"より(原詩:まど・みちお/英訳詩:皇后 美智子/作曲:上田真樹)
1.Moonlight「つきのひかり」 2.When I Sing a Song「うたを うたうとき」 3.Little Bird「ことり」

<アンコール>

・アヴェ・ヴェルム・コルプス、アルマ・ジャネーラ

東京ホワイトハンドコーラス練習3

週末教室:ガラ・コンサートへの練習

東京ホワイトハンドコーラス練習2

週末教室:ピアノに触ってみよう

エル・システマ・フェスティバル2017 ガラ・コンサート

相馬子どもコーラスとともに (C)Hikaru.☆

エル・システマ・フェスティバル2017 ガラ・コンサート

全員でアンコール (C)FESJ/2017/Koichiro Kitashita

お問合せ
一般社団法人エル・システマジャパン
03-6280-6624
whc#elsistemajapan.org (#は半角の@に置き換えてください)

主催:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)、一般社団法人エル・システマジャパン

協力:駐日ベネズエラ・ボリバル共和国大使館、トット基金日本ろう者劇団

協賛:ダウ・ケミカル日本株式会社、アサヒグループホールディングス株式会社、キッコーマン株式会社、トヨタ自動車株式会社、株式会社シグマクシス

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